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Netflix「ナルコス」ペドロ・パスカル&ボイド・ホルブルック インタビュー! 本作は「コカインより中毒性があるシリーズだよ」
2016年6月17日
(左から)ペドロ・パスカル&ボイド・ホルブルック© Netflix. All Rights Reserved.
Netflixオリジナル作品「ナルコス」のシーズン2が9月2日より配信されることが発表された。80年代後半に実在したコロンビアの悪名高き麻薬王パブロ・エスコバルを描く本作は、彼率いる麻薬密売組織と取締捜査官たちの熾烈な対立を描く作品だ。
本作で巨悪の主人公エスコバルに立ち向かう麻薬取締局捜査官を演じ、素晴らしい相性を見せてくれるペドロ・パスカル(ハビエル・ピナ役)とボイド・ホルブルック(スティーヴ・マーフィー役)に、TCAツアーでインタビューを実施。初めて会った時のお互いの印象から役作り、そして同シリーズに関わったことで経験した”変化”について語ってもらった。
Q. 同シリーズのなかで、お二人は世の男性が憧れるような“バディ”として、素晴らしい相性を見せてくれていますが、今回の共演によって、お互いへの印象が変わったことはありますか?
パスカル: 最初に会ったときから、ボイドはとてもいい奴だと思っていました。
ホルブルック: 私は、撮影中にペドロから学ぶことがたくさんありました。日々の仕事はもちろん、(役や物語の)解釈の仕方においても。自分が考えていたこととは違う解釈を、ペドロが見せてくれて、なるほど、それはいいアイデアだと思ったり。とても稀なことなのです。
パスカル: 私から学ぶってことはね(笑)。私は、仕事においてシャイになりがちなのですが、この役に決まり、準備を始める際に、ともにニューヨークにいたのですが、ボイドの方からすぐにコンタクトしてました。ブルックリンで初対面し、酒に酔いながら、とてもおいしいステーキを食べて、すぐにいい友人同士となりました。ボイドは、私たちが新しい冒険の中心的な存在になるということを予知していたので、とてもいい形で口火を切ったと思います。自分たちの家から遠いコロンビアで、野心的なシリーズの第1シーズンを撮影したわけですが、そのときには、誰もうまくいくかどうか確信がありませんでした。私は仕事で怠けがちになることもあるのですが、ボイドは、仕事に対してとても厳しい姿勢で臨むので、インスピレーションを受けたものです。
自分たちが演じる実在の人物に会うために、バージニア州クアンティコ(FBIやCIA、DEA/麻薬取締局の訓練センター)への訪問をアレンジしたものボイドなのです。DEA本部に出向き、本部長に面会し、本物のスティーヴ・マーフィーやハビエル・ピナともに訓練キャンプに参加し、クラスを受け、ショットガン発砲や急襲、戦略的シミュレーションなどをすべて経験しました。これらはほとんど、ボイドがアレンジしてくれたものなのです。(登場キャラクターである)本人たちと1週間を共に過ごしました。
ホルブルック: いまも連絡を取り合っています。
Q. 本人たちに会ってよかったことは何ですか?アドバイスを受けましたか?
ホルブルック: 想像のなかにある人をリアルに感じることは、なかなかできないものです。(スティーヴと)5回ほど電話で話しましたが、実際に会うことにより、歴史に残るようなことを成し遂げた人でも、伝説的な偉人ではなく、等身大でアプローチしやすい存在になるものだと思います。
Q. 実在の人を演じるプレッシャーはありましたか?
ホルブルック: スティーヴに会う前は、もちろんプレッシャーがありました。キャラクターを作り上げなければという想いがありましたが、実際にスティーヴとハビエルに会ったことで、いろいろなことが明確になりました。
Q. その後も電話したり、アドバイスやフィードバックをもらうことはありますか?
パスカル: スティーヴ・マーフィーはとても話しやすく、和やかな人で、いつも私たち両方に連絡をしてくれるのです。もちろん、ボイドは私が知る以上に頻繁に連絡を取り合っていると思います。興味深いことに、ハビエル・ピナも素晴らしくフレンドリーな人です。私自身、あれほどの体験と物語を持つ、今も存命である人を演じ、その人に自分の演技を見られるということで、怯える気持ちもあったのですが、初めて会ったときに緊張をほぐしてくれました。一緒にビールを飲みながら話せる人なのです。同時に、作品内でも描かれているシャイで秘密主義、謎めいた部分も持ち合わせており、連絡はたまにとるぐらいなのですが。同シリーズのことは、とても好きだと言ってくれました。Appleストアのかわいい店員さんも同シリーズが好きだと伝言してくれたこともありますよ(笑)。
ホルブルック: デートに誘ったかも(笑)。
Q. スティーヴのキャラクターは、エスコバルを捕まえることに、どんどん固執していっているように思えます。シーズン初めから徐々に成長してくスティーヴ役を演じるにあたり、どのような役作りをしましたか?
ホルブルック: それは製作にあたり、最初に議論したことでした。俳優はいつでも、自分の役がどの位置から始まり、どのような形で着地するかということを考えるものです。テレビ・シリーズでは、自分の役がどのような“アーチ”を描くのか、そのアーチをどのように配分していくのかということを10エピソードもの時間枠のなかで考えることができる点で面白かったです。自分にとっても初めての体験だったので、演じながら学んでいったのですが。私が今まで参加してきた映画では、そのアーチを3~4場面のなかで作り上げなければならなかったのですが、「ナルコス」では、1話につき4~5場面、それが10話もあるわけなので、アーチはより微妙かつスローなものとなります。それが同シリーズの大きな魅力でもあり、物語が支持された理由のひとつであると思います。脚本の解釈も大切になってきます。そういった意味で、パブロというパートナーがいたことにより、自分の視点を保ち続けることができたのはよかったです。
Q. プロデューサーによれば、シーズン2は、エスコバルの18カ月を描くそうですが?
ホルブルック: とても興味深いダイナミクスが描かれていると思います。ペナのキャラクターは、より熟練という立場で描かれており、実際もその通りだったようです。マーフィーのキャラクターはより熱血で世間知らずなところがあります。そしてパブロは、すべての権力を手にしたあとに滅びていくというシェイクスピア劇の王のようなキャラクター。そして、私たちのキャラクターは白黒つけられるものではなく、グレーな位置をさまようようになるのです。犯罪者を捕まえる行為そのものが、まるで犯罪行為のようになるという。モラル的、道徳的、哲学的な挑戦といえます。
Q. このシリーズに関わってから、肉体的、精神的に日々の生活やキャリアに変化はありましたか?
パスカル: コロンビアに住んで6カ月間の撮影を終え、シーズン1とシーズン2の間に、中国で5カ月ほど映画の撮影を行っていました。(米国に)帰国してまもなく、ネットフリックスで「ナルコス」の配信が始まったのですが、そのインパクトの大きさに驚きました。3話はすでに見ていたので、いい作品だとはわかっていましたが、これほど大きな話題になるとは想像していませんでした。すぐにシーズン2の撮影に入ったわけですが、米国内にも海外にも多くの視聴者がいて、どこに行っても誰かしらが「ナルコス」の話題を持ち出すので、現実なんだと感じることができました。まだ、自分に肉体的な変化は起きていませんが(笑)。
Q: 撮影中から、何か特別なプロジェクトに参加しているという意識はありましたか?
ホルブルック: コロンビアには、これほどのスケールの作品を製作するためのインフラが整っているとはいえませんでした。結局のところ、仕事なのです。私はいつも、映画製作というのは工事現場のような場所からスタートするものだと思っています。自分に任された仕事があるのなら、その仕事をするべきなのです。昨年は、映画製作に慣れていない環境での撮影だったので、大変なことも多く、今年は日夜通してよく仕事をしました。それが悪い経験だということではなく、とにかく仕事であり、模索のプロセスなのです。質問への答えとしては、私もこれほどまでに評価されるとは想像していなかったので、とても嬉しいです。いまだに、この状況が信じられないほどです。
Q: 何かあなた自身に変化がありましたか?
ホルブルック: 今までやってきたことと同じことをしているつもりです。ただ、ペドロも言っていたように、1日1回は誰かが「ナルコス」の話をしてきて、みんなが作品を気に入ってくれていることは嬉しいですが、これほどまでに知らない人と会話をすることが増えて戸惑いもあります(笑)。こればかりは慣れないといけないことですね。
Q. 同シリーズに関わって、これまでで一番楽しかったことは?
ホルブルック: 純粋に、毎日仕事に行けることが嬉しいです。音楽や絵画、彫刻などの(映画やテレビシリーズ以外の)媒体においては、スタジオにこもって仕事をしたり、練習して失敗したりする時間がありますが、俳優という職業は、実際に役を得て、撮影現場で練習するしかないのです。もちろん、本番前に入念にリハーサルをすることはありますが。俳優として役をもらい、俳優業で生活していけるということは本当に幸せなことです。毎日仕事に行けるということが、私にとって本当に嬉しいことです。
パスカル: ラテン・アメリカで仕事をしたのは初めてなのですが、ブラジルやメキシコのキャストや、舞台となったコロンビアの有名俳優など、世界各国のたくさんの素晴らしく才能ある人々と仕事をすることができました。彼らと仕事をできたことは、私の経験を広げてくれました。新しい人々と出会えたことが、私のハイライトですね。
Q: パスカルの故郷チリで、エスコバルはどのような存在として語られていますか?
パスカル: 興味深い質問ですね。ナルコスの文化は、エスコバルの戦略的に、より北のルート、つまり米国やヨーロッパへ向かっていたのだと思います。チリはそこまで視野に入っていなかった。チリ自体、独裁政権から免れようと奮闘しているので、人々がエスコバルについてどう思っているのか、正直わかりません。自国には違う問題が存在しているのですから。でも、同シリーズは見られていて、人気があることは知っています。私の家族も電話で面白いと言ってくれ、シーズン2がいつから始まるのかといつも聞いてくるのです。「ナルコス」はコカインよりも幅広いユーザーを得たと言えますね。
ホルブルック: 今日一番の名言だね(笑)!
【動画】「ナルコス」予告編
■公開情報
Netflixオリジナルドラマ「ナルコス」シーズン1
Netflixにて好評独占ストリーミング中!
© Netflix. All Rights Reserved.
■Netflixについて
世界最大級のオンラインストリーミングサービス。190以上の国で7500万人のメンバーが利用している。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2500万時間を超える映画やドラマを配信。
メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴可能す。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができる。
・公式サイト : Netflix.com/jp
・公式ツイッター : @NetflixJP
・公式フェイスブック : facebook.com/netflixjp
・公式チャンネル : youtube.com/c/NetflixJP
本作で巨悪の主人公エスコバルに立ち向かう麻薬取締局捜査官を演じ、素晴らしい相性を見せてくれるペドロ・パスカル(ハビエル・ピナ役)とボイド・ホルブルック(スティーヴ・マーフィー役)に、TCAツアーでインタビューを実施。初めて会った時のお互いの印象から役作り、そして同シリーズに関わったことで経験した”変化”について語ってもらった。
Q. 同シリーズのなかで、お二人は世の男性が憧れるような“バディ”として、素晴らしい相性を見せてくれていますが、今回の共演によって、お互いへの印象が変わったことはありますか?
パスカル: 最初に会ったときから、ボイドはとてもいい奴だと思っていました。
ホルブルック: 私は、撮影中にペドロから学ぶことがたくさんありました。日々の仕事はもちろん、(役や物語の)解釈の仕方においても。自分が考えていたこととは違う解釈を、ペドロが見せてくれて、なるほど、それはいいアイデアだと思ったり。とても稀なことなのです。
パスカル: 私から学ぶってことはね(笑)。私は、仕事においてシャイになりがちなのですが、この役に決まり、準備を始める際に、ともにニューヨークにいたのですが、ボイドの方からすぐにコンタクトしてました。ブルックリンで初対面し、酒に酔いながら、とてもおいしいステーキを食べて、すぐにいい友人同士となりました。ボイドは、私たちが新しい冒険の中心的な存在になるということを予知していたので、とてもいい形で口火を切ったと思います。自分たちの家から遠いコロンビアで、野心的なシリーズの第1シーズンを撮影したわけですが、そのときには、誰もうまくいくかどうか確信がありませんでした。私は仕事で怠けがちになることもあるのですが、ボイドは、仕事に対してとても厳しい姿勢で臨むので、インスピレーションを受けたものです。
自分たちが演じる実在の人物に会うために、バージニア州クアンティコ(FBIやCIA、DEA/麻薬取締局の訓練センター)への訪問をアレンジしたものボイドなのです。DEA本部に出向き、本部長に面会し、本物のスティーヴ・マーフィーやハビエル・ピナともに訓練キャンプに参加し、クラスを受け、ショットガン発砲や急襲、戦略的シミュレーションなどをすべて経験しました。これらはほとんど、ボイドがアレンジしてくれたものなのです。(登場キャラクターである)本人たちと1週間を共に過ごしました。
ホルブルック: いまも連絡を取り合っています。
Q. 本人たちに会ってよかったことは何ですか?アドバイスを受けましたか?
ホルブルック: 想像のなかにある人をリアルに感じることは、なかなかできないものです。(スティーヴと)5回ほど電話で話しましたが、実際に会うことにより、歴史に残るようなことを成し遂げた人でも、伝説的な偉人ではなく、等身大でアプローチしやすい存在になるものだと思います。
Q. 実在の人を演じるプレッシャーはありましたか?
ホルブルック: スティーヴに会う前は、もちろんプレッシャーがありました。キャラクターを作り上げなければという想いがありましたが、実際にスティーヴとハビエルに会ったことで、いろいろなことが明確になりました。
Q. その後も電話したり、アドバイスやフィードバックをもらうことはありますか?
パスカル: スティーヴ・マーフィーはとても話しやすく、和やかな人で、いつも私たち両方に連絡をしてくれるのです。もちろん、ボイドは私が知る以上に頻繁に連絡を取り合っていると思います。興味深いことに、ハビエル・ピナも素晴らしくフレンドリーな人です。私自身、あれほどの体験と物語を持つ、今も存命である人を演じ、その人に自分の演技を見られるということで、怯える気持ちもあったのですが、初めて会ったときに緊張をほぐしてくれました。一緒にビールを飲みながら話せる人なのです。同時に、作品内でも描かれているシャイで秘密主義、謎めいた部分も持ち合わせており、連絡はたまにとるぐらいなのですが。同シリーズのことは、とても好きだと言ってくれました。Appleストアのかわいい店員さんも同シリーズが好きだと伝言してくれたこともありますよ(笑)。
ホルブルック: デートに誘ったかも(笑)。
© Netflix. All Rights Reserved.
Q. スティーヴのキャラクターは、エスコバルを捕まえることに、どんどん固執していっているように思えます。シーズン初めから徐々に成長してくスティーヴ役を演じるにあたり、どのような役作りをしましたか?
ホルブルック: それは製作にあたり、最初に議論したことでした。俳優はいつでも、自分の役がどの位置から始まり、どのような形で着地するかということを考えるものです。テレビ・シリーズでは、自分の役がどのような“アーチ”を描くのか、そのアーチをどのように配分していくのかということを10エピソードもの時間枠のなかで考えることができる点で面白かったです。自分にとっても初めての体験だったので、演じながら学んでいったのですが。私が今まで参加してきた映画では、そのアーチを3~4場面のなかで作り上げなければならなかったのですが、「ナルコス」では、1話につき4~5場面、それが10話もあるわけなので、アーチはより微妙かつスローなものとなります。それが同シリーズの大きな魅力でもあり、物語が支持された理由のひとつであると思います。脚本の解釈も大切になってきます。そういった意味で、パブロというパートナーがいたことにより、自分の視点を保ち続けることができたのはよかったです。
Q. プロデューサーによれば、シーズン2は、エスコバルの18カ月を描くそうですが?
ホルブルック: とても興味深いダイナミクスが描かれていると思います。ペナのキャラクターは、より熟練という立場で描かれており、実際もその通りだったようです。マーフィーのキャラクターはより熱血で世間知らずなところがあります。そしてパブロは、すべての権力を手にしたあとに滅びていくというシェイクスピア劇の王のようなキャラクター。そして、私たちのキャラクターは白黒つけられるものではなく、グレーな位置をさまようようになるのです。犯罪者を捕まえる行為そのものが、まるで犯罪行為のようになるという。モラル的、道徳的、哲学的な挑戦といえます。
Q. このシリーズに関わってから、肉体的、精神的に日々の生活やキャリアに変化はありましたか?
パスカル: コロンビアに住んで6カ月間の撮影を終え、シーズン1とシーズン2の間に、中国で5カ月ほど映画の撮影を行っていました。(米国に)帰国してまもなく、ネットフリックスで「ナルコス」の配信が始まったのですが、そのインパクトの大きさに驚きました。3話はすでに見ていたので、いい作品だとはわかっていましたが、これほど大きな話題になるとは想像していませんでした。すぐにシーズン2の撮影に入ったわけですが、米国内にも海外にも多くの視聴者がいて、どこに行っても誰かしらが「ナルコス」の話題を持ち出すので、現実なんだと感じることができました。まだ、自分に肉体的な変化は起きていませんが(笑)。
Q: 撮影中から、何か特別なプロジェクトに参加しているという意識はありましたか?
ホルブルック: コロンビアには、これほどのスケールの作品を製作するためのインフラが整っているとはいえませんでした。結局のところ、仕事なのです。私はいつも、映画製作というのは工事現場のような場所からスタートするものだと思っています。自分に任された仕事があるのなら、その仕事をするべきなのです。昨年は、映画製作に慣れていない環境での撮影だったので、大変なことも多く、今年は日夜通してよく仕事をしました。それが悪い経験だということではなく、とにかく仕事であり、模索のプロセスなのです。質問への答えとしては、私もこれほどまでに評価されるとは想像していなかったので、とても嬉しいです。いまだに、この状況が信じられないほどです。
Q: 何かあなた自身に変化がありましたか?
ホルブルック: 今までやってきたことと同じことをしているつもりです。ただ、ペドロも言っていたように、1日1回は誰かが「ナルコス」の話をしてきて、みんなが作品を気に入ってくれていることは嬉しいですが、これほどまでに知らない人と会話をすることが増えて戸惑いもあります(笑)。こればかりは慣れないといけないことですね。
© Netflix. All Rights Reserved.
Q. 同シリーズに関わって、これまでで一番楽しかったことは?
ホルブルック: 純粋に、毎日仕事に行けることが嬉しいです。音楽や絵画、彫刻などの(映画やテレビシリーズ以外の)媒体においては、スタジオにこもって仕事をしたり、練習して失敗したりする時間がありますが、俳優という職業は、実際に役を得て、撮影現場で練習するしかないのです。もちろん、本番前に入念にリハーサルをすることはありますが。俳優として役をもらい、俳優業で生活していけるということは本当に幸せなことです。毎日仕事に行けるということが、私にとって本当に嬉しいことです。
パスカル: ラテン・アメリカで仕事をしたのは初めてなのですが、ブラジルやメキシコのキャストや、舞台となったコロンビアの有名俳優など、世界各国のたくさんの素晴らしく才能ある人々と仕事をすることができました。彼らと仕事をできたことは、私の経験を広げてくれました。新しい人々と出会えたことが、私のハイライトですね。
Q: パスカルの故郷チリで、エスコバルはどのような存在として語られていますか?
パスカル: 興味深い質問ですね。ナルコスの文化は、エスコバルの戦略的に、より北のルート、つまり米国やヨーロッパへ向かっていたのだと思います。チリはそこまで視野に入っていなかった。チリ自体、独裁政権から免れようと奮闘しているので、人々がエスコバルについてどう思っているのか、正直わかりません。自国には違う問題が存在しているのですから。でも、同シリーズは見られていて、人気があることは知っています。私の家族も電話で面白いと言ってくれ、シーズン2がいつから始まるのかといつも聞いてくるのです。「ナルコス」はコカインよりも幅広いユーザーを得たと言えますね。
ホルブルック: 今日一番の名言だね(笑)!
パブロ・エスコバルを待ち受ける、熾烈な運命とはー。
— Netflix Japan (@NetflixJP) 2016年6月14日
麻薬王の物語を軸に80年代のコカイン市場の舞台裏を緻密に描き、最強のクライムサスペンスと高く評価されたNetflixオリジナルドラマ『ナルコス』シーズン2、9月2日 配信決定!https://t.co/zK4WGad2gY
【動画】「ナルコス」予告編
■公開情報
Netflixオリジナルドラマ「ナルコス」シーズン1
Netflixにて好評独占ストリーミング中!
© Netflix. All Rights Reserved.
■Netflixについて
世界最大級のオンラインストリーミングサービス。190以上の国で7500万人のメンバーが利用している。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2500万時間を超える映画やドラマを配信。
メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴可能す。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができる。
・公式サイト : Netflix.com/jp
・公式ツイッター : @NetflixJP
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