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イケメン3兄弟バンド「JTR」、ポップス大国スウェーデンから初来日!「まさに夢のよう」な独占インタビュー

2015年9月8日
JTR(左から、ジョン、トム、ロビン) (C)TVGroove.comJTR(左から、ジョン、トム、ロビン) (C)TVGroove.com
ABBA、Ace of Base、The Cardigansを輩出したポップス大国スウェーデンから、また新たな才能が登場した。それが“人懐っこい性格ながらも、リーダーシップ溢れる長男”ジョン(J)、“セクシーで大人びているのに、シャイで寡黙な二男”トム(T)、“楽しいことが大好きで、まだまだ大人になりたくない三男”ロビン(R)の3兄弟からなるイケメン・ボーイズグループ「JTR」だ。8月26日発売のアルバム「Oh My My」で日本デビューを飾り、スウェーデン出身のタレント・LiLiCo出演のMVも話題の彼らが初来日。TVグルーヴの独占インタビューに応じた。

「小さい頃からスウェーデンのアーティストが日本で活躍しているのを見て来たので、まさか自分たちがデビューするとは思わず、凄く光栄」とジョンが言うように、JTRにとって日本デビューはまさに念願。トムが「まだピンとこなくて、母国に帰ってもピンと来ないだろうね。まさに夢のようだから」と喜びを口にすれば、ロビンも「僕も同じだよ。信じられない」と夢心地だ。滞在中は大阪・東京の各地でお披露目ライブを敢行。日本デビュー直前にも関わらず、熱狂的ファン約1,000人が会場を埋め尽くす場面もあった。そんな光景も彼らの“夢心地”に拍車をかけた。




トムが「日本デビュー前にも関わらず、僕らの歌も知ってくれていて驚いたし、僕らが発する言葉一つ一つをきちんと聞いて受け止めてくれているのがわかった。こんなに素晴らしい体験ってほかにある!?」と声を弾ませると、ロビンも「ライブで盛り上がってくれる一方で、グッズ販売ではきちんと並んでくれる。日本のファンは本当に礼儀正しい方ばかり」と日本のファンたちの深い愛情に感謝しきりだ。

JTRにとって、初めて訪れる日本。ジョンは「TVでしか見る事の出来なかった」東京・渋谷のスクランブル交差点の煌びやかさに目を奪われ、ロビンは大阪で訪れた鉄板焼き屋に感動。「包丁使いも美しかったし、何よりも泳いでいた美しい海老が目の前でシャ!シャ!シャ!と切られて、あっという間に肉の山になったのが衝撃的だった」と大きな目をさらに見開く。一方のトムは新宿・歌舞伎町のロボットレストランにカルチャーショックを受けたようで「死ぬまで忘れる事は出来ないだろうね。次に来日したら絶対にまた行くよ」と“アイル・ビー・バック”宣言だ。




彼らが音楽活動をスタートした背景には、家庭環境が関係している。両親は共に作曲家で、幼い3人兄弟にとっては、スタジオが遊び場同然だった。音楽が誕生するプロセスに自然と触れていた彼らが音楽を始めるのは、必然だったのかもしれない。なかでも“兄弟で組む”と決意させたのが、アルバム「Oh My My」収録の、開放的なハイトーンボイスが印象的な楽曲「TOUCHDOWN」。ロビンは「兄弟で初めて作った曲で、それが生まれた瞬間にこの3人でやるしかないという気持ちになった。曲作りの中で当然意見の相違はあるけれど、それ以上に何倍も上手くいっている実感がある」と確信を込めながらいう。

肉親ゆえに、ラブ・ソングを書くと「歌詞には経験が反映されるから『ああ、あの時のあの事か……』とバレて恥ずかしいこともある」としながらも「そもそも僕たち兄弟はオープン。例えばジョンが経験を基に歌詞を書いたとしても、歌う時にはトムとロビンの感情がのる。するとまったく別のものに生まれ変わることもある」と3人は照れ笑いしながら頷き合う。

(C)TVGroove.com(C)TVGroove.com


曲が生まれる瞬間は、ギターの爪弾きやジョギング中、メロディーを付けたいと思う衝動、と三者三様だが、今回のアルバムにはその自由なフィーリングが最高の形で詰まっている。アップテンポでポジティブな曲調で統一されながらも、楽曲それぞれが個性を持って独立し、JTRの多面性を知るには最高の1枚といえるだろう。

ジョンのおすすめは「CALL ON ME」で「ある男が、ダメな男に恋してフラれた女の子のグチを聞くというストーリーがとても好き」。トムのおすすめは「MOVIE STAR」で「綺麗でいたいという願望が人間にはあるけれど、本当に大切なのは内面なんだよね。そんなメッセージが気に入っている」。ロビンのおすすめは、3年前に書かれたという「RIDE」で「クールなメロディーラインを聴いた時に、楽曲のビジョンが見えた。3人で『赤いムスタングに乗っているMVが作れたらいいね』と話したら、数年後に実際に叶ったんだ」。

(C)TVGroove.com(C)TVGroove.com


念願の日本デビューも実現し、弾みをつけた形のJTR。最後に将来のビジョンを聞いた。ジョンは「目の前に笑顔が溢れるような音楽を沢山作って、より多くの人に届けたい。たとえ売れっ子になったとしても、地に足の着いたミュージシャンでいたいね」と白い歯を覗かせると、トムも「ファンの皆が、僕らの楽曲の歌詞から人生に役立つヒントを読み取ってくれたら嬉しい。JTRの音楽を通して、人生が変わるかのようなポジティブな影響を与えたい」と思いを込める。ロビンは「一番大事なのは、3人でこれからも曲を書いていくということ。その自分たちの姿を失わず、初心を忘れないでいたいね」と末っ子ながらもしっかりと締めくくった。

(取材協力/LiLiCo、文/石井隼人)


■リリース情報

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【動画】「Oh My My」MV
 
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