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アンセル・エルゴート、主演作「ベイビー・ドライバー」携え来日! 初日舞台挨拶で共演者J・フォックスとの温かいエピソード披露
2017年8月21日
アンセル・エルゴート
サウス・バイ・サウス・ウェスト映画祭で大絶賛の観客賞を受賞、さらに映画評価サイトのロッテン・トマトでも高評価の97%フレッシュを獲得し、全米でも1億ドル突破の大ヒットを記録している「ベイビー・ドライバー」が8月19日(土)より全国公開となった。
そしてこの度、本作で主人公”ベイビー”を演じたアンセル・エルゴートが来日し、初日舞台挨拶に登壇した。アンセルの来日は、2015年のEDMイベント「ULTRA JAPAN」に”DJ アンソロ”名義で参加して以来約2年ぶり。俳優として映画のプロモーションのために来日するのは今回が初めてとなる。
日本公開初日に駆け付けた満席の会場を前に「作品を楽しんでくれたようで嬉しいです!もう一度観てくれますか?」とアンセル・エルゴートの一言で舞台挨拶がスタートした。
Q. アメリカでは既に興行成績は1億ドル超えの大ヒットを記録、また世界でもドイツ、メキシコ、フランス、ベルギーなど既に公開された47カ国以上で大ヒットとなっています。しかもどの国でも観た後の口コミが大変良く、公開後、息の長い興行となっていますね。この状況をどんな風に受け止めていますか?
アンセル: こういう作品に関われた事を本当に嬉しく思っているんです。元々、撮影現場でも、出来上がった作品を初めて観た時も本当に特別な映画だと思いましたし、それはやっぱりエドガー・ライトという監督が天才であり、素晴らしいヴィジョンを持っているからなんだと思うんです。
そして、「ベイビー・ドライバー」のような作品が大ヒットしていてすごく嬉しいなと思う事は、ハリウッドでは超大作のシリーズや原作ものを作ることが多いんですよね。しかし、この作品はエドガーが思い描いたオリジナルの脚本、オリジナルの映画になっています。この作品の成功を受けて、ハリウッドやスタジオがもっとオリジナルの作品を作るようになってくれればいいと思います。そして、皆さんがこうして劇場に駆け付けてくれる事、席をいっぱいにしてくれる事が、オリジナルの作品を観れるきっかけとなるので本当に感謝しています。
Q. 今回演じたベイビーですが、寡黙なキャラクターでその分、表情やちょっとしたしぐさて感情を表したり、なにより音楽に合わせて振り付けのような動きをしたり、特殊な動きが役だったと思いますが、演じる上で一番大切にした事は何ですか?
アンセル: 今回演じたベイビーのキャラクターは本当に大好きなんです。普通のアクションヒーローのタイプではなくて、若者らしさのあるキャラクターなんです。彼は犯罪的な行為をしてるかもしれないけれど、ほとんどアウェイな立場でもあります。最初の脚本を読んだ時からディテールを含めてすぐに気に入ったキャラクターでした。準備のために撮影前に1か月くらい期間を取り、色々な事を学びました。スタントドライビングなど運転絡みのテクニックも教えてもらいましたし、車を飛び越えるようなスタントもやらせてもらえたのですごく楽しかったです。
そして、音楽に合わせて動くシーンも撮影前のリハーサルで1か月でみっちり特訓しました。というのも、撮影が始まってしまったらリハーサルする時間が全くなかったからなんです。何よりもこのキャラクターを生んでくれたエドガーに感謝しているし、僕も観客としてベイビーというキャラクターは本当に大好きで、愛すべきキャラクターだと思っています。
Q. ミュージシャンとしても活躍されていますが、バッツ役のジェイミー・フォックスさんもミュージシャンであり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーさんも出演されています。エドガー・ライト監督も大の音楽好きですね。みなさんで音楽の話で盛り上がったりしましたか?
アンセル: ジェイミーやフリー、そして実はケヴィン・スペイシーも歌がかなり上手いんです。全キャストがミュージシャンか密かに音楽を嗜んでる方だったんです。というのも、監督が音楽的素養を持っている方を選んだからなんだと思うんですね。実際に現場ではヘッドフォンで音楽を聴きながら演技をしていたんですが、実は自分だけではなく共演者もイヤーピースを入れて同じように楽曲が聴けるような態勢だったので、全員が同じビートに合わせて撮影する事が出来ました。
自分も音楽をやっていて、作曲もするし、歌も歌うので、今回の撮影でフリーやジェイミーに自分の楽曲を聴いてもらえるようなチャンスがあればいいなと思っていたんですが、 ジェイミーと会ったその日に「音楽をやっているだって?じゃあ、ちょっと聴きたいから後でうちへおいでよ。」と言われて、ジェイミーの自宅に招待してもらって、バスケをしたりジャムセッションをしたり、自分の楽曲を弾いてもらえる事が出来たんです。どれだけ、ジェイミーという人が温かい心の持ち主なのか、このエピソードから分かるかと思いますけど、劇中でのバッツとベイビーの関係とはだいぶ違ったんです。
また、アンセルは「京都に行くのを楽しみにしています。日本を堪能しつくして、また来日したいと思っています」と述べ、日本滞在を楽しんでいる様子だった。
最後に、会場から選ばれたファンにアンセルと監督のサイン入りのサントラEPのプレゼントを渡し、「本当に『ベイビー・ドライバー』を観てくださってありがとうございます。是非口コミの方もよろしくお願いします。またお会いしましょう!」と日本のファンへ笑顔でメッセージを送った。
【ストーリー】
天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、通称「ベイビー」(アンセル・エルゴート)。彼の最高のテクニックを発揮するための小道具、それは完璧なプレイリストが揃っている iPod。子供のころの事故の後遺症で耳鳴りが激しい彼だが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると、耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子デボラ(リリー・ジェームズ)と出会ってしまった彼は犯罪現場から足を洗うことを決意。しかし彼の才能を惜しむ組織のボス(ケヴィン・スペイシー)にデボラの存在を嗅ぎ付けられ、無謀な強盗に手を貸すことになり、彼の人生は脅かされ始める――。
■監督・脚本:エドガー・ライト
■製作:ニラ・バーク、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
■出演:アンセル・エルゴート/ケヴィン・スペイシー/リリー・ジェームズ/エイザ・ゴンザレス/ジョン・ハム/ジェイミー・フォックス
8月19日(土)より新宿バルト9 他全国でロードショー中
【動画】「ベイビー・ドライバー」 予告編
そしてこの度、本作で主人公”ベイビー”を演じたアンセル・エルゴートが来日し、初日舞台挨拶に登壇した。アンセルの来日は、2015年のEDMイベント「ULTRA JAPAN」に”DJ アンソロ”名義で参加して以来約2年ぶり。俳優として映画のプロモーションのために来日するのは今回が初めてとなる。
日本公開初日に駆け付けた満席の会場を前に「作品を楽しんでくれたようで嬉しいです!もう一度観てくれますか?」とアンセル・エルゴートの一言で舞台挨拶がスタートした。
Q. アメリカでは既に興行成績は1億ドル超えの大ヒットを記録、また世界でもドイツ、メキシコ、フランス、ベルギーなど既に公開された47カ国以上で大ヒットとなっています。しかもどの国でも観た後の口コミが大変良く、公開後、息の長い興行となっていますね。この状況をどんな風に受け止めていますか?
アンセル: こういう作品に関われた事を本当に嬉しく思っているんです。元々、撮影現場でも、出来上がった作品を初めて観た時も本当に特別な映画だと思いましたし、それはやっぱりエドガー・ライトという監督が天才であり、素晴らしいヴィジョンを持っているからなんだと思うんです。
そして、「ベイビー・ドライバー」のような作品が大ヒットしていてすごく嬉しいなと思う事は、ハリウッドでは超大作のシリーズや原作ものを作ることが多いんですよね。しかし、この作品はエドガーが思い描いたオリジナルの脚本、オリジナルの映画になっています。この作品の成功を受けて、ハリウッドやスタジオがもっとオリジナルの作品を作るようになってくれればいいと思います。そして、皆さんがこうして劇場に駆け付けてくれる事、席をいっぱいにしてくれる事が、オリジナルの作品を観れるきっかけとなるので本当に感謝しています。
Q. 今回演じたベイビーですが、寡黙なキャラクターでその分、表情やちょっとしたしぐさて感情を表したり、なにより音楽に合わせて振り付けのような動きをしたり、特殊な動きが役だったと思いますが、演じる上で一番大切にした事は何ですか?
アンセル: 今回演じたベイビーのキャラクターは本当に大好きなんです。普通のアクションヒーローのタイプではなくて、若者らしさのあるキャラクターなんです。彼は犯罪的な行為をしてるかもしれないけれど、ほとんどアウェイな立場でもあります。最初の脚本を読んだ時からディテールを含めてすぐに気に入ったキャラクターでした。準備のために撮影前に1か月くらい期間を取り、色々な事を学びました。スタントドライビングなど運転絡みのテクニックも教えてもらいましたし、車を飛び越えるようなスタントもやらせてもらえたのですごく楽しかったです。
そして、音楽に合わせて動くシーンも撮影前のリハーサルで1か月でみっちり特訓しました。というのも、撮影が始まってしまったらリハーサルする時間が全くなかったからなんです。何よりもこのキャラクターを生んでくれたエドガーに感謝しているし、僕も観客としてベイビーというキャラクターは本当に大好きで、愛すべきキャラクターだと思っています。
Q. ミュージシャンとしても活躍されていますが、バッツ役のジェイミー・フォックスさんもミュージシャンであり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーさんも出演されています。エドガー・ライト監督も大の音楽好きですね。みなさんで音楽の話で盛り上がったりしましたか?
アンセル: ジェイミーやフリー、そして実はケヴィン・スペイシーも歌がかなり上手いんです。全キャストがミュージシャンか密かに音楽を嗜んでる方だったんです。というのも、監督が音楽的素養を持っている方を選んだからなんだと思うんですね。実際に現場ではヘッドフォンで音楽を聴きながら演技をしていたんですが、実は自分だけではなく共演者もイヤーピースを入れて同じように楽曲が聴けるような態勢だったので、全員が同じビートに合わせて撮影する事が出来ました。
自分も音楽をやっていて、作曲もするし、歌も歌うので、今回の撮影でフリーやジェイミーに自分の楽曲を聴いてもらえるようなチャンスがあればいいなと思っていたんですが、 ジェイミーと会ったその日に「音楽をやっているだって?じゃあ、ちょっと聴きたいから後でうちへおいでよ。」と言われて、ジェイミーの自宅に招待してもらって、バスケをしたりジャムセッションをしたり、自分の楽曲を弾いてもらえる事が出来たんです。どれだけ、ジェイミーという人が温かい心の持ち主なのか、このエピソードから分かるかと思いますけど、劇中でのバッツとベイビーの関係とはだいぶ違ったんです。
また、アンセルは「京都に行くのを楽しみにしています。日本を堪能しつくして、また来日したいと思っています」と述べ、日本滞在を楽しんでいる様子だった。
最後に、会場から選ばれたファンにアンセルと監督のサイン入りのサントラEPのプレゼントを渡し、「本当に『ベイビー・ドライバー』を観てくださってありがとうございます。是非口コミの方もよろしくお願いします。またお会いしましょう!」と日本のファンへ笑顔でメッセージを送った。
【ストーリー】
天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、通称「ベイビー」(アンセル・エルゴート)。彼の最高のテクニックを発揮するための小道具、それは完璧なプレイリストが揃っている iPod。子供のころの事故の後遺症で耳鳴りが激しい彼だが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると、耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子デボラ(リリー・ジェームズ)と出会ってしまった彼は犯罪現場から足を洗うことを決意。しかし彼の才能を惜しむ組織のボス(ケヴィン・スペイシー)にデボラの存在を嗅ぎ付けられ、無謀な強盗に手を貸すことになり、彼の人生は脅かされ始める――。
■監督・脚本:エドガー・ライト
■製作:ニラ・バーク、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
■出演:アンセル・エルゴート/ケヴィン・スペイシー/リリー・ジェームズ/エイザ・ゴンザレス/ジョン・ハム/ジェイミー・フォックス
8月19日(土)より新宿バルト9 他全国でロードショー中
【動画】「ベイビー・ドライバー」 予告編
映画「ベイビー・ドライバー」、ジェイミー・フォックスが凶悪な犯罪者に! 自らの役を語る特別映像公開 [動画あり](2017年8月15日)
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