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スティーヴン・ソダーバーグ監督6年ぶりの来日! 監督復帰作「ローガン・ラッキー」舞台挨拶で日本映画からの影響明かす

2017年11月1日
(c)TVGroove.com
人気映画「オーシャンズ11」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督による最新作「ローガン・ラッキー」が、11月18日(土)より全国公開される。公開に先立ち10月31日、第30回東京国際映画祭の特別招待作品として先行上映が行われ、来日したソダーバーグ監督が舞台挨拶を行った。

本作では、不運続きのジミーとクライドのローガン兄弟(チャニング・テイタム&アダム・ドライヴァー)が、爆弾に関して天才的な技術をもつ囚人ジョー(ダニエル・クレイグ)を脱獄させ、全米が夢中になるNASCARレースの最中に、その売上金すべてを金庫から盗もうと企てる。映画批評サイト「ロッテントマト」で93%の高評価(8月21日現在)を得た、ソダーバーグ監督注目の復帰第一作だ。

「サイド・エフェクト」を最後に映画監督から引退していたスティーヴン・ソダーバーグ監督。ファン待望の復帰作ということで、上映会場には大勢のファンが集結。満員の観客の温かい拍手に迎えられ、「コンテイジョン」以来、6年ぶりの来日を果たしたソダーバーグ監督がステージに姿を現した。

登壇した監督は、「まず、日本の招聘して頂いたTFC(東北新社)に感謝します。そして、東京国際映画祭30周年おめでとうございます」とあいさつ。続けて、用意していたメモを取り出しながら、日本文化との出会いについてこう語った。

「日本文化に触れたのは、日本映画を通してです。当時10代でしたが、とても魅せられました。そこで、日本映画に通じていたドナルド・リチーという方に連絡を取りました。彼の言葉を引用します。『西洋のストーリーは、何が起きるか、何が見えるのか、そして責任といったものを重視します。しかし、日本の映画の伝統と言うものは、流れ、繋がり、関係性というものをストーリーの中で重視する』というものでした。私はその言葉に大変刺激を受け、西洋と日本の伝統を融合させようと努力をして参りました」

(c)TVGroove.com


日本映画との出会いをきっかけに、映画作りに対する自身の姿勢を見つけたというソダーバーグ監督。「今回この映画で笑いが起こってくれれば、私が試していることを成功したと言えるでしょう。ですので、本作をぜひ楽しんでいただきたいと思います」と語り、本作では笑いの要素も加えていると集まった観客に向けて本作を紹介。会場からは大きな拍手が沸き起こった。

その後、マスコミに向けて写真撮影を行ったソダーバーグ監督。最後に「人生はとても短いと感じる時がありますが、2時間というのが非常に長く感じる時があります。でも、今日は(本作を観て)短く感じてもらえたらと思っています」と語り、会場を後にした。

「ローガン・ラッキー」は、11月18日(土)より全国公開。

監督:スティーヴン・ソダーバーグ「オーシャンズ1」シリーズ
出演:チャニング・テイタム「マジック・マイク」、アダム・ドライヴァー「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、ダニエル・クレイグ「007」シリーズ、ヒラリー・スワンク「ミリオンダラー・ベイビー」、ライリー・キーオ「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

提供:東北新社 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/STAR CHANNEL MOVIES
 
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