視聴者数でも賞レースでも快進撃のロングランヒット!
全米では7年に渡るロングランヒットとなった作品。最終シーズンでは放送局FXチャンネル(「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」「アメリカン・ホラー・ストーリー」など)にとって史上最高となる平均視聴者数を記録した。また、賞レースではゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)のほか、21のアワードで10部門受賞、51部門ノミネートを達成。さらには、FOXのTVドラマ部門におけるDVDボックスの世界売上累計が、「24 –TWENTY FOUR-」や「プリズンブレイク」を抜いた史上ナンバー・ワンの快挙を成し遂げている。
悪VS悪の熾烈なバトルにアドレナリン急上昇!
街の住民からは必要悪として頼りにされるSOAだが、武器の密輸や強盗などやっていることは完全に違法行為。邪魔者はさっさと殺して砂漠に埋めてしまうし、恐喝や暴行なんか日常茶飯事だ。そんな彼らが拳銃やライフル、ナイフを手に戦いを挑むのは、縄張りを争う敵対ギャングはもちろん、麻薬カルテルにネオナチ軍団、FBIにCIAなどなどヤバい連中だらけ。文字通り“悪VS悪”の命をかけたガチンコ勝負が、壮絶なアクションとバイオレンス満載で描かれていく。手強い悪党どもから大切な街を守るため、シーズンを重ねるごとにエスカレートしていくSOAの極悪ぶりはかえって痛快だ。
男気溢れるアウトローたちの熱き友情にシビれる!
酒に女遊びにマリファナに殺しと、とにかくやりたい放題のSOAメンバーたち。その一方で、彼らは独自の秩序を保っている。街の治安や安全を脅かすような連中には容赦はしないが、しかし女性や子供は何があっても守るし助ける。他人が作った法律ではなく、俺たちのルールで生きる誇り高きアウトローたち。仲間は血を分けた家族も同然だ。そんな彼らのハチャメチャだけど固い絆で結ばれた熱い友情は感動もの。また、SOA創設者である亡き父の理想とかけ離れていくグループの姿に疑問を抱き始める副総長ジャックスと、そんな彼を秘かに危険視する父親代わりの総長クレイの緊張感あふれる駆け引きも見どころだ。
野郎どもを取り巻くセクシーでタフな美女たちにも共感!
無骨で荒々しい野郎どもによる“男のドラマ”かと思いきや、実は然にあらず。彼らを取り巻く女性たちのドラマも注目ポイントだ。影の女番長として組織をしっかりと支え、息子を守るためなら手段を選ばない鉄火肌のジャックスの母親ジェマ。ギャング稼業から足を洗って更生したものの、元カレのジャックスに密かな想いを寄せる女医タラ。ドラッグに溺れてジャックスの子供を未熟児で生んでしまう元妻ウェンディ。暴力と犯罪にまみれた男社会に翻弄されつつも、持ち前のガッツとバイタリティで堂々と渡り歩いていく、セクシーでタフで気高い女性たちの生き様がカッコいい。
本場アメリカのバイクカルチャーの魅力が満載!
‘60年代から広くバイク文化が浸透してきたアメリカ。SOAの面々が乗り回すオートバイ、ハーレー・ダビッドソンなどはまさにその象徴だ。そもそも、アメリカにはヘルズ・エンジェルスやハイウェイマンなど、SOAも顔負けのモーターサイクル・ギャングが数多く存在し、サブカルチャーの象徴として若者たちを魅了してきた。本作でも死神のロゴが入ったライダース・ジャケットや使い込んだエンジニア・ブーツ、ゴツゴツしたシルバー・アクセサリーなど、全編に渡ってアウトローなアメリカのバイカーたちが愛するファッションやカルチャーが満載。若い女性には真似のできない熟女ジェマの貫禄ある着こなしもクールだ。
賑やかで豪華なゲストスターの顔ぶれにも注目!
SOA総長クレイ役に映画「ヘルボーイ」シリーズの怪優ロン・パールマンが扮するなど渋い面子のレギュラー陣だが、ゲストスターの人選はさらに豪華。「X-ファイル」のFBI副長官スキナーことミッチ・ビレッジや「glee/グリー」のレイチェル役でお馴染みのリー・ミシェル、「ロボコップ」のピーター・ウェラーに「ナイトライダー」のデヴィッド・ハッセルホフ、さらには人気作家のスティーブン・キングや、マリリン・マンソンにコートニー・ラブといった有名ミュージシャンまで、実に幅広い顔ぶれが勢ぞろいする。