★★マイケル・ジャクソンの深イイ話！★★

マイケル・ジャクソンが1979年に発表したアルバム「オフ・ザ・ウォール」が、超貴重なライヴ・パフォーマンス/TV出演映像や秘蔵インタビュー映像を惜しみなく収録した豪華2枚組デラックス・エディションとして3月9日にリリース!

同作のDISC2に収録されている最新ドキュメンタリー映画「マイケル・ジャクソン:fromモータウンtoオフ・ザ・ウォール」は、マイケル・ジャクソン10歳から23歳までの激動期を、膨大なアーカイヴ資料(映像・音声・写真)と総勢60人に及ぶ貴重なインタビューによる証言で検証する、“キング・オブ・ポップ:エピソード0”ともいうべき作品。

TVグルーヴでは、若くしてケタ外れなスケールの夢と野心、そして確固たる覚悟とビジョンを持っていたマイケルの数々の“名言”に着目し、彼の有言実行ぶりや、後世に残したレガシーを浮き彫りにしていきたい。

―「ある日TVが壊れて、家でやることが何もなくなった。その日から、毎朝兄弟たちと歌うのが日課になったんだ。本当の話だよ」


【動画】兄弟たちと結成したジャクソンズ(旧ジャクソン5)のヒット曲「今夜はブギー・ナイト」



―「成功の秘訣は、よく聞く事。見て、聞いて、学ぶ。それと、一緒に働きたいと思ってもらえるような人柄も大切だね」　


2009年の急逝後に公開された「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT」では、仕事仲間の誰にでも分け隔てなく敬意と愛情を持って接し、
完璧なショウの制作を追及したマイケルの舞台裏の姿が描かれた。

【動画】「THIS IS IT」



―「誰もやったことのない、全く新しいプロモーションをやりたい。そうすれば僕の音楽が“翻訳され”、世界中の人に聴いてもらえる」　


プロモーション・ビデオではなく、概念の全く新しいショート・フィルム。マイケル不朽の名作「スリラー」は、まさに曲の世界観が翻訳され、世界中の老若男女にリーチした。

【動画】「スリラー」MV



―「ごめんなさい。じっとしていながらだと歌えない。どうしても体が
踊りだしてしまうんだ」
―「踊るのは楽しい、自由になれるから」

ステージでダンスを踊る際、遠くの席からでも手や足の動きが分かる様、マイケルは白い手袋に、丈の短いパンツで白い靴下といういでたちを選んだ。

【動画】ジャクソンズ<トライアンフ>ツアーより「今夜はドント・ストップ」



―「“MJ”が僕の新しい名前だ。もはやジャクソン5の少年マイケル・ジャクソンじゃない。完全に新しいキャラクターとルックスで、別人になるべきなんだ」

プライベートでも、知人を変装で驚かせたりするのが大好きだったマイケルは、MVで積極的に特殊メイクも採用。まさに別人のルックスで新しいキャラクターをしばしば演じた。

【動画】特殊メイクといえば、「スリラー」


【動画】もうひとつ特殊メイク「ゴースト」



―「世界を驚かせる超一流の俳優・歌手・ダンサーになって、エンターテインメントのすべてを極めたい。___ 僕は“魔法”になりたいんだ」


人類史上に残るエンターティナーになったマイケルは、死後も新曲のパフォーマンスでアワードに生出演し、世界に“魔法”をかけた。

【動画】ホログラムによる、BMA2014の「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」



―「どんな偉大な先人たちをも超えてみせる。それには特別な訓練システムが必要だ。答えを出すまで僕は探究を続ける」　


数多の偉大な先人たちからのインスピレーションをもとにマイケル独自の世界観をつくりあげ、いまやクラシックとなったスムーズ・クリミナル　

【動画】「スムーズ・クリミナル」MV



―「音楽に色があるべきだなんて、僕は思わない。僕の音楽には白も黒もない。ただ純粋に“音楽”なんだ」


このことばから11年後、そのメッセージそのままの大ヒット曲「ブラック・オア・ホワイト」が誕生。　

【動画】「ブラック・オア・ホワイト」MV



―「僕は“完璧”の存在を信じる。満足するまで、絶対にやめちゃダメだ」
　
2009年の急逝後に公開された「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT」では、仕事仲間の誰にでも分け隔てなく敬意と愛情を持って接し、完璧なショウの制作を追及したマイケルの舞台裏の姿が描かれた。　　

【動画】「THIS IS IT」



―「心の奥底の見えないところで自分の運命を感じてる。その道を外れずに進んでいく」

マイケルはまた、人種差別や飢餓、環境破壊など世界中の不協和音に敏感で、未来の子供たちのために少しでも世界をよりよくしたい、というヒューマニストとしての道も、外れずに進んでいた。

【動画】世界をより良く変えたいなら、まず鏡の中の男(自分自身)から変わろうと歌う「マン・イン・ザ・ミラー」


【動画】子供たちのため、子供たちの更に子供たちのため、世界をより良い場所しよう、世界を癒そうと歌う「ヒール・ザ・ワールド」



マイケルに影響をうけてきた様々なアーティストもマイケルに関する名言を残している。

◎ファレル・ウィリアムス
―「マイケルは“ブラック・ミュージック”を“ヒューマン・ミュージック”に昇華してくれた」
―「マイケルのおかげで、僕たちには居場所がある」
―「オフ・ザ・ウォールや、その後に続くマイケルの作品はぜんぶ、僕の音楽の源だ」

【動画】「Get Lucky」(0:48あたりから ※1)


※1⇒きらきらしたミラーボール感、生音によるグルーヴ、ファルセットのサビ。この曲はもはや、まんま「今夜はドント・ストップ」!




◎マーク・ロンソン
―「長年DJをやっているが、オフ・ザ・ウォールほどプレイしているレコードは他にない」
―「ぶっ飛んでる。自分にとってはもはやこれ以上ないと思えるほどの、ホーン・ラインだ!　※『オフ・ザ・ウォール』に収録されたファンキーな『ワーキン・デイ・アンド・ナイト』のホーン・セクションを聴いて」

実際に、これにそっくりなホーン・ラインを「アップタウン・ファンク」で使用。

【動画】「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」(2:20～2:38)


【音源】「Workin’ Day And Night」(2:40あたりから)


そのほか、オフ・ザ・ウォール遺伝子な曲

―「アーティストは皆、MJの様である事を目指すべきだ」と語るブルーノ・マーズの「トレジャー」

【動画】「トレジャー」MV

PVの世界観、ブギーなマナーも、もろオフ・ザ・ウォール!

ちなみに、マイケルを敬愛し、フェイヴァリット・アルバムを「オフ・ザ・ウォール」とする星野源の最新ヒット「SUN」も完全にディスコ/ブギーマナーですね。今聞くと、「トレジャー」にも似ているような…。

【動画】星野源「SUN」MV


【動画】Tuxedo 「Do It」MV


【動画】ジャスティン・ティンバーレイク「Take Back the Night」


◎ザ・ウィークエンド
―「マイケルの声はいつだって最高の僕のヴォーカルのインスピレーションだ。『オフ・ザ・ウォール』を聞いて僕もファルセットで歌いたいと思った」

【動画】ザ・ウィークエンド「キャント・フィール・マイ・フェイス」

0:43、1:36、2:40くらいで、「今夜はドント・ストップ」ばりのWHOOOという部分が!


■商品情報

「オフ・ザ・ウォール : デラックス・エディション」
2016年3月9日(水)発売

○CD+ブルーレイ

価格 : 4,800円+税
品番 : SICP30924-5

○CD+DVD

価格 : 4,200円+税
品番 : SICP30926-7

【日本盤のみの追加仕様】
○高品質Blu-spec CD2仕様(DISC1)
○日本語字幕付き(DISC2)
○72P日本語ブックレット
◇英文ライナーノーツ訳
◇特別寄稿
・「マイケル・ジャクソンの旅 : fromモータウン to オフ・ザ・ウォール」(西寺郷太)
・2016年の今、R&B史において “SPECIAL”な「オフ・ザ・ウォール」を聴くべき理由とは?(荘治虫 × 林剛 対談)
・「オフ・ザ・ウォール」収録曲解説(高橋芳朗)


■ハイレゾで感じる、マイケル・ジャクソン「オフ・ザ・ウォール」開催概要

開催期間: 2016年3月7日(月)～3月27日(日)　※3月15日(火)を除く
開催時間: 11:00～19:00　※入場無料
開催場所: 東京・銀座 ソニービル(東京都中央区銀座5-3-1)
8F 「コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)」
4F 「ソニーショールーム」
1F 「エントランスホール」
詳細: //www.sonybuilding.jp/eventspace/opus/mj16/
※イベント期間や内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。


■バイオグラフィー

マイケル・ジャクソンは時代を超えて最も愛されているエンターテイナーであり、最も影響力の強いアーティストのひとり。彼は同時に、徹底した博愛主義者であり、敏腕なビジネス・プロフェッショナルであったことでも知られる。今日までに世界中で販売されたマイケルのレコードは10億枚、ナンバー・ワン・シングルは13枚であり、ロックの殿堂入りを2回果たした数少ないアーティストのひとりでもある。ギネスブックには最も成功したエンタテイナーとして記録されており、“Thriller” は人類史上もっとも売れたアルバムとして認定を受けている。マイケルは一度に8部門でのグラミーを勝ち取った記録も持っており、それを含め合計17のグラミーを受賞している。
今世紀最優秀アーティスト賞を含め、26のアメリカン・ミュージック・アワード受賞。 “Billie Jean”、“Beat It”、そして今やクラシックとなった “Thriller” (2009年、ミュージック・ビデオとしては唯一、アメリカ国立フィルム登録簿に登録)などのショート・フィルムを発表し、ミュージック・ビデオというアートのジャンルを切り拓いた。“Black or White”、“They Don’t Care About Us”、“Bad”、“Smooth Criminal” その他のショート・フィルムでマイケルが示したレベルの高さは、今日のビデオ界においても未だ追い抜かれることはなく存在しており、マイケルのサウンド、スタイル、そしてダンスは今日もあらゆるパフォーマーのインスピレーションの源であり、世界中で新しい世代のファンが次々とマイケルのアートの虜になっている。


■リンク

・日本公式サイト : www.sonymusic.co.jp/artist/MichaelJackson
・海外公式サイト : www.michaeljackson.com/us