映画「スノーホワイト／氷の王国」で魅力的な悪役を演じるシャーリーズ・セロンが明かす“秘訣”とは？

「マレフィセント」「アリス・イン・ワンダーランド」製作スタッフが贈るアクション・アドベンチャー超大作「スノーホワイト / 氷の王国」が5月27日(金)より公開される。

本作は、世界中の誰もが知るグリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加え映画化し、全世界で大ヒットを記録したアクション超大作の続編。この最新作では、オスカー女優シャーリーズ・セロン、クリス・ヘムズワースといったシリーズオリジナルのキャストに加え、新たにエミリー・ブラント、ジェシカ・チャステインといった世界的人気女優が参戦するなど、これ以上ない豪華なキャスティングが実現している。



反逆の女戦士フュリオサを演じた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」では、カッコいいスキンヘッドで挑み、多くのファンの心を掴んだシャーリーズ・セロン。本作では、無敵の悪役となる“邪悪な女王”ラヴェンナを演じており、その美しさが女王の邪悪さにより拍車をかけている。



過去、本格的に映画デビュー作で、大胆なヌードとラブシーンを披露した「2 days トゥー・デイズ」(96)、体重を10キロ増やして悪役に挑戦し、見事アカデミー主演女優賞を取る実力派女優となった「モンスター」(03)など、印象に残る悪役を演じてきた。今作で演じるラヴェンナも前作で一番の人気キャラクターだったため復活したそうだ。

魅力的な悪役を演じる上で、「悪役に入り込む最も簡単な方法は、きっと彼らの全ての始まりから入ることかもしれないわね。悪い行いをしたことのある人のそれまでの人生を辿っていくと、なんとなくその人に対する理解が生まれてくると思うの」とただ“悪”を演じるだけでなく、心情に入り込み、理解することが大切だと明かすシャーリーズ。

そして、「よくあることは、悪い行為を行った人を見る時、その悪い行いしか見ないようにしてしまっていると思うの。そうした人を自分達と同じような存在として認めることは恐ろしくてできないわよね。彼らはモンスターだと思い込みたくなるのよ。自分達とは違う存在なんだ、と。だけど彼らのことを知りたい、理解したいと思う時、彼らに一体何が起こったのかを考えるようにしているわ」と語り、演じるキャラクターがどんなに悪であっても、理解する努力を怠らず、そのキャラクターの本質を知ることを心掛けているそうだ。

今作で演じるラヴェンナについても、「ラヴェンナはとても悪い行いをするけど、やっぱり人間なの。彼女は確かに悪いけど、芯が強いという良い点もあるわ。決して諦めることがなく、決して死なない、という強さを持っている。肉体的な強さだけじゃなくてね」と、ハンターのエリックにとっても最強の敵となる彼女への理解を語っている。

先日「ワイルド・スピード」シリーズ最新作の“強力な女悪役”として出演することが発表され、ますます注目を集めるシャーリーズ・セロン。美しく、邪悪な女王を演じる彼女の最新作「スノーホワイト / 氷の王国」は5月27日(金)より全国ロードショー。


■ストーリー

この世で一番美しく、邪悪な姉妹が目覚める。

魔法の鏡に向かって、女王が訪ねる。「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰―?」かつて、その美貌と邪悪な力で世界を闇に包んだラヴェンナ女王は、白雪姫<スノーホワイト>とハンターのエリックの手によって滅ぼされ、世界に平和が訪れたはずだった。

…だが人々は知らなかった。ラヴェンナ女王には、さらに強力な魔力を持つ“氷の女王”フレイヤという妹がいた事を…。


■公開情報

「スノーホワイト / 氷の王国」
2016年5月27日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

監督 : セドリック・ニコラス=トロイヤン
脚本 : エヴァン・スピリオトポウロス、クレイグ・メイジン
製作 : ジョー・ロス
製作総指揮 : サラ・ブラッドショウ、パラク・パテル
出演 : クリス・ヘムズワース、シャーリーズ・セロン、エミリー・ブラント、ジェシカ・チャステイン、ニック・フロスト
配給 : 東宝東和
原題 : The Huntsman: Winter’s War
公式サイト : snow-movie.jp

© Universal Pictures