ナタリー・ポートマン主演映画「ジェーン」の監督に大抜てき！ 今後のハリウッドを担うこと間違いなしのギャヴィン・オコナーってどんな人？

10月22日(土)よりポニーキャニオン配給にて公開となる映画「ジェーン」。

【動画】「ジェーン」予告編


オスカー受賞作「ブラック・スワン」から5年。母となったナタリー・ポートマンが製作・主演を務め、運命に翻弄されながらも家族のために生きる女性・ジェーンの姿を描き出す。彼女を追い詰める敵役には、本人と分からぬほどの怪演で批評家を唸らせたユアン・マクレガー。絶体絶命のジェーンに救いの手を差し伸べるかつての恋人役には「ブラック・スキャンダル」のジョエル・エドガートン。

ハリウッドにおける優秀脚本“ブラックリスト”に選出された名脚本、豪華キャストで紡ぎだす、それぞれの交錯した運命。雄大なる大地を舞台に今、一人の女性の人生を描くロマン・スペクタクルの幕が開く。

本作で監督を務めるのは、「Tumbleweeds」(99)でサンダンス映画祭にて監督賞に輝き、アイスホッケーアメリカ合衆国代表の活躍を描いた「ミラクル」(04)や警察の汚職に立ち向かう刑事の葛藤と戦いを描いた「プライド&グローリー」(08)といった作品で着実に力をつけているギャヴィン・オコナー監督。



昨年公開されたトム・ハーディ主演の格闘映画「ウォーリアー」(15)は、当初日本での公開予定はなかったものの、本国での盛り上がりと日本公開を待ち望む声に押され、急遽限定公開が決定。あまりの人気に同年には日本での正式公開が決定するという、異例の傑作を生み出した。

その手腕が評価されてか、ナタリー・ポートマンが製作・主演を務める「ジェーン」の監督に大抜擢され、さらに来年1月21日(土)公開のベン・アフレック主演アクション・サスペンス大作「ザ・コンサルタント」の監督に起用されるなど、これからハリウッド映画界を担っていく要注目の監督だ。

硬派で情熱的な作品を手掛けるイメージが強いギャヴィンは「俳優たちとの仕事を心から楽しんだよ。キャラクターづくりや生い立ちの設定には時間をかけた。かなりのものになったんだ」とその思いを語ると、ジェーンの夫のビルを演じたノア・エメリッヒは「ギャヴィンは人と人の関係、日常でどう関わりあっていくべきかをいつも考えているような人間なんだ」とギャヴィンの人柄を絶賛。

また、悪役のビショップを演じたユアン・マクレガーも「ギャヴィンは撮影の数日前には時間を作って僕たちと顔を合わせ、意見を聞いてくれた。そうそうあることじゃない実に光栄なことだ」と丁寧にキャストとともに作品を創りあげるギャヴィンの姿に敬意を払っている。

胸が熱くなる作品を生み出すだけでなく、厚い人脈を作ることにも長けているギャヴィン・オコナー監督。今月公開に迫った「ジェーン」はもちろんのこと、来年公開の「ザ・コンサルタント」など今後の彼の活躍にも期待が高まる。

■作品情報

タイトル:「ジェーン」

あらすじ:この銃で、愛を守る。
アメリカ西部で夫と娘とともに穏やかに暮らしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)。しかしある日、夫が撃たれ、逃げ帰って来たことでその平穏は奪われてしまう。相手は悪名高きビショップ一家。地の果てまで追い続け、全てを奪い去るビショップ(ユアン・マクレガー)の恐ろしさを知るジェーンは、瀕死の夫と愛する娘を守るため、わらにもすがる思いから南北戦争の英雄でかつての恋人・ダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求める。迫る敵を前に、徐々に明らかになるそれぞれの過去、そして人生の真実。
運命に抗い、戦うことを決意したジェーン。彼女は今、愛のために銃を取る。

出演:ナタリー・ポートマン、ユアン・マクレガー、ジョエル・エドガートン、ノア・エメリッヒ、ロドリゴ・サントロほか

監督:ギャヴィン・オコナー

脚本:ブライアン・ダッフィールド、アンソニー・タンバキス、ジョエル・エドガートン

製作:ナタリー・ポートマンほか

音楽:マルチェロ・デ・フランシス、リサ・ジェラルド

撮影:マンディー・ウォーカー

配給: ポニーキャニオン