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「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」に出演中の日本人女優 祐真キキにインタビュー! 存在すら秘密のオーディションに参加できた経緯は?
2015年12月8日
祐真キキ / TVGroove.com
2006年から2010年まで放送され、日本でも大ヒットした海外ドラマ『HEROES / ヒーローズ』の続編である、『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』が、この秋からHuluで独占配信をスタート(毎週火曜日に1話ずつ配信)。同作にメインキャストのひとり、ミコ役で出演中の女優 祐真(すけざね)キキが、TVGrooveのインタビューに応じてくれた。
祐真キキは、京都出身の26歳。『HEROES / ヒーローズ』のオリジナルシリーズでは、日本人俳優マシ・オカ(ヒロ役)の出演が当時も話題になったが、彼に続く日本人キャストとして、今年、キキ・スケザネの抜擢がアナウンスされると、再び大きなニュースに。さまざまな超能力を持つ、個性豊かなキャラクターが、世界を賭けてぶつかり合う作品の中で、キキ演じるミコは別名“カタナ・ガール”。行方不明の父を追い、日本刀を手に戦う姿が印象的な役柄だが、素顔は関西訛りがキュートでよく笑う女性だった。
TVGrooveのインタビューでは、ミコという役柄についてはもちろん、『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』撮影の裏話や、オーディション秘話、また彼女が女優を目指したきっかけなど、さまざまな質問に答えてもらった。
Q.そもそも女優を目指そうと思ったきっかけを教えてください
「高校を卒業してから、何をしたいかですごく迷っていたんです。アルバイトをずっとしていたんですけど、自然環境を伝える仕事とか、人道支援に興味があった。その道も考えたんですけど、調べれば調べるほど、大学や大学院を出たりだとか……コスト面で無理でした。それと同時に、テレビや映画への憧れもあったんです」
「アフリカに興味があって、自分の目で確かめたいと思い、バックパッカーとして1か月旅をしました。その旅で、南スーダンの僻地で人道支援をしているアメリカ人に出会い、その方に悩みを相談しているうちに、僻地に乗り込んで支援をするということは、死ぬまでそこで生きていく覚悟がなくちゃやっていけないし、そのひと自身が助けられる人数や、出来ることには限りがあると知りました」
「自分がやりたいことを考えたとき、ハリウッド俳優は自分が有名になり、知名度を得て、他人に影響を与えることができる位置にいる、実際にハリウッドの俳優の中には、人道支援や環境破壊の問題に取り組んでいる方々がいる、とその方々の位置にいこうと思いました。そうすれば、救えるひとの数も増えるし、伝えたいことを伝えられる。映画やドラマを通して、実際の環境破壊の現状や、住人の状況を伝えることができると、アメリカの業界を目指そうと思いました」
「当時は京都にいたんですけど、それから東京にあるアップスアカデミーという、アメリカでの演技方法を基礎から教えてくれる場所で、2年ほど勉強しました。そこに殺陣を教えてくれるワークショップがあって、たまたま興味本位で受講したんです。そこでアクションの基本を学んで、それが後々コレ(HEROES)に活きたので、やっていてよかったです」
――具体的なロールモデルはいらっしゃるんですか?
「アンジェリーナ・ジョリー。もうあの通りにやろうかなって。目指すはアンジー(笑)」
【ミコこと、カタナ・ガール】
Q.『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』のオーディション経緯を教えてください
「オーディションは、基本的に向こう(アメリカ)のエージェントやマネージャーが取ってきてくれるものがほとんど。でも『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』は、オーディション自体がクローズド、秘密だったんです。だからキャスティングはあらかじめ、ネットで調べて絞りに絞っていたみたいなんです。というのも、表に出してしまえばドラマの存在自体がバレちゃうし」
「たまたまロサンゼルスで、殺陣のクラスに通っていたんです。そこである男の子と、そのお母さんと仲良くさせていただいていて。そのお母さんが、番組のキャスティングディレクターと友だちだったんです。そのディレクターが、日本人でアクションが出来る子を探していて、(知人が)私のアクションデモを、その方に送ってくれたんです。それでやっとオーディションにたどり着けたんです。本当にラッキーというか……オーディションに行って、受けて、受かって、ヤッター!って感じでした(笑)」
――はじめに役が決まったことを聞かされたとき、どういう心境でしたか?
「本当にうれしくて! うれしい、でしかないんですけど、でも同時に誰にも言っちゃいけなかったので、親だけ、京都にいる親にだけ伝えて、あとはもう密かに喜んでいました(笑) (ご両親の反応は?と聞かれ)なんかね……実感というか、“HEROES? えー?”みたいな感じで、やっぱりオンエアされるまで、実感がなかったみたい(笑)」
「でも私も、これまで日米合作ドラマとか、結構大きなドラマが決まって、すでに撮ったりしていたんですけど、全部お蔵入りになっちゃったり。よくあるんです。そういうのが続いていて、『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』が決まったって聞かされましたけど、実際に撮影して、宣伝がされるまで、ちょっと不安でしたね。ちゃんとやるかな?みたいな(笑)」
Q.演じているミコは、どんなキャラクターでしょうか?
「ミコは、東京出身の女の子で、行方不明になったお父さんを探しているんです。はじめの段階で、内門徹(ウチカド・トオル)が演じるシモサワ・レンというキャラクターが出てくるんですけど、ミコはゲームの世界に入り込める、レンは有名なゲーマー、ふたりのチームワークで、ミコの父親を探そうと日本からアメリカに渡っちゃうんです」
【ミコとレン】
「ミコとレン、ふたりのチームワークが、見どころなんじゃないかと思うんです。ミコはゲームの世界で戦ったりするんですけど、これも実際にモーションキャプチャーで私の動きをとってやっているので、ここも注目かな」
【モーションキャプチャー撮影中の様子】
――アクションシーンが多いようですが……
「そうですね! もうほとんどアクションだったので、ケガも結構しました。でも大きなケガはなくて、まぁ、おでこは切れてちょっと縫いましたけど(笑) でも骨折とかなかったので、本当によかった。やっぱり3話や4話の段階で大ケガしちゃうと、キャスト交換されてしまうので。ちょっとシビアなので、そこはもう本当に注意していました」
――今回の撮影前に、特別なトレーニングは行いましたか?
「いや、特にしていないですね。もう柔軟、身体を柔らかくすること。本番の動きを3日前くらいに渡されるんですけど、私のやり方は、動画を家で観て動きだけを身体に入れて本番に行くという方法。リハーサルも一応、シーンによってはあったけど、でも1日くらいしかなかったので、そこまでがっつりトレーニングなんてなかったし、そんな時間はなかったかな。というかケガしたくなかったので!(笑)」
――かなりタイトなスケジュールなように思えます
「そうでもないんです。結構、オフもありました。というのも、序盤はストーリーが5つくらいに分かれていて、そこから交わっていく。なので別れている間は、それぞれ撮影日がバラバラなので、違うキャストが撮影している間はオフでした。でもオフの日も、徹くんと私で、英語の台詞を日本語に訳していたので、それが結構大変でしたね(笑)」
Q.劇中に登場する「日本」は、私たち日本人から見ると少し奇妙に見えるときもあります。キキさんたち日本人キャストが、何か進言することもあったのでしょうか?
「そうですね。はじめに来た台本で、レンの台詞で……なんだっけな、“おまえ、くのいち、サムライ・ガールだろ”みたいな台詞があって。くのいちとサムライがごっちゃになっていて。忍者とサムライじゃないですか。ちょっとそれはやめようってなって、プロデューサーに話したら、次の日には“カタナ・ガール”に変わってました」
「あとはアパートでの撮影で、靴を履いてやってくださいって言われたのを、いや履きませんって言ってやったりとか(笑) そういう細かいところは変えられますけど、もうセットとかには口出しできないです。でもセットも、東京の銀座に実際にある部屋を、まるまるスタジオに用意されていて、それはすごくちゃんと再現されていました。映像でちょっと違和感があるのは、ライティングのせいだと思います。ピンクと紫なので、徹と私が入ったときも、ラブホ(ラブホテル)やなぁって(笑) 完全にラブホやなぁって感じでしたね」
Q.『HEROES / ヒーローズ』は、各地で同時進行する複雑な物語ですが、演じるキャストはどこまで把握していたのでしょうか?
「そのとき撮影しているエピソードの内容は知っています。台本を読んでいるので。その次のエピソードくらいまではわかっていて、あとは今後、また変わりますよ、っていうラフな台本は渡されていました。でも台本は、撮影当日まで変わるので、なので翻訳家を頼めなかったっていう事情もあるんです。ひとり挟むと、私たちが読むまでが遅れちゃうので」
――最近では、キャスト勢ぞろいの写真が、インスタグラムで公開されていますが、いつごろから交流はあったのですか?
「(撮影を行っていた)トロントに飛んだ初日から、ご飯やお酒を飲みに行ったり、いろいろしていましたね。ビリヤードや遊園地にも行って、結構楽しんでいました」
【敵も味方も(!?)大集合】
――特に仲良くなったキャストはいますか?
「徹くんは、一番(一緒に)いる期間が長かったので、すごく仲良くなりましたし、ジュディ(ジョアン役ジュディス・シェコーニ)とか、エリカってボスの娘役のイヴ・ハーロウ(テイラー役)とか、結構仲良くなりましたね。でもみんな、同じくらい仲良しで、誰かのアパートでパーティをしますって集まったり、結構ありましたね」
Q.同作には、マシ・オカさんも出演されていますが、日本人キャストの先輩として何かアドバイスはもらいましたか?
「マシさんはオリジナルがオンエアされたあと、街を歩くのが大変だったみたいなんですよね。みんな(彼を)知っているから。私もそれを期待して、オンエア後、わざと歩いたんですけど、誰からも声をかけられず(笑) わざと人ごみを歩いたりしたんですけど、全然気づかれず……。やっぱりマシさんって、“そのまま”じゃないですか。アジア人の女の子って、同じに見えちゃうんですね(笑)」
Q.キキさんご自身は、これからどういった活動を行っていく予定ですか?
「仕事が取れればありがたいなって。いま(インタビューを行った11月)日本に帰ってこられているのは、クリスマス時期は向こうの業界がスローだから。1月からまたいろいろなオーディションがスタートするので、とれればいいなって感じです。ハリウッドの映画とかやれればいいな。ハリウッド映画とか、大きなやつを決めたいですね」
読者へのメッセージをお願いします
「TVGrooveをご覧の皆さん、祐真キキです。今回『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』が、Huluにてオンエアされていますので、ぜひよろしくお願いします。オリジナルを観ていない方でも、1からストーリーを楽しんでもらえると思うので、ぜひよろしくお願いします」
【動画】「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」日本版予告篇
■放送情報
「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」
Huluにて独占配信中!
<<ストーリー>>
地球から、ヒーローが消えた―。
能力者たちと普通の人々が共存する世界。オデッサでは、この二種類の人類を結ぶ平和サミットが開かれようとしていた。しかし、何万人もの人が集まったその会場は、突如、大規模な爆発事故に見舞われる。そして、このテロ事件の反抗を疑われた能力者たちは、追われる身となったのだった。愛するものを爆発で失い、壮大な復讐計画を進める者たちも出現し、世界中に潜む能力者達は、その姿を消した。そんな時代に、突然新たな能力を手に入れ、困惑する者たちが現れる。巨大な陰謀が迫るなか、運命は新たな超能力者たちと、ヒロ・ナカムラら過去の偉大なヒーローたちを巡り合わせようとしていた。果たして、テロ事件の真犯人は誰なのか。そして、何故、何のために、世界には能力者達が増え続けているのか。
制作: NBCユニバーサル
制作総指揮: ティム・クリング「HEROES/ヒーローズ」シリーズ
出演: ジャック・コールマン「HEROES/ヒーローズ」、ザカリー・リーヴァイ「CHUCK/チャック」、祐真キキ、マシ・オカほか
公式サイト: HeroesReborn.jp
©2015 NBCUniversal. All Rights Reserved.
祐真キキは、京都出身の26歳。『HEROES / ヒーローズ』のオリジナルシリーズでは、日本人俳優マシ・オカ(ヒロ役)の出演が当時も話題になったが、彼に続く日本人キャストとして、今年、キキ・スケザネの抜擢がアナウンスされると、再び大きなニュースに。さまざまな超能力を持つ、個性豊かなキャラクターが、世界を賭けてぶつかり合う作品の中で、キキ演じるミコは別名“カタナ・ガール”。行方不明の父を追い、日本刀を手に戦う姿が印象的な役柄だが、素顔は関西訛りがキュートでよく笑う女性だった。
TVGroove.com
TVGrooveのインタビューでは、ミコという役柄についてはもちろん、『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』撮影の裏話や、オーディション秘話、また彼女が女優を目指したきっかけなど、さまざまな質問に答えてもらった。
Q.そもそも女優を目指そうと思ったきっかけを教えてください
「高校を卒業してから、何をしたいかですごく迷っていたんです。アルバイトをずっとしていたんですけど、自然環境を伝える仕事とか、人道支援に興味があった。その道も考えたんですけど、調べれば調べるほど、大学や大学院を出たりだとか……コスト面で無理でした。それと同時に、テレビや映画への憧れもあったんです」
「アフリカに興味があって、自分の目で確かめたいと思い、バックパッカーとして1か月旅をしました。その旅で、南スーダンの僻地で人道支援をしているアメリカ人に出会い、その方に悩みを相談しているうちに、僻地に乗り込んで支援をするということは、死ぬまでそこで生きていく覚悟がなくちゃやっていけないし、そのひと自身が助けられる人数や、出来ることには限りがあると知りました」
「自分がやりたいことを考えたとき、ハリウッド俳優は自分が有名になり、知名度を得て、他人に影響を与えることができる位置にいる、実際にハリウッドの俳優の中には、人道支援や環境破壊の問題に取り組んでいる方々がいる、とその方々の位置にいこうと思いました。そうすれば、救えるひとの数も増えるし、伝えたいことを伝えられる。映画やドラマを通して、実際の環境破壊の現状や、住人の状況を伝えることができると、アメリカの業界を目指そうと思いました」
「当時は京都にいたんですけど、それから東京にあるアップスアカデミーという、アメリカでの演技方法を基礎から教えてくれる場所で、2年ほど勉強しました。そこに殺陣を教えてくれるワークショップがあって、たまたま興味本位で受講したんです。そこでアクションの基本を学んで、それが後々コレ(HEROES)に活きたので、やっていてよかったです」
――具体的なロールモデルはいらっしゃるんですか?
「アンジェリーナ・ジョリー。もうあの通りにやろうかなって。目指すはアンジー(笑)」
【ミコこと、カタナ・ガール】
Q.『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』のオーディション経緯を教えてください
「オーディションは、基本的に向こう(アメリカ)のエージェントやマネージャーが取ってきてくれるものがほとんど。でも『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』は、オーディション自体がクローズド、秘密だったんです。だからキャスティングはあらかじめ、ネットで調べて絞りに絞っていたみたいなんです。というのも、表に出してしまえばドラマの存在自体がバレちゃうし」
「たまたまロサンゼルスで、殺陣のクラスに通っていたんです。そこである男の子と、そのお母さんと仲良くさせていただいていて。そのお母さんが、番組のキャスティングディレクターと友だちだったんです。そのディレクターが、日本人でアクションが出来る子を探していて、(知人が)私のアクションデモを、その方に送ってくれたんです。それでやっとオーディションにたどり着けたんです。本当にラッキーというか……オーディションに行って、受けて、受かって、ヤッター!って感じでした(笑)」
――はじめに役が決まったことを聞かされたとき、どういう心境でしたか?
「本当にうれしくて! うれしい、でしかないんですけど、でも同時に誰にも言っちゃいけなかったので、親だけ、京都にいる親にだけ伝えて、あとはもう密かに喜んでいました(笑) (ご両親の反応は?と聞かれ)なんかね……実感というか、“HEROES? えー?”みたいな感じで、やっぱりオンエアされるまで、実感がなかったみたい(笑)」
「でも私も、これまで日米合作ドラマとか、結構大きなドラマが決まって、すでに撮ったりしていたんですけど、全部お蔵入りになっちゃったり。よくあるんです。そういうのが続いていて、『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』が決まったって聞かされましたけど、実際に撮影して、宣伝がされるまで、ちょっと不安でしたね。ちゃんとやるかな?みたいな(笑)」
真剣な表情で / TVGroove.com
Q.演じているミコは、どんなキャラクターでしょうか?
「ミコは、東京出身の女の子で、行方不明になったお父さんを探しているんです。はじめの段階で、内門徹(ウチカド・トオル)が演じるシモサワ・レンというキャラクターが出てくるんですけど、ミコはゲームの世界に入り込める、レンは有名なゲーマー、ふたりのチームワークで、ミコの父親を探そうと日本からアメリカに渡っちゃうんです」
【ミコとレン】
「ミコとレン、ふたりのチームワークが、見どころなんじゃないかと思うんです。ミコはゲームの世界で戦ったりするんですけど、これも実際にモーションキャプチャーで私の動きをとってやっているので、ここも注目かな」
【モーションキャプチャー撮影中の様子】
――アクションシーンが多いようですが……
「そうですね! もうほとんどアクションだったので、ケガも結構しました。でも大きなケガはなくて、まぁ、おでこは切れてちょっと縫いましたけど(笑) でも骨折とかなかったので、本当によかった。やっぱり3話や4話の段階で大ケガしちゃうと、キャスト交換されてしまうので。ちょっとシビアなので、そこはもう本当に注意していました」
――今回の撮影前に、特別なトレーニングは行いましたか?
「いや、特にしていないですね。もう柔軟、身体を柔らかくすること。本番の動きを3日前くらいに渡されるんですけど、私のやり方は、動画を家で観て動きだけを身体に入れて本番に行くという方法。リハーサルも一応、シーンによってはあったけど、でも1日くらいしかなかったので、そこまでがっつりトレーニングなんてなかったし、そんな時間はなかったかな。というかケガしたくなかったので!(笑)」
――かなりタイトなスケジュールなように思えます
「そうでもないんです。結構、オフもありました。というのも、序盤はストーリーが5つくらいに分かれていて、そこから交わっていく。なので別れている間は、それぞれ撮影日がバラバラなので、違うキャストが撮影している間はオフでした。でもオフの日も、徹くんと私で、英語の台詞を日本語に訳していたので、それが結構大変でしたね(笑)」
TVGroove.com
Q.劇中に登場する「日本」は、私たち日本人から見ると少し奇妙に見えるときもあります。キキさんたち日本人キャストが、何か進言することもあったのでしょうか?
「そうですね。はじめに来た台本で、レンの台詞で……なんだっけな、“おまえ、くのいち、サムライ・ガールだろ”みたいな台詞があって。くのいちとサムライがごっちゃになっていて。忍者とサムライじゃないですか。ちょっとそれはやめようってなって、プロデューサーに話したら、次の日には“カタナ・ガール”に変わってました」
「あとはアパートでの撮影で、靴を履いてやってくださいって言われたのを、いや履きませんって言ってやったりとか(笑) そういう細かいところは変えられますけど、もうセットとかには口出しできないです。でもセットも、東京の銀座に実際にある部屋を、まるまるスタジオに用意されていて、それはすごくちゃんと再現されていました。映像でちょっと違和感があるのは、ライティングのせいだと思います。ピンクと紫なので、徹と私が入ったときも、ラブホ(ラブホテル)やなぁって(笑) 完全にラブホやなぁって感じでしたね」
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Q.『HEROES / ヒーローズ』は、各地で同時進行する複雑な物語ですが、演じるキャストはどこまで把握していたのでしょうか?
「そのとき撮影しているエピソードの内容は知っています。台本を読んでいるので。その次のエピソードくらいまではわかっていて、あとは今後、また変わりますよ、っていうラフな台本は渡されていました。でも台本は、撮影当日まで変わるので、なので翻訳家を頼めなかったっていう事情もあるんです。ひとり挟むと、私たちが読むまでが遅れちゃうので」
――最近では、キャスト勢ぞろいの写真が、インスタグラムで公開されていますが、いつごろから交流はあったのですか?
「(撮影を行っていた)トロントに飛んだ初日から、ご飯やお酒を飲みに行ったり、いろいろしていましたね。ビリヤードや遊園地にも行って、結構楽しんでいました」
【敵も味方も(!?)大集合】
――特に仲良くなったキャストはいますか?
「徹くんは、一番(一緒に)いる期間が長かったので、すごく仲良くなりましたし、ジュディ(ジョアン役ジュディス・シェコーニ)とか、エリカってボスの娘役のイヴ・ハーロウ(テイラー役)とか、結構仲良くなりましたね。でもみんな、同じくらい仲良しで、誰かのアパートでパーティをしますって集まったり、結構ありましたね」
Q.同作には、マシ・オカさんも出演されていますが、日本人キャストの先輩として何かアドバイスはもらいましたか?
「マシさんはオリジナルがオンエアされたあと、街を歩くのが大変だったみたいなんですよね。みんな(彼を)知っているから。私もそれを期待して、オンエア後、わざと歩いたんですけど、誰からも声をかけられず(笑) わざと人ごみを歩いたりしたんですけど、全然気づかれず……。やっぱりマシさんって、“そのまま”じゃないですか。アジア人の女の子って、同じに見えちゃうんですね(笑)」
TVGroove.com
Q.キキさんご自身は、これからどういった活動を行っていく予定ですか?
「仕事が取れればありがたいなって。いま(インタビューを行った11月)日本に帰ってこられているのは、クリスマス時期は向こうの業界がスローだから。1月からまたいろいろなオーディションがスタートするので、とれればいいなって感じです。ハリウッドの映画とかやれればいいな。ハリウッド映画とか、大きなやつを決めたいですね」
読者へのメッセージをお願いします
「TVGrooveをご覧の皆さん、祐真キキです。今回『HEROES Reborn / ヒーローズ・リボーン』が、Huluにてオンエアされていますので、ぜひよろしくお願いします。オリジナルを観ていない方でも、1からストーリーを楽しんでもらえると思うので、ぜひよろしくお願いします」
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【動画】「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」日本版予告篇
■放送情報
「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」
Huluにて独占配信中!
<<ストーリー>>
地球から、ヒーローが消えた―。
能力者たちと普通の人々が共存する世界。オデッサでは、この二種類の人類を結ぶ平和サミットが開かれようとしていた。しかし、何万人もの人が集まったその会場は、突如、大規模な爆発事故に見舞われる。そして、このテロ事件の反抗を疑われた能力者たちは、追われる身となったのだった。愛するものを爆発で失い、壮大な復讐計画を進める者たちも出現し、世界中に潜む能力者達は、その姿を消した。そんな時代に、突然新たな能力を手に入れ、困惑する者たちが現れる。巨大な陰謀が迫るなか、運命は新たな超能力者たちと、ヒロ・ナカムラら過去の偉大なヒーローたちを巡り合わせようとしていた。果たして、テロ事件の真犯人は誰なのか。そして、何故、何のために、世界には能力者達が増え続けているのか。
制作: NBCユニバーサル
制作総指揮: ティム・クリング「HEROES/ヒーローズ」シリーズ
出演: ジャック・コールマン「HEROES/ヒーローズ」、ザカリー・リーヴァイ「CHUCK/チャック」、祐真キキ、マシ・オカほか
公式サイト: HeroesReborn.jp
©2015 NBCUniversal. All Rights Reserved.
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