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驚異のアカペラ・グループ「ペンタトニックス」来日インタビュー![前編] グループ結成秘話、カバーしたアーティストとの思い出などを直撃
2014年12月26日
ペンタトニックス(左から:アヴィ、カースティン、スコット、ミッチ、ケヴィン) (C)TVGroove.com
ダフト・パンクのヒット・ソングをアカペラでカバーした「ダフト・パンク・メドレー」で一躍世界的人気を博し、現在までの公式チャンネルのYouTube総再生回数が6億回を超えるなど、今世界中で話題、人気急上昇中の米国出身アカペラ・グループ「ペンタトニックス」が、4ヶ月ぶり2度目の来日を果たした。
TVグルーヴはペンタトニックスの来日中、単独インタビューを実施。グループ結成秘話から2回目の日本について、カバーしたアーティストとの思い出、そして最新アルバムまでたっぷり語ってもらった。
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--日本での滞在は楽しんでいますか?
全員:もちろん楽しんでいるよ。
カースティン:ネイルサロンに行ってきたのよ!
スコット:日本に来るのは2度目なんだけど、前回来日したときは、ゲームセンターに行ったんだ。プリクラを撮ったし、美味しい料理もたくさん食べたよ。キディランドにも行ったしね。今回の来日はプロモーションで忙しくて、オフの時間がまだあまり取れていないんだ。原宿には行ってきたよ。
カースティン:私は渋谷の109に行きたいわ。前回行けなかったから、今回こそは行けるといいな。
--取材の合間に日本語のレッスンを受けたそうですが、いかがでしたか?
ミッチ:アヴィとケヴィンの2人は、すごく上達しているよ。
全員:アリガトウゴザイマス、オハヨウゴザイマス、ハジメマシテ、ゴメンナサイ、イタダキマス。
--初めてペンタトニックスを知ったという方のために、ペンタトニックス結成の経緯について教えてください。
スコット:僕とカースティンとミッチは幼馴染で、みんな歌や演劇をしていて、高校も一緒だったんだ。最初は僕ら3人で始めたんだけど、YouTubeにビデオをあげていたよ。そして、「Sing Off」(アカペラのオーディション番組)に参加しようと思って、ベースサウンドとビートボックスの音を足したくて2人メンバーを増やすことにしたんだ。大学時代の共通の知人を通してアヴィと出会って、ケヴィンをYouTubeで見つけたんだ。彼がビートボックスしながらチェロを弾いていたんだけど、それを見てグループに入らないか聞いてみたんだ。オーディション番組が始まる前日に初めて会ったんだけれど、びっくりするぐらいしっくりきたんだ。そして、今に至るよ。
--「Sing Off」シーズン3で優勝しましたが、この番組に出ようと思った際、現在の状況(世界中で大ヒット)を予想していましたか?
全員:全く予想してなかった(笑)
スコット:当時は何が起きるのかわからないまま、前に突き進んでいたんだ。楽しいからやっていたようなものなんだ。夢はあったけれど、これから何が起こるのかなんてわからなかった。だから、今の状況はすごくうれしく思うし、とても感謝しているよ。
--この成功で変わったことはありますか?
アヴィ:ものすごく忙しくなったかな。
ミッチ:予定がびっしりだよ。
スコット:忙しくなったことが一番変わったことだね。あとは、自分のことは自分でできるようになったことかな。大学まで通ってたけど、学校がスケジュールを用意してくれていたからね。でも、オーディション番組が終わって、みんなでロサンゼルスに移って、「これからどうしよう?」って最初は思ったんだ。だから、前に進むために自分でモチベーションを高めていったんだ。
カースティン:あとは税金を払ったりね。
スコット:税金を払うようになって、大人になったんだって実感したよ。最初は怖かったけど、今は大丈夫さ。
--8月に川崎でミニライブを行いましたが、日本デビュー前にもかかわらず大盛況でしたね。その時の感想を教えてください。
アヴィ:今年やったライブで、最高にクールなものの一つだった。僕らのキャリアの中でも特に印象深いものだよ。今まで行ってみたいと思っていた外国の地で、たくさんのファンに会えたんだ。信じられないよ。
--センセーショナルなサウンドに世界中が驚いています。グループ結成時から、今までと違うことをやろうという意志はありましたか?
スコット:初めから一貫しているのは、グループの整合性を守るってことなんだ。それが一番大事なんだよ。出会った瞬間から、この5人は自然と調和できていたし、ここまで上り詰めることができたんだ。
カースティン:私たちは「これをやってみましょう」っていう風に何かをやったことはないの。私たちは昔から一緒に過ごしてきたし、ミュージシャンとしても一緒に成長してきたの。だから、自然と今の形に仕上がったんだと思うわ。
ミッチ:僕たちは別の何者かになろうと思ってはいないんだ。ありのままの僕らでいようと思っているだけで、自分たちが得意なことをやっているまでだよ。様々なジャンルには挑戦しているけれど、それは自分たちの成長に役立っていると思うよ。
--初期のころからYouTubeを積極的に活用していらっしゃいますが、何か理由はありますか?
スコット:YouTubeを使えば、ファンと直接交流を持つことができるんだ。無料で動画をアップロードできて、誰もが視聴できる。それに、すぐにコメントがきてフィードバックがもらえる。僕らにとって、YouTubeは唯一の表現の場だったんだ。テキサス出身の僕らは、どうやったらテレビに出られるのか、音楽を世に出せるのかわからなかったけどYouTubeはそれができる場所だったんだ。ビデオをあげた途端、何十万回も観られて「ワオ!」って驚いていたよ。高校生にとって、それって凄いことだったんだ。僕らには最高のツールなんだよ。オーディション番組のあと、他にもオーディション番組やリアリティー番組があるから、いかに存在感を残していくのかについて考えていたよ。だからファンと交流を持つためにも、YouTubeほど最高のオプションはなかったんだ。チャンネルを始めてよかったと思うし、そのおかげでキャリアも築けたんだと思うよ。
--YouTubeではビジュアルも非常に凝っていますが、アイデアは誰が考えていますか?
スコット:アイデアが浮かんだ人からみんなと共有するんだ。僕はビジュアル面にすごく凝っちゃう性格で、だから、よくみんなにビジュアル面でのアイデアをシェアするんだ。でも、コスチュームとかは個人のやりたいようにしているよ。どんな見た目にしたいかは、個人の裁量で決める。だって、みんな個性があるんだから、それを表現しなくちゃね。一人ひとりがそういうことをできるって、クールだよね。
■ リリース情報
◇最新アルバム
「ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー(ジャパン・エディション)」
絶賛発売中 1,800円+税
【収録曲】
01. 天には栄え | Hark! The Herald Angels Sing
02. ホワイト・ウィンター・ヒムナル | While Winter Hymnal
★Fleet Foxesのカバー
03. そりすべり | Sleigh Ride
04. ウィンター・ワンダーランド / ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー feat. トリ・ケリー | Winter Wonderland/Don’t Worry Be Happy feat. Tori Kelly
05. ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー | That’s Christmas To Me
★PENTATONIXのオリジナル・ソング
06. メアリー、ディッド・ユー・ノウ? | Mary Did You Know?
07. くるみ割り人形 | Dance Of The Sugar Plum Fairy
08. イッツ・ザ・モースト・ワンダフル・タイム・オブ・ジ・イヤー | It’s the Most Wonderful Time of the Year
09. サンタが街にやってくる | Santa Claus is Coming to Town
10. きよしこの夜 | Silent Night
11. レット・イット・ゴー | Let It Go
★映画『アナと雪の女王』からの楽曲カバー
12. 荒野の果てに | Angels We Have Heard on High
13. 久しく待ちにし主よとく来たりて | Come, O Come Emmanuel
14. キャロル・オブ・ザ・ベルズ | Carol of the Bells
15. ザ・クリスマス・ソング | The Christmas Song (Chestnuts Roasting on an Open Fire)
16. さやかに星はきらめき | O Holy Night
17. ディス・クリスマス | This Christmas
18. リトル・ドラマー・ボーイ | Little Drummer Boy
19. ゴー・テル・イット・オン・ザ・マウンテン | Go Tell it on the Mountain
20. クリスマス・イブ | Christmas Eve
★山下達郎の楽曲カバー
*M1-M11は最新クリスマス・アルバム『That’s Christmas To Me』より収録
*M-12-M19はクリスマスEP『PTXmas(Deluxe Edition)』より収録
*M-20は今作のみの収録
◇最新EP
「PTX Vol.3」
好評発売中 ※デジタル配信と輸入盤のみの取り扱い
◇日本盤デビュー・アルバム
「PTX Vols. 1 & 2(ジャパン・エディション)」
好評発売中 1,800円+
■ ペンタトニックス/バイオグラフィー
2011年に結成されたリード・ヴォーカリスト:スコット・ホーイング、カースティ・マルドナード、ミッチ・グラッシ、ヴォーカル・ベース:アヴィ・カプラン、ビートボクサー:ケヴィン・オルソラの5名からなる超絶技巧派アカペラ・グループ。米NBCの人気アカペラ・オーディション番組「ザ・シング・オフ」シーズン3の優勝者。ペンタトニックスの由来は1オクターブごとに5つの音が含まれる五音音階=ペンタトニック・スケールをメンバー5名になぞらえたもの。ポップ、ジャズ、R&B、ダブステップ、エレクトロニカやヒップホップなどのサウンドを、他に類を見ないアカペラとヒューマン・ビートボックスで表現する。特にデジタル・エフェクト系のサウンドを大胆に盛り込んだアレンジの着眼点とその再現性の高さは他のいかなるアカペラ・グループとも一線を画す、未知の音楽体験と言っても過言ではない。またそのヴァイラルな音楽性を生かし、YouTubeの公式チャンネルで数々の楽曲カバー動画を公開、これまでに総再生数5億5千万回以上を獲得するなど新人にして既に爆発的人気を博している。
TVグルーヴはペンタトニックスの来日中、単独インタビューを実施。グループ結成秘話から2回目の日本について、カバーしたアーティストとの思い出、そして最新アルバムまでたっぷり語ってもらった。
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--日本での滞在は楽しんでいますか?
全員:もちろん楽しんでいるよ。
カースティン:ネイルサロンに行ってきたのよ!
スコット:日本に来るのは2度目なんだけど、前回来日したときは、ゲームセンターに行ったんだ。プリクラを撮ったし、美味しい料理もたくさん食べたよ。キディランドにも行ったしね。今回の来日はプロモーションで忙しくて、オフの時間がまだあまり取れていないんだ。原宿には行ってきたよ。
カースティン:私は渋谷の109に行きたいわ。前回行けなかったから、今回こそは行けるといいな。
--取材の合間に日本語のレッスンを受けたそうですが、いかがでしたか?
ミッチ:アヴィとケヴィンの2人は、すごく上達しているよ。
全員:アリガトウゴザイマス、オハヨウゴザイマス、ハジメマシテ、ゴメンナサイ、イタダキマス。
--初めてペンタトニックスを知ったという方のために、ペンタトニックス結成の経緯について教えてください。
スコット:僕とカースティンとミッチは幼馴染で、みんな歌や演劇をしていて、高校も一緒だったんだ。最初は僕ら3人で始めたんだけど、YouTubeにビデオをあげていたよ。そして、「Sing Off」(アカペラのオーディション番組)に参加しようと思って、ベースサウンドとビートボックスの音を足したくて2人メンバーを増やすことにしたんだ。大学時代の共通の知人を通してアヴィと出会って、ケヴィンをYouTubeで見つけたんだ。彼がビートボックスしながらチェロを弾いていたんだけど、それを見てグループに入らないか聞いてみたんだ。オーディション番組が始まる前日に初めて会ったんだけれど、びっくりするぐらいしっくりきたんだ。そして、今に至るよ。
--「Sing Off」シーズン3で優勝しましたが、この番組に出ようと思った際、現在の状況(世界中で大ヒット)を予想していましたか?
全員:全く予想してなかった(笑)
スコット:当時は何が起きるのかわからないまま、前に突き進んでいたんだ。楽しいからやっていたようなものなんだ。夢はあったけれど、これから何が起こるのかなんてわからなかった。だから、今の状況はすごくうれしく思うし、とても感謝しているよ。
スコット (C)TVGroove.com
--この成功で変わったことはありますか?
アヴィ:ものすごく忙しくなったかな。
ミッチ:予定がびっしりだよ。
スコット:忙しくなったことが一番変わったことだね。あとは、自分のことは自分でできるようになったことかな。大学まで通ってたけど、学校がスケジュールを用意してくれていたからね。でも、オーディション番組が終わって、みんなでロサンゼルスに移って、「これからどうしよう?」って最初は思ったんだ。だから、前に進むために自分でモチベーションを高めていったんだ。
カースティン:あとは税金を払ったりね。
スコット:税金を払うようになって、大人になったんだって実感したよ。最初は怖かったけど、今は大丈夫さ。
--8月に川崎でミニライブを行いましたが、日本デビュー前にもかかわらず大盛況でしたね。その時の感想を教えてください。
アヴィ:今年やったライブで、最高にクールなものの一つだった。僕らのキャリアの中でも特に印象深いものだよ。今まで行ってみたいと思っていた外国の地で、たくさんのファンに会えたんだ。信じられないよ。
(左から)アヴィ、カースティン、スコット (C)TVGroove.com
--センセーショナルなサウンドに世界中が驚いています。グループ結成時から、今までと違うことをやろうという意志はありましたか?
スコット:初めから一貫しているのは、グループの整合性を守るってことなんだ。それが一番大事なんだよ。出会った瞬間から、この5人は自然と調和できていたし、ここまで上り詰めることができたんだ。
カースティン:私たちは「これをやってみましょう」っていう風に何かをやったことはないの。私たちは昔から一緒に過ごしてきたし、ミュージシャンとしても一緒に成長してきたの。だから、自然と今の形に仕上がったんだと思うわ。
ミッチ:僕たちは別の何者かになろうと思ってはいないんだ。ありのままの僕らでいようと思っているだけで、自分たちが得意なことをやっているまでだよ。様々なジャンルには挑戦しているけれど、それは自分たちの成長に役立っていると思うよ。
--初期のころからYouTubeを積極的に活用していらっしゃいますが、何か理由はありますか?
スコット:YouTubeを使えば、ファンと直接交流を持つことができるんだ。無料で動画をアップロードできて、誰もが視聴できる。それに、すぐにコメントがきてフィードバックがもらえる。僕らにとって、YouTubeは唯一の表現の場だったんだ。テキサス出身の僕らは、どうやったらテレビに出られるのか、音楽を世に出せるのかわからなかったけどYouTubeはそれができる場所だったんだ。ビデオをあげた途端、何十万回も観られて「ワオ!」って驚いていたよ。高校生にとって、それって凄いことだったんだ。僕らには最高のツールなんだよ。オーディション番組のあと、他にもオーディション番組やリアリティー番組があるから、いかに存在感を残していくのかについて考えていたよ。だからファンと交流を持つためにも、YouTubeほど最高のオプションはなかったんだ。チャンネルを始めてよかったと思うし、そのおかげでキャリアも築けたんだと思うよ。
--YouTubeではビジュアルも非常に凝っていますが、アイデアは誰が考えていますか?
スコット:アイデアが浮かんだ人からみんなと共有するんだ。僕はビジュアル面にすごく凝っちゃう性格で、だから、よくみんなにビジュアル面でのアイデアをシェアするんだ。でも、コスチュームとかは個人のやりたいようにしているよ。どんな見た目にしたいかは、個人の裁量で決める。だって、みんな個性があるんだから、それを表現しなくちゃね。一人ひとりがそういうことをできるって、クールだよね。
■ リリース情報
◇最新アルバム
「ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー(ジャパン・エディション)」
絶賛発売中 1,800円+税
【収録曲】
01. 天には栄え | Hark! The Herald Angels Sing
02. ホワイト・ウィンター・ヒムナル | While Winter Hymnal
★Fleet Foxesのカバー
03. そりすべり | Sleigh Ride
04. ウィンター・ワンダーランド / ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー feat. トリ・ケリー | Winter Wonderland/Don’t Worry Be Happy feat. Tori Kelly
05. ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー | That’s Christmas To Me
★PENTATONIXのオリジナル・ソング
06. メアリー、ディッド・ユー・ノウ? | Mary Did You Know?
07. くるみ割り人形 | Dance Of The Sugar Plum Fairy
08. イッツ・ザ・モースト・ワンダフル・タイム・オブ・ジ・イヤー | It’s the Most Wonderful Time of the Year
09. サンタが街にやってくる | Santa Claus is Coming to Town
10. きよしこの夜 | Silent Night
11. レット・イット・ゴー | Let It Go
★映画『アナと雪の女王』からの楽曲カバー
12. 荒野の果てに | Angels We Have Heard on High
13. 久しく待ちにし主よとく来たりて | Come, O Come Emmanuel
14. キャロル・オブ・ザ・ベルズ | Carol of the Bells
15. ザ・クリスマス・ソング | The Christmas Song (Chestnuts Roasting on an Open Fire)
16. さやかに星はきらめき | O Holy Night
17. ディス・クリスマス | This Christmas
18. リトル・ドラマー・ボーイ | Little Drummer Boy
19. ゴー・テル・イット・オン・ザ・マウンテン | Go Tell it on the Mountain
20. クリスマス・イブ | Christmas Eve
★山下達郎の楽曲カバー
*M1-M11は最新クリスマス・アルバム『That’s Christmas To Me』より収録
*M-12-M19はクリスマスEP『PTXmas(Deluxe Edition)』より収録
*M-20は今作のみの収録
◇最新EP
「PTX Vol.3」
好評発売中 ※デジタル配信と輸入盤のみの取り扱い
◇日本盤デビュー・アルバム
「PTX Vols. 1 & 2(ジャパン・エディション)」
好評発売中 1,800円+
■ ペンタトニックス/バイオグラフィー
2011年に結成されたリード・ヴォーカリスト:スコット・ホーイング、カースティ・マルドナード、ミッチ・グラッシ、ヴォーカル・ベース:アヴィ・カプラン、ビートボクサー:ケヴィン・オルソラの5名からなる超絶技巧派アカペラ・グループ。米NBCの人気アカペラ・オーディション番組「ザ・シング・オフ」シーズン3の優勝者。ペンタトニックスの由来は1オクターブごとに5つの音が含まれる五音音階=ペンタトニック・スケールをメンバー5名になぞらえたもの。ポップ、ジャズ、R&B、ダブステップ、エレクトロニカやヒップホップなどのサウンドを、他に類を見ないアカペラとヒューマン・ビートボックスで表現する。特にデジタル・エフェクト系のサウンドを大胆に盛り込んだアレンジの着眼点とその再現性の高さは他のいかなるアカペラ・グループとも一線を画す、未知の音楽体験と言っても過言ではない。またそのヴァイラルな音楽性を生かし、YouTubeの公式チャンネルで数々の楽曲カバー動画を公開、これまでに総再生数5億5千万回以上を獲得するなど新人にして既に爆発的人気を博している。
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