公開目前！ 映画「アリス・イン・ワンダーランド／時間の旅」キャストが語る「自立した強いアリス像」とは？

いよいよ7月1日から、「アリス・イン・ワンダーランド / 時間の旅」が日本公開となる。

圧倒的な世界観と映像美で大ヒットを記録した「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)から早6年。最新作となる本作では、アリスが友人マッドハッターを救うべく、なんと過去をさかのぼる“時間の旅”へと出発。


人気キャラクターやキャストのほとんどが続投し、摩訶不思議な“ワンダーランド”で新たな冒険を繰り広げる話題作だ。

本作のアリスは、「不可能」という言葉を嫌い、困難にあっても果敢に立ち向かう勇敢なヒロインに成長。映画の冒頭では、亡き父の後を継いで船長として大海原を航海するタフな姿が。


これに対し「私はこれまでずっと、女子には船員を統率することができないという考え方の偽りを暴こうとしてきたわ」と語るのは、本作の主題歌「ジャスト・ライク・ファイア」を歌うグラミー賞シンガーのP!NK。

「この映画には、私たちの世界にだって実は強い女性の居場所があるんだっていうことが描かれているのよ。私には4歳半になる娘がいるから、それは私にとってものすごく大切なメッセージなの」と、アリスの描き方に共感を寄せている。

前作に続き最新作でも「白の女王」を演じるアン・ハサウェイも、本作のアリス像に共感するひとり。「夢を追い続け、不可能を可能にしているのよ。恐れることを知らないアリスは、いわゆる“現代女性”だと言えるわ」


そんなアリスを演じるミア・ワシコウスカも、見る者を勇気づける新たなアリス像に興奮している様子だ。「たくさんパワーを与えられ、自分に自信を持った若い女性が登場するということだけで、本当に素晴らしいわ。そして、そういうことを若い人々が見ることになるのは、本当にすごいわ」


また、本作は一見するとファンタジー超大作だが、実は現実世界でアリスが直面するのは、恋愛や仕事、家庭のトラブルなど、誰もが共感できる身近な悩み。

それでも自分の信じた道を進もうとするアリスの姿が、多くの観客に勇気を与えている。ただしアリスも多感な女性なので、当然心に迷いが生じることも…。

そんなとき、アリスは運命に導かれるように“ワンダーランド”へと誘われる。ワンダーランドへ降り立ったアリスは、「白の女王」やチェシャ猫、白うさぎや双子のトゥイードルディーとトゥイードルダムなどの仲間たちと再会。

そこで、過去にとらわれおかしくなってしまったマッドハッター(ジョニー・デップ)を助けるように頼まれる。相変わらず個性的でユニークな仲間たちの会話は必見。


家族にまつわる悲しい過去に心を奪われ、絶体絶命のピンチを迎えてしまったマッドハッター。彼を救うには、時間をさかのぼって過去を変えるしかない!アリスは時間の番人<タイム>から、時を操れる不思議なアイテム<クロノスフィア>を盗み出し、ひとり禁断の“時間の旅”へ…。

そこには前作のように不安で自信のないアリスはおらず、友人のために果敢に冒険に出かける、勇敢なヒロインの姿が。

アリスは時間をさかのぼるなかで、仲間たちの若い頃や、幼年期といった過去にまでさかのぼり、そこで住人たちの思わぬ秘密を目撃する。

「赤の女王」(ヘレナ・ボナム=カーター)はなぜ暴君になったのか?マッドハッターの家族はどうなったのか?ワンダーランドの“はじまり”にもつながる衝撃の真実は、ぜひ劇場で確かめてほしい。

今夏は、信念を曲げず進み続けるヒロイン・アリスの“時間の旅”が、あなたに勇気を与えてくれるはず。


■公開情報

「アリス・イン・ワンダーランド / 時間の旅」
2016年7月1日(金)全国ロードショー

製作 : ティム・バートン
監督 : ジェームズ・ボビン
出演 : ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーター
配給 : ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト : disney.co.jp/movie/alice-time

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