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【サマソニ インタビュー】アイルランドの超人気バンド「ザ・スクリプト」、日本の夏にKO寸前! 「ウィンターソニックを開催して!」
2015年8月27日
(左から)マーク、ダニー、グレン
アイルランド出身の3ピースバンド「ザ・スクリプト」が来日し、今年1月の単独公演に続いて、「サマーソニック2015」でパフォーマンスを行った。今年6月には、地元アイルランドにて、バンド史上最大規模8万人を前にしたコンサートを成功させた「ザ・スクリプト」に、バックステージでインタビューに応じてもらった。
Q.前回の来日は冬でしたが、日本の夏はいかがですか?
グレン「あぁ、いい感じでやってるよ」
ダニー「見ての通りだよ。(マークに)調子はどう?」
マーク「全然大丈夫じゃないよ! ちょっと不満を言っていいかな。サマーソニックじゃなくて、ウィンターソニックをやるべきだ。アイルランド男子にとっては、暑すぎるんだ。もう溶けちゃうよ! 助けてくれ!(笑)」
グレン「脱水が激しいから、たくさん水を飲んでるよ。水の飲みすぎで、すぐトイレに行きたくなるから、よく眠れてないんだ。大きなイベントだから、出演にはとてもワクワクしてる。地元アイルランドじゃこんなに暑かったことなんてないから、少し困ったこともあるけどね。確かにぼくらは溶けてる(笑) でも(日本の)観客は最高さ」
ダニー「本当に日本の観客は、ファンタスティックだよ」
マーク「だからこそ暑さを我慢しても、ステージに立つんだよ。1月に小さなショーをやってからの、今回のステージなんだけど、観客の数が2倍、3倍と増えていくんだ。(サマソニ)大阪でのショーじゃ、最初は観客が少ししか見えなくて、“ノー、誰もぼくらを観に来てくれない”って思ったんだ。でも2曲目、3曲目と進むうちに、会場中いっぱいになったよ」
Q.今年6月には、バンド史上最大規模となる公演を地元で行いましたね。感想はいかがですか?
ダニー「信じられないようなコンサートだったよ。あんな大勢の前で演奏できて、まさに夢みたいだった。しかも地元での公演だったから、ぼくらにとっても貴重な体験だった。みんな“次は?!”って聞きたかがるけど、ぼくらは世界中で同じようなコンサートがしたいんだ。ヨーロッパだけじゃなく、もっともっとビッグなバンドになりたい。日本はあたたかく迎えてくれる、それってアメージングだよ。ぼくらはアイルランド人で、全然違うのに、音楽がぼくたちを強い絆で結び付けてくれるんだ。サマソニのステージでも、同じように盛り上がるといいな」
――この公演では、今回のサマソニにも出演しているファレル・ウィリアムスがオープニングアクトを務めましたね
グレン「アメージング、彼もバンドも最高だったよ。彼のパフォーマンスはグレートさ。サマソニのラインナップも最高、ファレルと同じステージに立てることに、興奮するよ。すごく名誉に思う」
Q.常に世界各地を飛び回っているようですが、苦労話や、楽しみはありますか?
ダニー「楽しみは、各地でプレイして、ファンと会えること。残念なのは、家族や友人と離れなくちゃいけないことだね」
マーク「移動は大変だよ。いつも飛行機内か、空港にいるんだ」
グレン「時差ボケもしんどいね。なんでかわからないけど、今回は平気なんだ。でも普段は、時差ボケに手を焼いているよ」
ダニー「それ以外は最高なんだ。ファンタスティックな人生さ」
マーク「移動の目的が、コンサートだけってこともあるよ。50分間、演奏するためだけに、今日も日本にいるんだ。移動はあまり好きになれないけど、ステージでの50分間は本当に楽しいものなんだ」
グレン「ぼくらの仕事のすべては、そのためにあるのさ。時間の割合的には短いけれどね」
Q.今後の活動予定を教えてください
マーク「いまはちょうどフェスのシーズンなんだ。世界中、あちこちのフェスで演奏してきたよ。これまで行ったことのない国も多かった。これからあと8つのフェスに参加する予定なんだ。主にイギリスとヨーロッパ。今年のツアーは、ブラジルでフィナーレを迎える予定なんだ。行ったことがない国だから、楽しみにしているんだよ。ときどき音楽がぼくらより先に各地へ旅していることがあるから、(行った先で)何が起こるか予想ができない。日本のときもそうだった。ブラジルじゃ何が起こるか楽しみだよ。1年半も続けてきたツアーが、終盤に入っていて、9月に終わるんだけど、短いオフを取ったら、新しい音楽を作りたい。またツアーがやりたいからね」
(インタビュー終わり)
■ リリース情報
ザ・スクリプト
「ノー・サウンド・ウィズアウト・サイレンス:ジャパン・スペシャル・エディション」
2015年4月15日発売 2CD 2,700円+税
初回仕様限定:日本盤オリジナル絵柄スリーヴケース&ピクチャーレーベル
■ ザ・スクリプト バイオグラフィー
アイルランド/ダブリン出身。ダニエル・オドナヒュー(Key/Vo)、マーク・シーハン(G/Vo)、グレン・パワー(Dr/Vo)から成るスリーピース・バンド。
本国を離れ、R&B界の伝説的存在であるダラス・オースティンやテディ・ライリーなどにその才能を認められたことによってプロデュース/ソングライティング・チームとしてアメリカでそのキャリアをスタートさせたダニーとマーク。そこにソロ・ミュージシャンとして活動していたグレンが加わり、拠点をロンドンに移してバンドとしての活動をスタートするやSony Music Entertainment UKと即契約に至り、2008年4月にシングル「We Cry」でUKデビュー。その印象的なピアノの旋律、美しいメロディとダイナミックなライヴ・サウンドはジャンルや国境を越えて世界中から注目を集め、同年夏にリリースされたセルフ・タイトルのデビューアルバム「The Script/ザ・スクリプト」は、UK及び地元アイルランドで初登場1位を獲得。U2、ポール・マッカートニー、テイク・ザットなど数々の大物アーティストのサポートを務め、その人気とスケールを拡大させていく。2013年8月までには63か所にも及ぶアリーナツアーと18のフェスティバルを果たす等、世界的なライヴ・アクトとしての評価もあげていく。
その後’10年に発売された2ndアルバム「Science And Face/サイエンス・アンド・フェイス」が2作連続で全英チャート1位、’12年に発売された3rdアルバム「3/スリー」も全英チャート2位を記録、これまでに2000万枚の総レコードセールスをたたき出し、デビュー以来コンスタントにツアーを重ねているアメリカでも100万枚以上のアルバムセールスを記録するなど、世界的な躍進を続けている。
特に前作「3」ではヴォーカルのダニーが本国UKの人気オーディション番組「The Voice/ザ・ヴォイス」の審査員を務めた事で一気に“著名人”となり、同シーズンに同じく審査員を務めていたウィル・アイ・アムをフィーチャリングしたシングル曲「ホール・オブ・フェイム」のセールスも全世界で500万枚を突破、YouTubeでも約1億5000万回にも及ぶ再生回数を記録する大ヒット曲となった。
【動画】ザ・スクリプト×ウィル・アイ・アム「ホール・オブ・フェイム」MV
また、現エリザベス女王が英BBC人気ラジオ局 Radio 1に出演した際、彼女に直々に招かれて演奏を果たす等、本国イギリスでは国民的人気を誇る。更には、昨年2月に行われたテイラー・スウィフトのロンドンO2アリーナ公演では、ダニーがサプライズ・ゲストとしてステージに登場し、兼ねてからザ・スクリプトの大ファンだというテイラーと名曲「Breakeven」のデュエットを披露するなど、UK外のアーティストからも強い支持を得ている。
昨年行われた“3”ワールド・ツアーでは11カ月もの間ヨーロッパ、北アメリカ、アジアとオーストラリアを回った彼らであるが、そこから間髪をいれずに制作されたのが本作「No Sound Without Silence/ノー・サウンド・ウィズアウト・サイレンス」。その殆どの曲の構想がツアー中に練られたということもあり、彼ら従来の美しいメロディはそのままに、更に躍動感にあふれ、正に彼らの真骨頂的サウンドに仕上がった作品で、本国では9月にリリースされ、3度目となる全英1位を記録している。本アルバムからの1stシングル「Superheroes/スーパーヒーローズ」は全英3位、すでにYouTube総再生回数1300万回を超えるヒット曲にとなっている。
2015年6月には、キャリア史上最大規模のライヴが地元アイルランド/ダブリンのスタジアム=クローク・パークで開催されることが、先日サプライズ発表。あのファレル・ウィリアムスをサポート・アクトに迎えるというこのライヴは、なんと8万枚のチケットが数時間で即完し、正真正銘国民的モンスター・バンドとしての人気を見せつけた。
オフィシャルサイト
//www.sonymusic.co.jp/artist/thescript/
Q.前回の来日は冬でしたが、日本の夏はいかがですか?
グレン「あぁ、いい感じでやってるよ」
ダニー「見ての通りだよ。(マークに)調子はどう?」
マーク「全然大丈夫じゃないよ! ちょっと不満を言っていいかな。サマーソニックじゃなくて、ウィンターソニックをやるべきだ。アイルランド男子にとっては、暑すぎるんだ。もう溶けちゃうよ! 助けてくれ!(笑)」
グレン「脱水が激しいから、たくさん水を飲んでるよ。水の飲みすぎで、すぐトイレに行きたくなるから、よく眠れてないんだ。大きなイベントだから、出演にはとてもワクワクしてる。地元アイルランドじゃこんなに暑かったことなんてないから、少し困ったこともあるけどね。確かにぼくらは溶けてる(笑) でも(日本の)観客は最高さ」
ダニー「本当に日本の観客は、ファンタスティックだよ」
マーク「だからこそ暑さを我慢しても、ステージに立つんだよ。1月に小さなショーをやってからの、今回のステージなんだけど、観客の数が2倍、3倍と増えていくんだ。(サマソニ)大阪でのショーじゃ、最初は観客が少ししか見えなくて、“ノー、誰もぼくらを観に来てくれない”って思ったんだ。でも2曲目、3曲目と進むうちに、会場中いっぱいになったよ」
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Q.今年6月には、バンド史上最大規模となる公演を地元で行いましたね。感想はいかがですか?
ダニー「信じられないようなコンサートだったよ。あんな大勢の前で演奏できて、まさに夢みたいだった。しかも地元での公演だったから、ぼくらにとっても貴重な体験だった。みんな“次は?!”って聞きたかがるけど、ぼくらは世界中で同じようなコンサートがしたいんだ。ヨーロッパだけじゃなく、もっともっとビッグなバンドになりたい。日本はあたたかく迎えてくれる、それってアメージングだよ。ぼくらはアイルランド人で、全然違うのに、音楽がぼくたちを強い絆で結び付けてくれるんだ。サマソニのステージでも、同じように盛り上がるといいな」
――この公演では、今回のサマソニにも出演しているファレル・ウィリアムスがオープニングアクトを務めましたね
グレン「アメージング、彼もバンドも最高だったよ。彼のパフォーマンスはグレートさ。サマソニのラインナップも最高、ファレルと同じステージに立てることに、興奮するよ。すごく名誉に思う」
ダニー
Q.常に世界各地を飛び回っているようですが、苦労話や、楽しみはありますか?
ダニー「楽しみは、各地でプレイして、ファンと会えること。残念なのは、家族や友人と離れなくちゃいけないことだね」
マーク「移動は大変だよ。いつも飛行機内か、空港にいるんだ」
グレン「時差ボケもしんどいね。なんでかわからないけど、今回は平気なんだ。でも普段は、時差ボケに手を焼いているよ」
ダニー「それ以外は最高なんだ。ファンタスティックな人生さ」
マーク「移動の目的が、コンサートだけってこともあるよ。50分間、演奏するためだけに、今日も日本にいるんだ。移動はあまり好きになれないけど、ステージでの50分間は本当に楽しいものなんだ」
グレン「ぼくらの仕事のすべては、そのためにあるのさ。時間の割合的には短いけれどね」
Q.今後の活動予定を教えてください
マーク「いまはちょうどフェスのシーズンなんだ。世界中、あちこちのフェスで演奏してきたよ。これまで行ったことのない国も多かった。これからあと8つのフェスに参加する予定なんだ。主にイギリスとヨーロッパ。今年のツアーは、ブラジルでフィナーレを迎える予定なんだ。行ったことがない国だから、楽しみにしているんだよ。ときどき音楽がぼくらより先に各地へ旅していることがあるから、(行った先で)何が起こるか予想ができない。日本のときもそうだった。ブラジルじゃ何が起こるか楽しみだよ。1年半も続けてきたツアーが、終盤に入っていて、9月に終わるんだけど、短いオフを取ったら、新しい音楽を作りたい。またツアーがやりたいからね」
(インタビュー終わり)
グレンが特技をスペシャル披露! この模様は動画でチェック
■ リリース情報
ザ・スクリプト
「ノー・サウンド・ウィズアウト・サイレンス:ジャパン・スペシャル・エディション」
2015年4月15日発売 2CD 2,700円+税
ノー・サウンド・ウィズアウト・サイレンス:ジャパン・スペシャル・エディション
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■ ザ・スクリプト バイオグラフィー
アイルランド/ダブリン出身。ダニエル・オドナヒュー(Key/Vo)、マーク・シーハン(G/Vo)、グレン・パワー(Dr/Vo)から成るスリーピース・バンド。
本国を離れ、R&B界の伝説的存在であるダラス・オースティンやテディ・ライリーなどにその才能を認められたことによってプロデュース/ソングライティング・チームとしてアメリカでそのキャリアをスタートさせたダニーとマーク。そこにソロ・ミュージシャンとして活動していたグレンが加わり、拠点をロンドンに移してバンドとしての活動をスタートするやSony Music Entertainment UKと即契約に至り、2008年4月にシングル「We Cry」でUKデビュー。その印象的なピアノの旋律、美しいメロディとダイナミックなライヴ・サウンドはジャンルや国境を越えて世界中から注目を集め、同年夏にリリースされたセルフ・タイトルのデビューアルバム「The Script/ザ・スクリプト」は、UK及び地元アイルランドで初登場1位を獲得。U2、ポール・マッカートニー、テイク・ザットなど数々の大物アーティストのサポートを務め、その人気とスケールを拡大させていく。2013年8月までには63か所にも及ぶアリーナツアーと18のフェスティバルを果たす等、世界的なライヴ・アクトとしての評価もあげていく。
その後’10年に発売された2ndアルバム「Science And Face/サイエンス・アンド・フェイス」が2作連続で全英チャート1位、’12年に発売された3rdアルバム「3/スリー」も全英チャート2位を記録、これまでに2000万枚の総レコードセールスをたたき出し、デビュー以来コンスタントにツアーを重ねているアメリカでも100万枚以上のアルバムセールスを記録するなど、世界的な躍進を続けている。
特に前作「3」ではヴォーカルのダニーが本国UKの人気オーディション番組「The Voice/ザ・ヴォイス」の審査員を務めた事で一気に“著名人”となり、同シーズンに同じく審査員を務めていたウィル・アイ・アムをフィーチャリングしたシングル曲「ホール・オブ・フェイム」のセールスも全世界で500万枚を突破、YouTubeでも約1億5000万回にも及ぶ再生回数を記録する大ヒット曲となった。
【動画】ザ・スクリプト×ウィル・アイ・アム「ホール・オブ・フェイム」MV
また、現エリザベス女王が英BBC人気ラジオ局 Radio 1に出演した際、彼女に直々に招かれて演奏を果たす等、本国イギリスでは国民的人気を誇る。更には、昨年2月に行われたテイラー・スウィフトのロンドンO2アリーナ公演では、ダニーがサプライズ・ゲストとしてステージに登場し、兼ねてからザ・スクリプトの大ファンだというテイラーと名曲「Breakeven」のデュエットを披露するなど、UK外のアーティストからも強い支持を得ている。
昨年行われた“3”ワールド・ツアーでは11カ月もの間ヨーロッパ、北アメリカ、アジアとオーストラリアを回った彼らであるが、そこから間髪をいれずに制作されたのが本作「No Sound Without Silence/ノー・サウンド・ウィズアウト・サイレンス」。その殆どの曲の構想がツアー中に練られたということもあり、彼ら従来の美しいメロディはそのままに、更に躍動感にあふれ、正に彼らの真骨頂的サウンドに仕上がった作品で、本国では9月にリリースされ、3度目となる全英1位を記録している。本アルバムからの1stシングル「Superheroes/スーパーヒーローズ」は全英3位、すでにYouTube総再生回数1300万回を超えるヒット曲にとなっている。
2015年6月には、キャリア史上最大規模のライヴが地元アイルランド/ダブリンのスタジアム=クローク・パークで開催されることが、先日サプライズ発表。あのファレル・ウィリアムスをサポート・アクトに迎えるというこのライヴは、なんと8万枚のチケットが数時間で即完し、正真正銘国民的モンスター・バンドとしての人気を見せつけた。
オフィシャルサイト
//www.sonymusic.co.jp/artist/thescript/
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