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映画「エベレスト 3D」バルダザール監督と出演者の森尚子が来日! 「EVEREST フレンドシップ会見」イベントレポート
2015年10月26日
バルダザール監督(左)と森尚子(右)
(C) Universal Pictures
(C) Universal Pictures
11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開となる、映画「エベレスト3D」。第28回東京国際映画祭では特別招待作品として上映されることを受け、メガホンを取ったバルダザール監督と本作で唯一の日本人登山参加者、難波康子役の森尚子が来日し、来年3月に公開を予定している「エヴェレスト 神々の山嶺」と共に、2作品合同での「EVEREST フレンドシップ会見」が行われた。
EVEREST フレンドシップ会見
〈第一部〉
「エベレスト 3D」来日記者会見にバルダザール監督と森さんが登壇。
今回東京国際映画祭で上映されることについて―
「本当に光栄に思っています。尚子とも再会できてとても嬉しいです。僕はアイルランド出身ですが、今回の滞在で日本のことをいろいろ勉強したいと思っています。」(バルダザール監督)
「素晴らしい監督とキャストと共演できたこと、今回の上映を通して、みなさんにお会いできることを
とても嬉しく思っています。」(森)
実際にエベレストでの撮影を行った本作。リアルに描くことを目標としていたバルダザール監督は撮影時を振り返り―
「保険会社が保障してくれる限界のところまでいきました。カトマンズで市内の撮影を行い、次にルカラという世界で一番危険な空港と言われている場所で撮影をしました。ここは崖の上にある空港で、ロケ班をしたときに事故が起りました」
「ネパールでの撮影時は、撮影場所にたどり着くために、キャスト、スタッフ共に実際に歩いて登ったといい、
キャストも基本はアシスタントはつけず自分の荷物は自分で運んだといいます」
「-30℃だったというエベレストでの撮影では、「キャストにはここから嫌われましたね。早く家に帰りたいなど文句がでてきました。撮影していくうちに高山病にかかるスタッフもでてきたので、最後のほうはだんだん少なくなってきましたね。その後は、イタリアの山でも6週間撮影していましたがそこも-30℃で、ここでは、毎日雪崩が起きていました」
演技について―
「演技とは反応することだと思っています。今回は人間対自然ということで、本当に命の危険に近い状況にもっていきました」(バルダザール監督)
「監督には演技をするな、できるだけリアルにと本読みやリハーサルのときから言われてました。実際にそのような環境に置かれたわけですが、睫毛や髪の毛が凍ってしまったりしていました。スタッフ、キャスト共に本当に素晴らしかったですし、撮影を通して、家族のように仲良くなりましたね」(森)
森尚子、今後日本での活動について―
「日本で仕事をすることは一種の憧れなので、是非お願いできればと思います」
〈第二部〉
「エヴェレスト 神々の山嶺」製作過程報告会見を実施した後、2作品合同会見が行われた。同じEVERESTを題材にした「エベレスト 3D」(11月6日公開)、「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016年3月12日公開)。両作ともに、実際にエベレストでの撮影を行うなどネパールとの深い縁があった。
ネパールでの撮影で強く印象に残ったエピソードについて―
「ネパールにはいり、ベースキャンプでみた山々の美しさに圧倒されました。そしてこの素晴らしい山々をどう撮るかとても悩み、苦労しました」(バルタザール監督)
「ネパールでの景色に圧倒されました。エベレスト街道を歩いているとき、人生観が変わったような感じがしました。また、ネパールの方々、特にシェルパたちは本当に素晴らしい方が多かったです。ナムチェバザールでは子供たちとサッカーをして遊びましたが、笑顔が本当に可愛らしかったです」(森)
本作を鑑賞したという角川歴彦会長は―
「『エベレスト 3D』は5000以下からドラマが始まりますが、『エヴェレスト 神々の山嶺』は5000以下から事件が起こります。両作とも5500mにあるアイスホールという難所がポイントのひとつなっていますので是非注目してみてください。どちらの作品も観終わった後、エベレストに行きたいという方と絶対行きたくないと思われる方と意見が分かれるかと思いますが是非両作ともご覧ください」
本国で撮影された2作品が公開されることについて、ネパール大使は―
「両作でエベレストの良さを紹介してくだっており、
素晴らしいと感じております。両作を観ることでよりエベレストのことがわかると思います。エベレストには、最高齢の登頂者は三浦雄一郎さん、最高齢の女性登頂者は渡辺玉枝さんなど、日本とネパールにはつながりを感じます。
ぜひ復興のためにもネパールの観光にきていただけますと幸いです」
【動画】映画「エベレスト3D」日本版予告編 極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描く
■「エベレスト 3D」ストーリー
1996年に起きた実話を基にした本作は、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334メートル)で約1カ月間入念な準備を整えたあと、はるか3500メートル上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000メートル)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる。果たして全員が無事にキャンプまでたどり着けるだろうか―。
■公開情報
映画「エベレスト 3D」
11月6日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、
キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール、森尚子 他
配給:東宝東和
(C) Universal Pictures
公式サイト://everestmovie.jp/
EVEREST フレンドシップ会見
〈第一部〉
「エベレスト 3D」来日記者会見にバルダザール監督と森さんが登壇。
今回東京国際映画祭で上映されることについて―
「本当に光栄に思っています。尚子とも再会できてとても嬉しいです。僕はアイルランド出身ですが、今回の滞在で日本のことをいろいろ勉強したいと思っています。」(バルダザール監督)
「素晴らしい監督とキャストと共演できたこと、今回の上映を通して、みなさんにお会いできることを
とても嬉しく思っています。」(森)
実際にエベレストでの撮影を行った本作。リアルに描くことを目標としていたバルダザール監督は撮影時を振り返り―
「保険会社が保障してくれる限界のところまでいきました。カトマンズで市内の撮影を行い、次にルカラという世界で一番危険な空港と言われている場所で撮影をしました。ここは崖の上にある空港で、ロケ班をしたときに事故が起りました」
「ネパールでの撮影時は、撮影場所にたどり着くために、キャスト、スタッフ共に実際に歩いて登ったといい、
キャストも基本はアシスタントはつけず自分の荷物は自分で運んだといいます」
「-30℃だったというエベレストでの撮影では、「キャストにはここから嫌われましたね。早く家に帰りたいなど文句がでてきました。撮影していくうちに高山病にかかるスタッフもでてきたので、最後のほうはだんだん少なくなってきましたね。その後は、イタリアの山でも6週間撮影していましたがそこも-30℃で、ここでは、毎日雪崩が起きていました」
演技について―
「演技とは反応することだと思っています。今回は人間対自然ということで、本当に命の危険に近い状況にもっていきました」(バルダザール監督)
「監督には演技をするな、できるだけリアルにと本読みやリハーサルのときから言われてました。実際にそのような環境に置かれたわけですが、睫毛や髪の毛が凍ってしまったりしていました。スタッフ、キャスト共に本当に素晴らしかったですし、撮影を通して、家族のように仲良くなりましたね」(森)
森尚子、今後日本での活動について―
「日本で仕事をすることは一種の憧れなので、是非お願いできればと思います」
「EVEREST フレンドシップ会見」の様子
(C) Universal Pictures
(C) Universal Pictures
〈第二部〉
「エヴェレスト 神々の山嶺」製作過程報告会見を実施した後、2作品合同会見が行われた。同じEVERESTを題材にした「エベレスト 3D」(11月6日公開)、「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016年3月12日公開)。両作ともに、実際にエベレストでの撮影を行うなどネパールとの深い縁があった。
ネパールでの撮影で強く印象に残ったエピソードについて―
「ネパールにはいり、ベースキャンプでみた山々の美しさに圧倒されました。そしてこの素晴らしい山々をどう撮るかとても悩み、苦労しました」(バルタザール監督)
「ネパールでの景色に圧倒されました。エベレスト街道を歩いているとき、人生観が変わったような感じがしました。また、ネパールの方々、特にシェルパたちは本当に素晴らしい方が多かったです。ナムチェバザールでは子供たちとサッカーをして遊びましたが、笑顔が本当に可愛らしかったです」(森)
本作を鑑賞したという角川歴彦会長は―
「『エベレスト 3D』は5000以下からドラマが始まりますが、『エヴェレスト 神々の山嶺』は5000以下から事件が起こります。両作とも5500mにあるアイスホールという難所がポイントのひとつなっていますので是非注目してみてください。どちらの作品も観終わった後、エベレストに行きたいという方と絶対行きたくないと思われる方と意見が分かれるかと思いますが是非両作ともご覧ください」
本国で撮影された2作品が公開されることについて、ネパール大使は―
「両作でエベレストの良さを紹介してくだっており、
素晴らしいと感じております。両作を観ることでよりエベレストのことがわかると思います。エベレストには、最高齢の登頂者は三浦雄一郎さん、最高齢の女性登頂者は渡辺玉枝さんなど、日本とネパールにはつながりを感じます。
ぜひ復興のためにもネパールの観光にきていただけますと幸いです」
【動画】映画「エベレスト3D」日本版予告編 極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描く
■「エベレスト 3D」ストーリー
1996年に起きた実話を基にした本作は、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334メートル)で約1カ月間入念な準備を整えたあと、はるか3500メートル上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000メートル)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる。果たして全員が無事にキャンプまでたどり着けるだろうか―。
■公開情報
映画「エベレスト 3D」
11月6日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、
キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール、森尚子 他
配給:東宝東和
(C) Universal Pictures
公式サイト://everestmovie.jp/
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