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スーパーチャンネル 『ベティ~愛と裏切りの秘書室』 第一部

2004年11月8日
『ベティ~愛と裏切りの秘書室』 第一部 愛、灯火(ともしび)篇
1999年/コロンビア/COL/二カ国語/60分/全169話(今回第一部第1話~62話)

"全世界の女性を釘付けにした話題のラテン系メロドラマ、日本初レギュラー放送スタート!
コロンビアの大手ファッション企業『エコモダ』を舞台に、愛と裏切りのドラマが展開!ベティに愛の火は灯るのか・・・?
今月はスーパーチャンネルオリジナル番組『insideベティ』もあわせて放送!"


内容
 彼女の名前はベアトリス・ピンソン・ソラーノ、通称ベティ。ベティは小さい頃から熱心に勉強に励み、大学をトップの成績で卒業。財政金融学の修士号を持つほど経済に詳しく優秀な彼女。順風満帆、近い将来は有能なビジネス・ウーマンになるはずの女の子でありました。知性も教養も完ぺきなベティに欠けていたたったひとつの問題は、そのルックスだけでした…。

 主人公ベティは、これまでの人生において(友人関係や恋愛において)苦い経験を重ねてきた。好きな男のコには見向きもされず、淡い恋は連敗続き。つくづく自分は『恋愛』と無縁な人間だと決めてしまっていた。同年代の女のコたちが恋愛を楽しんでいるのを横目に、実力で明るい未来を築こうと、ベティは一心不乱で勉強に励む。猛勉強の末、みごと大学をトップの成績で卒業した彼女。ところが写真付きの履歴書で応募した就職試験にことごとく失敗。そんな中、ついにコロンビア有数のファッション企業『エコモダ』社に職を得る。容姿が理由で希望の職種に就けないことを感じていたベティは、それでもいつか自分にふさわしい地位に立つのだと決心するのだった。

 エコモダ社での仕事はどん底から始まった!ベティと同時に採用されたもう1人の美しい秘書パトリシアが社長室の受付デスクに座る一方、ベティはカビくさい物置部屋に押し込まれてしまう。ところがベティは、薄暗い物置を自分のオフィスに作り上げ、明るいスペースへと改造に大成功。
 ボスのアルマンド・メンドーサは、父親から社長の座を受け継いだばかりのハンサムな青年だった。ベティは秘書として、社長アルマンドのビジネス面やプライベート面でのサポートに日夜奮闘。連日彼の世話を焼くうちに、彼に恋するようになってしまう。しかしアルマンドはベティのことを、まったく女性とは見ていなかった。婚約者の目からアルマンドの浮気をごまかしたりしてくれる、彼にとっては公私ともに都合の良い社員に過ぎなかった。

 アルマンドの婚約者、マルセラ・バレンシアは裕福な家庭に生まれ育った美女。エコモダ社重役でもある彼女は常に”勝ち組”人生を歩んできた。そんなマルセラは、ベティのことが大嫌い。親友の美人秘書パトリシアと組んで、彼女を攻撃する。
 ベティには幼なじみで親友のニコラス以外、ほとんど友達がいなかったが、エコモダ社に入社して、見た目の悪さから社員に煙たがられている女性達の仲間に入る。
 エコモダ社のトップデザイナー、ゲイのウーゴ・ロンバルディは、彼女たちのグループを”ブサイク組”と呼び、自分の作業区域には決して近づけさせようとしなかった。 ブサイク組の彼女たちは、困った時に親身になって相談しあう仲間として友情を深め、エコモダ社での情報交換にも大活躍、ベティを助ける。

 やがて、ベティの周りで変化が起き始める。アルマンドが社長になってから、エコモダ社の経営に危機が訪れるのである。アルマンドがトラブルに巻き込まれるたびに、必ずベティがそれを助けてきた。が、アルマンドの無茶な経営プランが原因で、エコモダ社はついに危機的な状況に。アルマンドとベティは毎日長時間、共に仕事に追われることになる。そんなある夜、アルマンドはベティに、激しく情熱的なキスをしてしまう。彼女は天にも昇る気持ちとなり、アルマンドへの愛に夢と希望を持ち始める!しかしそれは…!?
>>>…まだまだ話は二転三転、怒涛の展開に!

テレノベラとは?
テレノベラはスペイン語で『テレビ小説』の意味。主にラテンアメリカで制作される連続メロドラマ。1シリーズ平均して150話、日本の昼ドラ(お昼の連続ドラマ)と同様『月~金放映で半年間放送』が基本的なパターン。ストーリーを長く展開させるため、登場人物がやたらと多く、内容も愛憎たっぷり、苦難に満ちた恋物語など…、とにかくベタな展開で視聴者をひっぱる傾向が強烈。

解説
 1999年10月、コロンビアでの放送スタート直後から地元の視聴者の間で話題沸騰、コロンビア・テレビ史上の記録を塗り替える一大スマッシュ・ヒットを記録した大人気テレノベラ(ラテン・アメリカ・ソープドラマ)。
オリジナル・タイトルは、『Yo soy Betty la Fea(私はベティ、醜い女)』。主人公のベティはそのタイトルの通り見た目はイマイチ。前髪をベタっと固めたオイリーな黒髪、笑い顔からのぞく歯には矯正器具がびっしり。口の周りには産毛がボーボー。エルビス・コステロ風の太縁メガネ&オバさん系のダサダサ・ファッションに身を包み・・・といういわゆる゛テレノベラ″の定番ヒロインにはありえなかった風貌の女性。

『不器量だが、経済に詳しく優秀な女性ベティ』は、社内でのイジメや会社の倒産危機など、様々なトラブルに巻きこまれるが、粘り強く頑張り屋な性格と頭の良さで毎回ピンチを切り抜ける。見た目は良くなくても、健気に頑張り続ける ベティ が、毎回どんな奮闘ぶりを見せるかが世間の注目を集め、コロンビア女性たちを夢中にさせた。

 そんな『いまだかつてないテレノベラの゛新ヒロイン″ベティ』の誕生に、地元コロンビアでは放送直後から話題沸騰!
視聴率50%という脅威的な数字を稼ぎ出した。『ベティ』は、国内で影響力をもつ有名雑誌の表紙を次々と飾り、一流政治コラムニストのコメントやコロンビア大統領の演説(のネタ)にも登場。各地でイケてない『ベティ』のコスプレを競い合う『ベティのそっくりさんコンテスト』が開かれたり、『ベティ』人形を筆頭にベティ・グッズが続々生産され、いずれも大ヒット。人気ぶりはコロンビアの社会現象にまで発展した。

『ベティ』は南米各国で放送された他、北米、ヨーロッパ、アジア諸国など世界100カ国以上の国々で放送され、インドではリメイク版(インド版『ベティ』)が放送中。アメリカでも2005年に米国版『ベティ』がリメイクされる噂も…。地元コロンビアだけでなく、全世界で一大ブームを巻き起こした怪物ドラマ『ベティ~愛と裏切りの秘書室』。全169話の長編ドラマをスーパーチャンネルでは第一部~第三部に分けて放送予定!今回は、その第一部 第1話から第62話を、『第一部 愛、灯火(ともしび)篇)』と題して放送開始。一度見たら病みつきになる面白さにハマること間違いなし!!スーパーチャンネルオリジナル番組『insideベティ』もあわせてお楽しみください!

なお、日本語版でベティの声を吹き替えているのは、映画『呪怨』シリーズで恐怖の女『伽椰子』を演じている藤貴子!

『ベティ~愛と裏切りの秘書室』キャラクター紹介
"ベティ(ベアトリス・ピンソン・ソラーノ) / アナ・マリア・オロスコ (声:藤 貴子)
優秀な経歴と偶然から、『写真なし』の履歴書で応募した大手ファッション企業『エコモダ』の社長秘書に採用!父親から社長の座を受け継いだばかりの若き青年社長アルマンドをビジネス&プライベート公私にわたってサポート。エコモダ社の同僚たちからの陰湿なイジメを受け、経営トラブルに次々と巻き込まれながらも、頭の良さと持ち前の頑張り屋の性格で毎回ピンチを切り抜ける!のだが・・・?ほのかな恋心を寄せるイケメン社長アルマンドとのロマンスの行方はいかに・・・"

"アルマンド(アルマンド・メンドーサ) / ホルヘ・エンリケ・アベリョ (声:新垣 樽助)
エコモダ社2代目新社長。コロンビアでも有数のリッチな一族、メンドーサ家の長男。メンドーサ家とともにエコモダ社を所有しているバレンシア家の次女マルセラと婚約中だが、美人な女性には常に興味津々。マルセラに隠れて浮気をすることもしばしば。裏工作の末、社長の座に就任しただけに、ビジネス手腕はイマイチ。無茶な経営プランを立てて失敗することも多く、エコモダ社を倒産の危機に陥らせてしまうことも!社長の座を狙うマルセラの兄ダニエルとは犬猿の仲。秘書のベティの仕事ぶりは認めているが、女性としての興味はゼロ!?"

"マルセラ(マルセラ・バレンシア) / ナタリア・ラミレス (声:峯 香織)
アルマンドの婚約者で、アルマンドと『エコモダ』の社長の座をめぐって対立しているダニエルの妹。『エコモダ』の新社長決定の2日前に幼なじみであるアルマンドと婚約。プレイボーイで女遊びの激しいアルマンドの浮気妨害にいつも必死で、オフィスでの彼の行動を監視する為に、親友のパトリシアを秘書として『エコモダ』に向かい入れる。パトリシアと組んでベティをイジめることも・・・
 
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