Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
国内ニュース詳細

「フォーリング スカイズ」いよいよ日本上陸! ハリウッド在住アクター尾崎英二郎が作品の魅力を徹底分析 Vol.9

2012年8月15日
巨匠スティーブン・スピルバーグが贈る、新サバイバルSF アクションシリーズ「フォーリング スカイズ」。

「HEROES/ヒーローズ」「フラッシュフォワード」「Touch」など数々のドラマに出演するハリウッド在住アクター尾崎英二郎が、「フォーリング スカイズ」に関わるアメリカ最新情報を定期的にお届けする。





これぞスピルバーグ!徹底したこだわりのデザイン!
超一流スタッフと生み出すエイリアン&宇宙船


■すべてのデザインに、スピルバーグのゴーサインが必要!!

スピルバーグが手掛ける大ヒットドラマ「フォーリング スカイズ」。本作は、スピルバーグが製作に深く携わっている。中でも強いこだわりをもっているのが“デザイン”だ。作品を象徴するエイリアンや母船なども、すべて彼自身が監修している。本作の生命体の創造におけるキーワードは、「オーガニック(有機的)&メカニカル(機械的)」。子供たちを奴隷に変えてしまう器具 “ハーネス”や、セカンド・シーズンで明らかになる宇宙船の内部デザインには、高い文明を象徴するロボット的な印象だけでなく、命や神経がある生物的な触感が施されており、すべてスピルバーグの最終確認を得て、映像化されている。スピルバーグが強いこだわりを持つデザインは、彼が抱く幼い頃からの宇宙への憧憬や畏怖の念からの強い興味があってこそだろう。


■“スピルバーグのエイリアン”に命を吹き込むのは、『アイアンマン』の超一流スタッフ!

本作の代名詞的存在であるエイリアン“スキッター”。スピルバーグの強いこだわりをもってデザインされたエイリアンは、実に精巧に映像化されているが、これを実現しているのは、「メン・イン・ブラック3」「アイアンマン」「マトリックス・シリーズ」などを手がけてきた映画界でも一線級のスタッフたちなのである。まずこれらのキャラクターは、デザイン画の段階で細部まで描かれる。次にストーリーボード(絵コンテ)になった段階でどのような動きが求められるかが検討され、そこから撮影されたセットや俳優たちの映像フッテージに合わせ、コンピューターで3D アニメ化されているのだ。


■CG だけには頼らない、エイリアンの映像にはさらなる秘密がある!!

スキッターは、3D アニメ化(骨格&輪郭)されたのち、動きのスピードや重みまで計算され、色付けされ、照明デザインによって影などが加えられる。しかし「フォーリング スカイズ」に登場するエイリアンは、CG だけでは終わらない。CG で制作されたイメージと共に、実際のセットでは、等身大の動くスキッターが活躍しているのだ。複数の長い脚でまるでクモのように這い回るマペットのスキッターは、4~5人の手で精妙に動かされる。脚だけではなく、眼球や口なども操作され、繊細な表情も生み出すことができる。CG 上のスキッターと、実物の存在感のスキッターが巧みに混成され、完成したドラマでは生きているような映像に仕上がっているのだ。この製作過程は、発売中のコンプリート・ボックス特典映像でみることができる。


■【尾崎ポイント】迫りくる恐怖が伝わる、エイリアンとの死闘シーン!!

「フォーリング スカイズ」のエイリアンの映像は、スピルバーグが彼の映画作品の中で見せるこだわりに匹敵するほどの高い技術で仕上げられている。CG で描かれたエイリアンの姿は、その動きのスピードによる「輪郭線のブレ」や、皮膚の表面の「濡れ具合や艶」「弾力や重量感」、闇に潜んでいる時の「身体の暗さや、眼の光」までが丁寧に加えられている。さらに、映画「トワイライト・シリーズ」やTV ドラマ「FRINGE/フリンジ」などで手腕を揮っているMASTERSFX 社が造り上げたリアルに作動する宇宙生物の実物大マペットとの ”共演” によって、俳優たちが ”本当に敵を目の前にして演じられる”ことで、その恐怖シーンの効果は一層高くなっているのだ!!


■商品情報:

「フォーリング スカイズ<ファースト・シーズン>」 全10話
2012年7月18日発売
ブルーレイ コンプリート・ボックス(¥11,800 税込)
DVD コンプリート・ボックス(¥9,800 税込)
同日DVD レンタル&EST 配信開始
発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
© 2012 TNT Originals, Inc. A Time Warner Company. All Rights Reserved. All trademarks are the property of their
respective owners.

キャスト
トム・メイソン役:ノア・ワイリー 「ER 緊急救命室」 (平田広明)/アン・グラス役:ムーン・ブラッドグッド 「ターミネーター4」 (本田貴子)
ウィーヴァー隊長役: ウィル・パットン (谷口節)

スタッフ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ「E.T.」「宇宙戦争」「戦火の馬」
原案・脚本・製作総指揮:ロバート・ロダット「プライベート・ライアン」
監督:グレッグ・ビーマン「HEROES/ヒーローズ」/フレッド・トーイ「LOST」「FRINGE/フリンジ」/ほか


◇尾崎英二郎 プロフィール:
リアリズムを追求する演技手法を学び、NHK『あぐり』でテレビデビュー。NY オフ・ブロードウェイ公演の舞台『ザ・ウインズ・オブ・ゴッド』の演技が現地メディアから評価された後、『ラストサムライ』で侍として米国映画に初出演。主要キャストとして抜擢された『硫黄島からの手紙』でハリウッドへの扉をこじ開け、米国映画俳優組合メンバーとなった。全米テレビデビューとなった『HEROES/ヒーローズ』では主人公ヒロの父カイト・ナカムラの若い時代を演じ、キーファー・サザーランド主演の最新作『TOUCH』でも日本人役に起用されている。WOWOW放送の『アカデミー賞授賞式』のレッドカーペット・インタビューを2年連続で務める。
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ