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世界最高峰の山“エベレスト”を舞台に繰り広げられる極寒サバイバル「エベレスト3D」にあるヒットの法則とは?
2015年10月5日
(左から)ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・クラーク、ジェイク・ギレンホール
(c) Universal Pictures
(c) Universal Pictures
世界最高峰の山“エベレスト”を舞台に、極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描き出す超大作「エベレスト3D」が、11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開となる。
ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰、エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山は、同時に地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。標高8848メートルの山頂では風速は時速320㎞を超え、気温は零下26℃まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>だ。
本作は、1996年にエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化され、登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるう<デス・ゾーン>で生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化。ハリウッドの山岳映画史上、最もエキサイティングで最も壮絶なサバイバルを体感させる超大作となっている。
第72回ベネチア国際映画祭ではオープニング作品として上映された本作。これまでのオープニング作品はその多くがアカデミー賞の目玉作品となっていることからも、9月25日(現地時間)全米での公開に向けて世界中から注目が集まっている。
本作の出演者には、ハリウッド屈指の演技派たちが集結。登山ガイド会社の社長であり、ツアー参加者の命を預かる隊長であるロブを「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のジョン・コナー役で注目を集めるジェイソン・クラーク、別のツアーを率いるもうひとりの隊長であり、ロブと度々意見が衝突するスコットを「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホール、下山のタイミングを逸してしまうアメリカ人登山家ベックを「ミルク」でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリン、遭難事故を知って救助に駆け付ける登山ガイドのガイを「アバター」のサム・ワーシントン。
さらに、ロブの帰りを故郷で待つ妊娠中の妻ジャンを「イミテーション・ゲーム」のキーラ・ナイトレイ、ベックの妻ピーチを、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライトが演じている。
よくよく見てみるとキャストの名前やキャストの出演作品に“ジョ”“ジェ”が多くついていることがおわかりだろうか。今年は、日本も含め世界中で大ヒットしている映画「ジュラシック・ワールド」やNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍有名となった岩手県の方言である“じぇじぇじぇ”、今年ファンに惜しまれつつも入隊した世界を股にかける大人気アイドルグループJYJのジェジュン、映画「13日の金曜日」といえばジェイソンなど、ヒット作やスターが目白押しとなっていることからも、本作の大ヒットにも期待がかかっている。
しかし、キャスティング理由としては上記にあげたような“ジョ”“ジェ”が多くついていることが理由ではないというコルマウクル監督は、「嵐に向き合って、恐怖心を克服できる俳優が必要だった」といい、その重要性について「この映画のすべてをやり遂げるのに、簡単な方法なんてない。エベレストで撮影するには、自分たちの足でそこまでたどり着かなきゃならない。ヴァル・セナーレス(イタリアに位置する山)での撮影は、6週間に渡って-30℃の中を一日12~14時間も撮影した。ステージの撮影では、巨大なフリーザーを設置して、俳優たちに本物の雪を吹き付けた。これらは全力をつくしてやったことのほんの一部だ」と説明、過酷な撮影当時をふり返っている。
登山経験のなかったキャストたちは、監督や製作陣たちの本気度を察知し、登山の為のトレーニングや実際に登山をしたといいます。そんな中、ブローリンは登山について、「俺は思ったよ、『二度とやるもんか』ってね」と暴露。しかし続けて「ところが、こういった連中を理解する鍵はまさにそれだって気づいたんだ。彼らはひどい状況に陥って言うのさ、『二度とやるもんか』ってね。でも家に帰って1時間もしないうちに立ち直り、結局は逆戻りして次の山を探すっていうわけさ。一種の中毒だよ」と自らの登山経験が役作りに生かされたと明かしている。
■ストーリー
1996年に起きた実話を基にした本作は、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334メートル)で約1カ月間入念な準備を整えたあと、はるか3500メートル上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000メートル)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる。果たして全員が無事にキャンプまでたどり着けるだろうか?
■公開情報
「エベレスト3D」(原題:Everest)
11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
監督: バルタザール・コルマウクル
出演: ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール、森尚子ほか
配給:東宝東和
(c) Universal Pictures
公式HP://everestmovie.jp/
ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰、エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山は、同時に地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。標高8848メートルの山頂では風速は時速320㎞を超え、気温は零下26℃まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>だ。
本作は、1996年にエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化され、登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるう<デス・ゾーン>で生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化。ハリウッドの山岳映画史上、最もエキサイティングで最も壮絶なサバイバルを体感させる超大作となっている。
第72回ベネチア国際映画祭ではオープニング作品として上映された本作。これまでのオープニング作品はその多くがアカデミー賞の目玉作品となっていることからも、9月25日(現地時間)全米での公開に向けて世界中から注目が集まっている。
本作の出演者には、ハリウッド屈指の演技派たちが集結。登山ガイド会社の社長であり、ツアー参加者の命を預かる隊長であるロブを「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のジョン・コナー役で注目を集めるジェイソン・クラーク、別のツアーを率いるもうひとりの隊長であり、ロブと度々意見が衝突するスコットを「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホール、下山のタイミングを逸してしまうアメリカ人登山家ベックを「ミルク」でアカデミー賞にノミネートされたジョシュ・ブローリン、遭難事故を知って救助に駆け付ける登山ガイドのガイを「アバター」のサム・ワーシントン。
さらに、ロブの帰りを故郷で待つ妊娠中の妻ジャンを「イミテーション・ゲーム」のキーラ・ナイトレイ、ベックの妻ピーチを、TVシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」でゴールデン・グローブ賞に輝いたロビン・ライトが演じている。
よくよく見てみるとキャストの名前やキャストの出演作品に“ジョ”“ジェ”が多くついていることがおわかりだろうか。今年は、日本も含め世界中で大ヒットしている映画「ジュラシック・ワールド」やNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍有名となった岩手県の方言である“じぇじぇじぇ”、今年ファンに惜しまれつつも入隊した世界を股にかける大人気アイドルグループJYJのジェジュン、映画「13日の金曜日」といえばジェイソンなど、ヒット作やスターが目白押しとなっていることからも、本作の大ヒットにも期待がかかっている。
しかし、キャスティング理由としては上記にあげたような“ジョ”“ジェ”が多くついていることが理由ではないというコルマウクル監督は、「嵐に向き合って、恐怖心を克服できる俳優が必要だった」といい、その重要性について「この映画のすべてをやり遂げるのに、簡単な方法なんてない。エベレストで撮影するには、自分たちの足でそこまでたどり着かなきゃならない。ヴァル・セナーレス(イタリアに位置する山)での撮影は、6週間に渡って-30℃の中を一日12~14時間も撮影した。ステージの撮影では、巨大なフリーザーを設置して、俳優たちに本物の雪を吹き付けた。これらは全力をつくしてやったことのほんの一部だ」と説明、過酷な撮影当時をふり返っている。
登山経験のなかったキャストたちは、監督や製作陣たちの本気度を察知し、登山の為のトレーニングや実際に登山をしたといいます。そんな中、ブローリンは登山について、「俺は思ったよ、『二度とやるもんか』ってね」と暴露。しかし続けて「ところが、こういった連中を理解する鍵はまさにそれだって気づいたんだ。彼らはひどい状況に陥って言うのさ、『二度とやるもんか』ってね。でも家に帰って1時間もしないうちに立ち直り、結局は逆戻りして次の山を探すっていうわけさ。一種の中毒だよ」と自らの登山経験が役作りに生かされたと明かしている。
■ストーリー
1996年に起きた実話を基にした本作は、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334メートル)で約1カ月間入念な準備を整えたあと、はるか3500メートル上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000メートル)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる。果たして全員が無事にキャンプまでたどり着けるだろうか?
■公開情報
「エベレスト3D」(原題:Everest)
11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
監督: バルタザール・コルマウクル
出演: ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール、森尚子ほか
配給:東宝東和
(c) Universal Pictures
公式HP://everestmovie.jp/
映画「エベレスト3D」日本版予告解禁! 1996年、エベレスト登頂への挑戦。想像を絶する真実に迫る(2015年8月4日)
映画「エベレスト3D」が、11月6日(金)より公開される。それに先駆け、本作の日本版予告編が解禁となった。
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クリスチャン・ベールとトム・ハーディが同じタイトルの異なる映画で「エベレスト」登頂対決!?(2013年2月22日)
同時期に2つの似ている題材を扱う映画が制作されることがハリウッドではたまにあるが、また新たな2つの映画が競い合うことになりそうだ。
米Perez Hiltonによると、映画「ダークナイト」に主演した...
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