注目トピックス
2月のナショナル ジオグラフィック チャンネル
2004年1月9日
ナショナル ジオグラフィック チャンネル、2月の注目番組は以下のとおり。
【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還:映画の先に映る歴史と背景】
全世界が熱狂する、記録的大ヒット映画の魅力に迫る!
20世紀最高のファンタジー小説「指輪物語」が、壮大な3部作長編映画「ロード・オブ・ザ・リング」となり世界中で熱狂的な旋風を巻き起こしている。そしていよいよ2004年2月中旬より、待望の第3部「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(The Lord of the Rings: The Return of the King)」が全国ロードショーとなる。
公開直前の2004年2月8日(日)、この物語(映画)の隠された魅力を、ナショジオが独自の切り口で解説するドキュメンタリー『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還:映画の先に映る歴史と背景』を放送する。これは、劇中で活躍するキャラクターの特徴や、物語中に起きる出来事、重要なテーマなどに焦点を当て、それらを人類史上の偉大な英雄たちや興味深い紛争と対比しながら紹介していくもの。番組では、主演のイライジャ・ウッド、その他出演者や監督たちが映画の魅力を語るインタビュー映像も併せて楽しめる。
この物語は、遥か昔に存在したと言われる大陸“中つ国”を舞台に、全てを破滅させる力を持った“指輪”を手にしたフロドと8人の仲間たちが、“指輪”を狙う悪の冥王サウロンとその追手から逃れながら、ついにその“指輪”を消滅させるまでの道のりを描いた壮大なファンタジー。イギリス人言語学教授で、「指輪物語」の著者であるJJR・トールキンが生み出したこの神話が、何故これほどまで観客の心を掴むのか? そこに着目したナショジオが、現実社会で活躍した偉人たちや歴史と照らし合わせ、その類似点を見つけることで「ロード・オブ・ザ・リング」の魅力を見出していくドキュメンタリーなのだ。
友情や絆を築き上げていく人間ドラマ/絶望的な状況に立ち向かっていく戦争シーン/指輪の魔力に取り込まれていく悪の心と指輪を消滅させようとする心のせめぎ合い/平和を取り戻すために命を投げ打っていく勇気など、この映画には単なるファンタジーに終わらない数々の魅力的なポイントがある。丁寧に描写されたキャラクターたちの人間模様が、まるで私たちが生きる現代社会の人間関係を映し出しているかのようで、観ている者の心を大きく揺り動かしているのだろう。
最初に登場する人気キャラクターの“アラゴルン”。ゴンドールの王イシルドゥアの末裔である彼は、人々の自由と平和のために人間の統一王国再建を願いつつ流浪していたのだが、指輪を消滅させる旅に加わることに。そして旅を通して様々な経験を積んだアラゴルンは、目覚しいリーダーシップを発揮していく―。そんなアラゴルンと似通った運命をたどった偉人が実際にいた。
ウィリアム・ウォレスは、自国を侵略する英軍を相手にゲリラ的な戦闘を繰り返し、遂にはスコットランドから英軍を追い出すことに成功した無欲のリーダー。アラゴルンと同様、権力や地位などを一切欲しがらなかったウォレスは、人々の自由を取り戻すためだけに闘った勇敢なカリスマ的存在だった。また、米国が排出した大統領、テオドア・ルーズベルトの人生もアラゴルンの放浪生活とダブらせて考えることができる。不運なことに実の母親と妻を同時に亡くしてしまったルーズベルトは人生に対する意欲を失い、荒れ果てた地を求めて放浪した。アラゴルンとルーズベルトはそれぞれ、希望を失いかけた放浪生活の中で自分自身に問いかけ続けた。そして人々の苦しみを知った彼等は、社会に貢献する偉大なるリーダーの道を歩むことになった。
次に登場するキャラクターは、人々を正しい道に導く賢人として重要な役割を果たす魔法使い“ガンダルフ”。一国の王に仕える助言者として歴史に登場したウィリアム・セシルは、英国エリザベス女王一世を補佐した偉大な人物。ガンダルフとセシルは、賢い上に私利私欲に溺れることなく、周囲の人々を正しい道へと導き続ける芯の強さを持っている点が共通している。賢明な存在そのものであるガンダルフと似通った生涯を送ったもう一人は、最も賢いアメリカ人ベンジャミン・フランクリン。彼は外交官/科学者/発明家/政治家など、様々な肩書きを持つ天才。ガンダルフと同様、有名な格言を遺している彼は、あふれ出す才能をアメリカの発展のために有効利用し、アメリカ初の図書館を開設するほか、初の生命保険会社を興し、初の警察署・消防署・総合病院・精神病院などの施設を誕生させる偉業を成し遂げている。
この映画の欠かせない“悪”の存在を見てみても、歴史と一致するキャラクターがいる。第2部「二つの塔」に登場したサルマンの手先“ウォンタン”は、自分の利益しか頭にない二枚舌男で権力者を惑わす邪心の塊。悲しい事に、現実の世界にも彼のような悪者が多数登場している。典型的な人物として挙げられるのが、不思議な魔術でロシアの国王を騙し続けたラスプーチンだ。ラスプーチンを重用したロシアの国王一家は、最終的にロシア全国民から憎悪され処刑されるといった悲劇的な結末をむかえている。
第2部「二つの塔」から、冥王サウロンが本格的に戦争の火蓋を切って下ろすのだが、これも現実社会を映し出していると言える。第一次世界大戦で実の兄弟が殺さるところを目撃してしまった著者トールキンは、戦争の惨禍をリアルに描いているのだ。物語中、ヘルム峡に追い込まれた人間たちが、勝ち目のない数のサウロン軍と戦って負けそうになる絶望的なシーンがあるのだが、私たちの世界にもそのような苦しい戦況に身を置いていた英雄が実在する。彼の名は英国の王ヘンリー五世。1415年、無数の兵力を従えるフランス軍を目の前にしたヘンリー五世は、4分の1に相当する兵力ではあったが、シェイクスピアの台詞を大声で引用しながら兵士たちを奮い立たせ戦った。1分間に10本もの矢を放った英国軍兵士たちは、なんとその日の戦いを見事に勝利したのだった。
ゴンドールの国や将来、人々のために犠牲になろうと決心した“ファラミア”は、勝ち目のない死地へと挑んだ英雄として劇中に登場する。ファラミアと同じように、アメリカ南北戦争で指揮をとったロバート・E・リーは、アメリカ全土において最も激しい戦局と言われるゲティーズバーグの決戦に臨んだ勇敢な英雄として歴史に名を遺した。時代は移り第二次世界大戦が勃発。当時トールキンはこの大作「指輪物語」を執筆中で、その頃、彼の息子は北フランスで実際に戦っていた。そんな背景から、物語に描かれている暗黒の世界は、現実の世界をそのままに比ゆしたものだと言えるだろう。冥王サウロンに匹敵する人物とは誰か―。それは、世界大戦を開戦したアドルフ・ヒットラーなのかもしれない。
3部作にわたる長編には一貫した素晴らしいテーマがある、それは友情と忠誠心だ。フロドとサムを筆頭に、それぞれの仲間たちは旅をとおして信頼関係を築き上げていく。実際の歴史上にも、苦境を乗り越えることで素晴らしい絆を作り上げた信頼関係があった。アメリカ西部の広大な荒野を探索した2人組み、ルイスとクラークは、2人だけで壮大な探索を歩み始めたものの次第に仲間は増え、陸の端である太平洋に到着した時には多数の民族の人々がそのゴールを共に喜び合っている。これはまさに、フロドとサム、魔法使い、エルフやドーフ、人間といった様々な種族が一緒になって旅をする状況と同じである。
また、人類でエベレスト初登頂を達成したエドモンド・ヒラリー卿とシェルパーだったテンジン・ノルゲイの関係は、まさしくフロドとサムの主従関係にも似ている。身分は異なる2人ではあっても心が通じ合う分、お互いになくてはならないパートナーとなり得たのだ。山頂にたどり着いた瞬間、2人の友情は確実なものになった。ところが、山を降りてからというもの、2人の初登頂を騒ぎ立てたライバル達はどっちが先に登頂したか―を追究したために、純粋に1つになっていた2人の友情が壊れかけてしまう。物語では、指輪の影響を受け始めたフロドとサムの絆が揺らいでいく―。
■放送日時:2月8日(日) 20:00~21:00 <二ヶ国語> 他
【ラクダの帝国】
4500万年もの間この地球を闊歩してきたラクダは、地上で最も過酷な環境下においても集団生活を営む術を習得してきた動物。この『ラクダの帝国』では、あるラクダの家族にスポットを当て、その家系を遡ることで、驚くべき回復力に富んだラクダの身体特性を明らかにしていく。また、世界各地でラクダが集落を作ってきた足跡を辿り、ラクダの帝国がどのようにして構築されたかを紹介する。有史以来の北米に生息していた古代ラクダの起源に始まり、南米の山岳地帯からモンゴル平原、さらにはオーストラリアの奥地からドバイの研究所まで、ラクダの集団を追いながらラクダの帝国についてあますところなく検証する。
■放送日時:2月29日(月) 20:00~21:00 <字幕> ほか
【アニマル・デビル】
中世より、悪魔の僕、または悪魔そのものと恐れられていた動物達。コウモリ、フクロウ、オオカミ、ネズミ、カラス、ブラック・ドッグ、ヤギ・・・。彼らはその外見上の不気味さから人々に恐れられ、実際に、悪魔使いが悪魔を誕生させるときに使用されたと伝えられてきた。しかし、その根拠とはいったいどこから来たのか―。生物学、文化学、宗教学、神話学の各専門家達が、何故これらの動物たちが“アニマル・デビル”と称されるようになったのかという疑問に対し、様々な角度から検証していく。
■放送日時:2月22日(日) 20:00~21:00 <字幕> ほか
【検証!破壊的自然現象を追う】
もし、幅20cmもある世界最大のヒョウが降ってきたら―。もし、時速320km級の風に襲われたら―。私たち人間の力では太刀打ちできない驚異的な破壊力をもつ自然現象。この新サイエンスシリーズ『検証!破壊的自然現象を追う』では、自然災害の裏側に視点を移し、その破壊力の源を科学的に検証していく。
■放送日時:2月27日(金) 21:00~22:00 <字幕> 全7話
レギュラー放送: 毎週(金) 21:00~22:00 他
(情報提供:ナショナル ジオグラフィック チャンネル)
【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還:映画の先に映る歴史と背景】
全世界が熱狂する、記録的大ヒット映画の魅力に迫る!
20世紀最高のファンタジー小説「指輪物語」が、壮大な3部作長編映画「ロード・オブ・ザ・リング」となり世界中で熱狂的な旋風を巻き起こしている。そしていよいよ2004年2月中旬より、待望の第3部「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(The Lord of the Rings: The Return of the King)」が全国ロードショーとなる。
公開直前の2004年2月8日(日)、この物語(映画)の隠された魅力を、ナショジオが独自の切り口で解説するドキュメンタリー『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還:映画の先に映る歴史と背景』を放送する。これは、劇中で活躍するキャラクターの特徴や、物語中に起きる出来事、重要なテーマなどに焦点を当て、それらを人類史上の偉大な英雄たちや興味深い紛争と対比しながら紹介していくもの。番組では、主演のイライジャ・ウッド、その他出演者や監督たちが映画の魅力を語るインタビュー映像も併せて楽しめる。
この物語は、遥か昔に存在したと言われる大陸“中つ国”を舞台に、全てを破滅させる力を持った“指輪”を手にしたフロドと8人の仲間たちが、“指輪”を狙う悪の冥王サウロンとその追手から逃れながら、ついにその“指輪”を消滅させるまでの道のりを描いた壮大なファンタジー。イギリス人言語学教授で、「指輪物語」の著者であるJJR・トールキンが生み出したこの神話が、何故これほどまで観客の心を掴むのか? そこに着目したナショジオが、現実社会で活躍した偉人たちや歴史と照らし合わせ、その類似点を見つけることで「ロード・オブ・ザ・リング」の魅力を見出していくドキュメンタリーなのだ。
友情や絆を築き上げていく人間ドラマ/絶望的な状況に立ち向かっていく戦争シーン/指輪の魔力に取り込まれていく悪の心と指輪を消滅させようとする心のせめぎ合い/平和を取り戻すために命を投げ打っていく勇気など、この映画には単なるファンタジーに終わらない数々の魅力的なポイントがある。丁寧に描写されたキャラクターたちの人間模様が、まるで私たちが生きる現代社会の人間関係を映し出しているかのようで、観ている者の心を大きく揺り動かしているのだろう。
最初に登場する人気キャラクターの“アラゴルン”。ゴンドールの王イシルドゥアの末裔である彼は、人々の自由と平和のために人間の統一王国再建を願いつつ流浪していたのだが、指輪を消滅させる旅に加わることに。そして旅を通して様々な経験を積んだアラゴルンは、目覚しいリーダーシップを発揮していく―。そんなアラゴルンと似通った運命をたどった偉人が実際にいた。
ウィリアム・ウォレスは、自国を侵略する英軍を相手にゲリラ的な戦闘を繰り返し、遂にはスコットランドから英軍を追い出すことに成功した無欲のリーダー。アラゴルンと同様、権力や地位などを一切欲しがらなかったウォレスは、人々の自由を取り戻すためだけに闘った勇敢なカリスマ的存在だった。また、米国が排出した大統領、テオドア・ルーズベルトの人生もアラゴルンの放浪生活とダブらせて考えることができる。不運なことに実の母親と妻を同時に亡くしてしまったルーズベルトは人生に対する意欲を失い、荒れ果てた地を求めて放浪した。アラゴルンとルーズベルトはそれぞれ、希望を失いかけた放浪生活の中で自分自身に問いかけ続けた。そして人々の苦しみを知った彼等は、社会に貢献する偉大なるリーダーの道を歩むことになった。
次に登場するキャラクターは、人々を正しい道に導く賢人として重要な役割を果たす魔法使い“ガンダルフ”。一国の王に仕える助言者として歴史に登場したウィリアム・セシルは、英国エリザベス女王一世を補佐した偉大な人物。ガンダルフとセシルは、賢い上に私利私欲に溺れることなく、周囲の人々を正しい道へと導き続ける芯の強さを持っている点が共通している。賢明な存在そのものであるガンダルフと似通った生涯を送ったもう一人は、最も賢いアメリカ人ベンジャミン・フランクリン。彼は外交官/科学者/発明家/政治家など、様々な肩書きを持つ天才。ガンダルフと同様、有名な格言を遺している彼は、あふれ出す才能をアメリカの発展のために有効利用し、アメリカ初の図書館を開設するほか、初の生命保険会社を興し、初の警察署・消防署・総合病院・精神病院などの施設を誕生させる偉業を成し遂げている。
この映画の欠かせない“悪”の存在を見てみても、歴史と一致するキャラクターがいる。第2部「二つの塔」に登場したサルマンの手先“ウォンタン”は、自分の利益しか頭にない二枚舌男で権力者を惑わす邪心の塊。悲しい事に、現実の世界にも彼のような悪者が多数登場している。典型的な人物として挙げられるのが、不思議な魔術でロシアの国王を騙し続けたラスプーチンだ。ラスプーチンを重用したロシアの国王一家は、最終的にロシア全国民から憎悪され処刑されるといった悲劇的な結末をむかえている。
第2部「二つの塔」から、冥王サウロンが本格的に戦争の火蓋を切って下ろすのだが、これも現実社会を映し出していると言える。第一次世界大戦で実の兄弟が殺さるところを目撃してしまった著者トールキンは、戦争の惨禍をリアルに描いているのだ。物語中、ヘルム峡に追い込まれた人間たちが、勝ち目のない数のサウロン軍と戦って負けそうになる絶望的なシーンがあるのだが、私たちの世界にもそのような苦しい戦況に身を置いていた英雄が実在する。彼の名は英国の王ヘンリー五世。1415年、無数の兵力を従えるフランス軍を目の前にしたヘンリー五世は、4分の1に相当する兵力ではあったが、シェイクスピアの台詞を大声で引用しながら兵士たちを奮い立たせ戦った。1分間に10本もの矢を放った英国軍兵士たちは、なんとその日の戦いを見事に勝利したのだった。
ゴンドールの国や将来、人々のために犠牲になろうと決心した“ファラミア”は、勝ち目のない死地へと挑んだ英雄として劇中に登場する。ファラミアと同じように、アメリカ南北戦争で指揮をとったロバート・E・リーは、アメリカ全土において最も激しい戦局と言われるゲティーズバーグの決戦に臨んだ勇敢な英雄として歴史に名を遺した。時代は移り第二次世界大戦が勃発。当時トールキンはこの大作「指輪物語」を執筆中で、その頃、彼の息子は北フランスで実際に戦っていた。そんな背景から、物語に描かれている暗黒の世界は、現実の世界をそのままに比ゆしたものだと言えるだろう。冥王サウロンに匹敵する人物とは誰か―。それは、世界大戦を開戦したアドルフ・ヒットラーなのかもしれない。
3部作にわたる長編には一貫した素晴らしいテーマがある、それは友情と忠誠心だ。フロドとサムを筆頭に、それぞれの仲間たちは旅をとおして信頼関係を築き上げていく。実際の歴史上にも、苦境を乗り越えることで素晴らしい絆を作り上げた信頼関係があった。アメリカ西部の広大な荒野を探索した2人組み、ルイスとクラークは、2人だけで壮大な探索を歩み始めたものの次第に仲間は増え、陸の端である太平洋に到着した時には多数の民族の人々がそのゴールを共に喜び合っている。これはまさに、フロドとサム、魔法使い、エルフやドーフ、人間といった様々な種族が一緒になって旅をする状況と同じである。
また、人類でエベレスト初登頂を達成したエドモンド・ヒラリー卿とシェルパーだったテンジン・ノルゲイの関係は、まさしくフロドとサムの主従関係にも似ている。身分は異なる2人ではあっても心が通じ合う分、お互いになくてはならないパートナーとなり得たのだ。山頂にたどり着いた瞬間、2人の友情は確実なものになった。ところが、山を降りてからというもの、2人の初登頂を騒ぎ立てたライバル達はどっちが先に登頂したか―を追究したために、純粋に1つになっていた2人の友情が壊れかけてしまう。物語では、指輪の影響を受け始めたフロドとサムの絆が揺らいでいく―。
■放送日時:2月8日(日) 20:00~21:00 <二ヶ国語> 他
【ラクダの帝国】
4500万年もの間この地球を闊歩してきたラクダは、地上で最も過酷な環境下においても集団生活を営む術を習得してきた動物。この『ラクダの帝国』では、あるラクダの家族にスポットを当て、その家系を遡ることで、驚くべき回復力に富んだラクダの身体特性を明らかにしていく。また、世界各地でラクダが集落を作ってきた足跡を辿り、ラクダの帝国がどのようにして構築されたかを紹介する。有史以来の北米に生息していた古代ラクダの起源に始まり、南米の山岳地帯からモンゴル平原、さらにはオーストラリアの奥地からドバイの研究所まで、ラクダの集団を追いながらラクダの帝国についてあますところなく検証する。
■放送日時:2月29日(月) 20:00~21:00 <字幕> ほか
【アニマル・デビル】
中世より、悪魔の僕、または悪魔そのものと恐れられていた動物達。コウモリ、フクロウ、オオカミ、ネズミ、カラス、ブラック・ドッグ、ヤギ・・・。彼らはその外見上の不気味さから人々に恐れられ、実際に、悪魔使いが悪魔を誕生させるときに使用されたと伝えられてきた。しかし、その根拠とはいったいどこから来たのか―。生物学、文化学、宗教学、神話学の各専門家達が、何故これらの動物たちが“アニマル・デビル”と称されるようになったのかという疑問に対し、様々な角度から検証していく。
■放送日時:2月22日(日) 20:00~21:00 <字幕> ほか
【検証!破壊的自然現象を追う】
もし、幅20cmもある世界最大のヒョウが降ってきたら―。もし、時速320km級の風に襲われたら―。私たち人間の力では太刀打ちできない驚異的な破壊力をもつ自然現象。この新サイエンスシリーズ『検証!破壊的自然現象を追う』では、自然災害の裏側に視点を移し、その破壊力の源を科学的に検証していく。
■放送日時:2月27日(金) 21:00~22:00 <字幕> 全7話
レギュラー放送: 毎週(金) 21:00~22:00 他
(情報提供:ナショナル ジオグラフィック チャンネル)
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