「2CELLOS」、初のラテン・カバーで記録更新中！ 世界中で大ヒット「デスパシート」のカバー、デジタル配信スタート

2本のチェロによる超絶演奏で世界を魅了するクロアチア出身チェロ・デュオ=2CELLOS(読み:トゥー・チェロズ)。全世界で空前の大ヒットとなっている「デスパシート」をカバーしたデジタル・シングル配信が本日よりスタートした。

7月20日より2CELLOS「デスパシート」　デジタル配信スタート
https://itunes.apple.com/jp/album/despacito-single/id1261427712?app=itunes&ls=1

オリジナルはラテン界のスター、ルイス・フォンシとダディー・ヤンキーが歌う大ヒット曲「デスパシート」。今年1月に発表され、わずか半年で世界各国の音楽チャート記録更新中の2017年度最大の注目曲だ。

「この曲は演奏していてノリがよくてサイコーなんだ、この時期にぴったりだしね。皆さんも楽しい夏を!」とコメントしている。

2CELLOSは、今年1月から最新アルバム「スコア」収録曲のミュージック・ビデオを毎月1曲ずつ公開している。撮影ロケ地にはアルバムのテーマである「映画音楽」にふさわしい世界遺産や国立公園が選ばれ、短編映画クオリティの完成度の高い映像でファンを驚かせてきた。今回彼らがアップしたこの曲はアルバムには収録されておらず、ファンへの夏のプレゼントとして用意された番外編となる。

タイトルの原題「Despacito」はスペイン語で“ゆっくりと”を意味するが　それとは逆にこの曲は猛スピードで制作されている。彼らの母国クロアチアの首都ザグレブでルカとステファンがスタジオ作業中、ごく自然にこの曲のアレンジが思い浮かんで演奏してみたら見事にハマった為急遽レコーディングしたのだという。

その勢いで7月6日にスタジオ近くのバーと街の中でミュージック・ビデオを撮影。それかわずか2日後の7月8日、2CELLOS最新映像として全世界で公開されると、再生回数は3日間で300万回を突破。彼らがデビューのきっかけをつかんだマイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」公開時の動画再生回数は公開3日で3万回～3週間で300万回だった事から、デビューして6年目に自分たちの記録を更新したことになる。

デビュー時には、2本のチェロによる攻撃的な超絶演奏がトレード・マークだったルカとステファンは、世界中のステージに立ちながらレパートリーを増やして表現力を磨いてきた。そのスケール・アップしたエンタテイメント性の高いパフォーマンスは、5月に7都市9公演でおこなわれた日本ツアーでも明らかだった。

今回2CELLOS初のラテン・カバーとなるこの曲で余裕たっぷりに笑みをたたえながら、レゲトンのオリジナル曲を見事にカバーしている。さっそくこの映像に目をつけた俳優のアシュトン・カッチャーが2人のインスト・バージョン・カバーを大絶賛しており、現在ハリウッド・セレブの間でも話題になっている。撮影ディレクターは　「スムーズ・クリミナル」や「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」、「サンダーストラック」「トゥルーパー」他2CELLOSの人気曲映像を手がけているクロアチアのクリスチャン・ブーロビッチ。

オリジナルの「デスパシート」(原題:Despacito)はプエルトリコのベテラン・シンガー:ルイス・フォンシとレゲトンのスター:ダディー・ヤンキーが歌っている。今年1月12日、この曲のミュージックビデオが公開されると瞬く間にラテン界で人気となり、メッシやアウベスをはじめ有名サッカー選手や俳優、セレブ達がソーシャルメディアにアップしたことで急速に世界中へと広まっていった。

4月17日にはジャズティン・ビーバーがスペイン語で歌って参加したリミックスを発表し、全米シングル・チャートで1位を記録。スペイン語楽曲が同チャートの1位にランクインしたのは1996年「恋のマカレナ」以来という快挙を成し遂げた。現在オリジナル曲のミュージック・ビデオの再生回数は26億回を突破(7月20日現在)、まだまだ数字の勢いは止まらない。また、オリジナルの「デスパシート」とジャスティン・ビーバーをフィーチャーしたリミックス版のストリーミング合計が46億回を突破し、史上最もストリーミングされた楽曲となった。

【デジタル配信リンク】

2CELLOS「デスパシート」　デジタル配信
https://itunes.apple.com/jp/album/despacito-single/id1261427712?app=itunes&ls=1

【動画】2CELLOS「デスパシート」


【商品情報】

2CELLOS 「スコア」デジタル配信リンク
https://itunes.apple.com/jp/album/id1189028313?app=itunes&ls=1

2CELLOS 「スコア」

2月22日(水)日本先行発売　SICP31122 2500+税　高品質Blu-spec CD2仕様



<収録曲>

1.　「ゲーム・オブ・スローンズ」メドレー　　作曲:ラミン・ジャワディ
2.　メイ・イット・ビー　(「ロード・オブ・ザ・リング」)　　作曲:エンヤ、ローム・ライアン、ニッキー・ライアン
3.　フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス(「ブレイブハート」)　作曲:ジェームズ・ホーナー
4.　ある愛の詩　　作曲:フランシス・レイ
5.　ニュー・シネマ・パラダイス　 作曲:エンニオ・モリコーネ
6.　ムーン・リヴァー(「ティファニーで朝食を」)作曲:ヘンリー・マンシーニ
7.　ゴッドファーザーのテーマ　 作曲:ニーノ・ロータ
8.　マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン　作曲:ジェームズ・ホーナー
9.　レインマンのテーマ　 作曲:ハンス・ジマー
10.カヴァティーナ(「ディア・ハンター」)作曲:スタンリー・マイヤーズ
11.マレーナ　 作曲:エンニオ・モリコーネ
12.「シンドラーのリスト」メイン・テーマ　作曲:ジョン・ウィリアムズ
13.「炎のランナー」よりタイトルズ 作曲:ヴァンゲリス
14.ナウ・ウィ・アー・フリー(「グラディエーター」)作曲:ハンス・ジマー、リサ・ジェラード
15 「M21-許し forgiveness」坂本龍一 feat. 2CELLOS(映画「怒り」より)作曲:坂本龍一 ※日本盤ボーナス・トラック

演奏:ロビン・スミス指揮ロンドン交響楽団

【バイオグラフィー】

“2本のチェロでロックする”2CELLOS(読み:トゥー・チェロズ)は、クロアチア出身のルカ・スーリッチ(1987/8/25-)とステファン・ハウザー(1986/6/15-)からなるチェロ・デュオ・ユニット。クラシック界で将来を有望視されていた2人が留学先のロンドンで再会し2011年1月20日マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」を、2本のチェロのみで演奏した自主制作映像をYouTubeにアップ。若き無名のチェリスト2人による超絶・情熱のパフォーマンス映像は、たちまち世界中で話題となり、マネージメントやレーベルからのオファーが殺到する中、ソニー・マスターワークスと契約。

同年6月「2CELLOS」でCDデビュー。全米クラシカル・クロスオーヴァー・チャートとアマゾンUSクラシカル・チャートで1位となり、無名の新人としては驚異的なチャートアクションを記録。全米大ヒットTV番組「glee/グリー(シーズン3.～エピソード10:マイケル・ジャクソン・トリビュート ～2012/1/31OA)」にインスト奏者として初めてゲスト出演を果たした。超絶チェロ×渾身のパフォーマンスは更なる進化を遂げ、世界各地でソールド・アウト・ツアーを敢行。2016年7月には20周年を迎えたFUJI ROCK FESTIVAL2016に初出演。また、9月全国公開された坂本龍一書き下ろしによる映画「怒り」の主題曲を演奏し、話題となった。2017年5月10-23日まで2年ぶりの来日公演を7都市9公演で開催した。