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5人組スーパーグループ「コラブロ」、初来日インタビュー! 「去年の今ごろは職場で歌っていた」青年たちが、スターになるまでの道のりを激白

2015年5月1日
(左から)マイケル、マット、リチャード、トム、ジェイミー(左から)マイケル、マット、リチャード、トム、ジェイミー
2014年、英オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」で優勝した、5人組スーパーグループ「コラブロ」が初来日。卓越した歌唱力を持ちながら、デビューからまだ1年余りと、素顔は初々しい彼らの魅力に迫る、独占インタビューをお届け。

「コラブロ」は、リチャード・ハッドフィールド(21)、マイケル・オーガー(25)、マット・ペイガン(21)、トム・レッドグレイプ(25)、ジェイミー・ランバート(24)から成る5人組。2014年6月に、前述のBGTで優勝し、「ワン・ダイレクション」らも所属する、番組ジャッジのサイモン・コーウェルのレーベルと契約。デビューアルバム「スターズ」は、見事全英チャートで初登場1位を記録した、超期待の新星だ。今回のインタビューでは、結成にいたるまでの苦労話から、日本との意外な接点などに直撃。スーツ姿でパリッと決めながらも、メンバー同士じゃれあいながら和気あいあいとした雰囲気で答えてくれた。


Q.日本に来るのは今回がはじめてですか?
リチャード 「ぼくら4人はね」
トム 「ぼくは3年前に来たことがあるよ。大阪と京都に行って、金閣寺を観た。前回は古い日本を見て、今回は近代的な都会のエリアを観ることができてよかったよ」


Q.グループを結成したいきさつを教えてください
ジェイミー 「ぼくとマットは2013年から知り合いで、それぞれ別の国にいたけど、同じ会社で働いていた。ぼくらはフェイスブックのグループを通じて知り合って、ふたりともミュージカルに情熱を持っていて、“ミュージカル・シアター・ボーイ・グループ”をやろうって決めた。トムとマイケルがロンドンで行ったオーディションに来てくれて、最後にリチャードをYouTubeで見つけたんだ」


Q.「コラブロ」結成直後には、苦労もあったと聞いていますが?
マイケル 「昼間の仕事をしていたんだ。お金を稼ぐためにね。ぼくはガソリンスタンドで働いてた」
マット 「ぼくはキッチン用品のセールスマン」
トム 「ぼくは日本食レストランで働いていたよ」
ジェイミー 「ぼくは病院に勤めてた」
リチャード 「ぼくは塗装の仕事をしていたよ。実は最初に会って、リハーサルをしたときに、マイケルから交通費を借りる羽目になりそうだった。お金がなかったんだよ!」


Q.結成からたった1ヶ月でBGTに出場となりましたが、どういう心境でしたか?
マット 「かなりストレスがたまる期間だったよ。仕事をしていたから、リハーサル期間が1週間しかなかったんだ。最初はセミファイナルで歌った『彼を帰して』を歌おうとしていたんだけど、結局3日前に『スターズ』に変えた。リハーサルは本当にストレスフルだったけど、そのかいはあったよ。いまはハッピーだ」


Q.そして番組初登場から、スタンディングオベーションを受けることとなりましたが、そのときの気分は?
トム 「アメージングだった。バックステージに立ちながら、もしうまくいかなかくて、(落選の)ブザーが聞こえたらって、みんな本当にビビってた。でもステージに上がって、歌い出したら観客が本当に心から楽しんでくれて、大騒ぎ。歓声が大きすぎて、途中で音楽が聞こえなくなっちゃって、内心、ズレていないよう願っていたんだ。でもうまくいったよ」
リチャード 「3000人が立ち上がっていたんだ。いや、サイモン(たち、ジャッジ)を含めたら3004人か(笑) 信じられなかったよ」

【動画】「コラブロ」のスターへの道はここからはじまった! BGT初登場&初披露した「スターズ」



Q.先ほどお話にあったとおり、以前は仕事をしていたようですが、もう辞めたのですか?
一同 「もちろん」
マット 「でもトムは優勝してから1週間後も続けていたよね」
トム 「イエス!(笑) 実はきちんと退職したのは、優勝から1週間後だったんだ。食べに行って、カウンターの外で“ごめん、もう来られないんだ”って。いまじゃいい客だよ」


Q.トムさんとジェイミーさんは、ポケモンセンターなどに行かれたようですが、昔から日本文化がお好きなのですか?
ジェイミー 「トムはぼくより詳しいよ。でもぼくらはかなりの量のマンガを読んでる。ぼくらは同じバンドに入って6カ月だけど、トムがスタジオでぼくがiPadでNARUTOを読んでるのに気付いて、“ちょっと待って、NARUTO読んでるの? ぼくらが東京に行くときNARUTOのミュージカルがやってる”って」
トム 「信じられないくらいラッキーだよ! ぼくらがちょうど東京にいるときにやってるなんて! でもぼくらのスケジュールはすごく忙しくて、行けるかわからなかったんだけど、幸運にも行けるようになったんだ!」
ジェイミー 「アメージングだよ。NARUTOとミュージカルなんて、ぼくらの好きなものが合体してるんだ」


Q.ミュージカルのお話が出ましたが、今後、演じてみたい役などありますか?
リチャード 「それはぼくらの夢だよ」
ジェイミー 「たくさんあるよね」
リチャード 「ぼくらは全員、『レ・ミゼラブル』が好きなんだ」
トム 「それぞれに役を振るんだ。ジャン・バルジャン、テナルディエ……」
マット 「(マイケルを指して、女性役の)コゼット(笑)」
トム 「(マットに、同じく女性役の)エポニーヌ(笑)」
ジェイミー 「ぼくらは全員種類の違う声を持っているからね。マットは『ジャージー・ボーイズ』が大好きだし」
マット 「そう、フランキー・ヴァリ(という役)がやりたい」
ジェレミー 「マイケルは『ヘア・スプレー』」
マイケル 「リンク(役名)だね」
ジェレミー 「トムは『ザ・ブック・オブ・モルモン』」
トム 「そう、あの作品が大好きなんだ」


インタビュー中も、終始笑いが絶えなかったインタビュー中も、終始笑いが絶えなかった



Q.5人もメンバーがいると、良くも悪くも話がはずむと思いますが、選曲などはどうしたのですか?
リチャード 「これまでぼくらが話し合って、バンドとして下してきた決定には、満足してるんだ。5人もいたら、意見が食い違うと思うだろうけど、みんなが同じ考え方をしていることがある。ぼくらが同じ考え方や感じ方を持てるってことは、とても幸運だよ」

Q.運命的なつながりがあるのかもしれませんね
全員 「そうだね」
マイケル 「最高だよ。ぼくらはBGTのオーディションからたった1か月前に出会って、10分間一緒に歌っただけで、観客の前で何か特別なことができるってわかったんだ」


Q.現在のように有名になって、ファンやメディアから追いかけられるようになったと思いますが、この生活にはもう慣れましたか?
(一同爆笑)
マット 「まぁ、全然だよ(笑) 最高の4人のやつらと一緒の毎日が素晴らしいよ」
リチャード 「去年のいまごろは、色々な場所で歌ってた。でもいまは、地球を半分回って、日本みたいな美しい国へ旅して、新しいコラボレーター(ファンのこと)と、音楽を共有してる。ものすごいファンタスティックだよ!」


Q.ファン以外ではどんなセレブに会う機会がありましたか?
ジェイミー 「ワン・ダイレクション」
リチャード 「エド・シーラン、ウィリアム王子や、キャサリン妃の前でパフォーマンスをした。本当にファンタスティックだったよ」
トム 「それにロイヤル・ベイビーもいたよ!」
マット 「それにレア・サロンガに会った。素晴らしいミュージカルスターだ」
トム「イル・ディーヴォ、ベット・ミドラー」
マイケル 「ナオミ・キャンベルやケイト・モスみたいなスーパーモデルの前でも歌ったよ」


Q.UKチャート1位のアルバム「スターズ」が日本で発売されましたが、ファンにどんなところを聞いてもらいたいですか?
マット 「いい質問だね」
リチャード 「ファンタスティック・ハーモニー。ぼくらが誇りを持って届ける、本当にシェアしたかったクロス・ハーモニー・サウンド! コラブロは、これまでの音楽業界にはなかったミュージカル・シアター・エッセンスを持ってる。ジョン・レジェンドの『オール・オブ・ミー』のような素晴らしい楽曲や、『虹の彼方に』、『サムホエア』(『ウェスト・サイド・ストーリー』より)みたいなミュージカル界でのビッグヒットを聞いてほしい」
マット 「曲に込められた感情を聞いてほしい。ミュージカルの美しいストーリーを、ぼくらは曲に込めたんだ」


しばしばカメラ目線を披露したマイケルと、なんともいえない表情のマットしばしばカメラ目線を披露したマイケルと、なんともいえない表情のマット



なお、「コラブロ」のメンバーには、インタビューのほかあるゲームに挑戦してもらった。その様子は、後日動画にて公開予定だ。

イギリス発の5人組スーパー・グループ「コラブロ」の初来日ショーケースライブにファン500人が陶酔!「秋に戻ってくる」と再来日宣言も(2015年4月30日)
スーザン・ボイル、ポール・ポッツなど、数々のスターを輩出した英人気オーディション...

【イベント情報】

○ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2015
出演者:安蘭けい、中川晃教、新妻聖子、平方元基、ジョン・オーウェン=ジョーンズ、コラブロ
オーケストラ:読売日本交響楽団
指揮:梅田俊明
構成・演出:寺崎秀臣

5月2日(土)18:30開演
3日(日)14:00開演
3日(日)18:30開演 ※追加公演
場所:東京芸術劇場
詳しくは・・・ //hpot.jp/stage/mms2015

【リリース情報】

コラブロ
「スターズ」絶賛発売中!

スターズ
スターズ
posted with amazlet at 15.04.27
コラブロ
SMJ (2015-04-29)

2,500円+税 SICP-30754
※Blu-spec CD2仕様
※日本盤ボーナストラック2曲収録

1. スターズ (ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)
2. 彼を帰して (ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)
3. カム・ホワット・メイ (映画「ムーラン・ルージュ」より)
4. ウィズ・ユー(ミュージカル「ゴースト」より)
5. レット・イット・ゴー(映画「アナと雪の女王」より)
6. アンセム(ミュージカル「チェス」より)
7. シークレッツ(ワン・リパブリックのカヴァー)
8. サムホエア(ミュージカル「ウエスト・サイド物語」より)
9. オール・オブ・ミー(ジョン・レジェンドのカヴァー)
10. 虹の彼方に(映画「オズの魔法使い」より)

日本盤ボーナストラック
11. セイ・サムシング(ア・グレイト・ビッグ・ワールド with クリスティーナ・アギレラのカヴァー)
12. フォーリング・スローリー(ミュージカル「Once ダブリンの街角で」より)

★iTunes Storeでも配信中!(全曲試聴可)
https://itunes.apple.com/jp/album/id980186129

【バイオグラフィー】

スーザン・ボイルやポール・ポッツを生んだイギリスの大人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」の2014年度優勝グループ。イル・ディーヴォ、ワン・ダイレクションが在籍するSycoレーベルと契約。デビュー・アルバム「スターズ」が全英で初登場1位、世界各国でチャート上位を席巻し、イギリス・ツアーは全会場SOLD OUT。初来日ショーケース・ライヴが2015年4月29日に行われる。コラブロは「コラボレーション」と「ブラザ」ーを合わせた造語であり、ファンは「コラボレーター」と呼ばれている。

公式Twitterアカウント(英語のみ)
https://twitter.com/collabroglobal

公式Facebookページ(英語のみ)
https://www.facebook.com/CollabroGlobalOfficial