Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
特集

ジェイムス・ベイ、初来日インタビュー! この1年での急成長に本人の感想は? 「日本に来られるなんて、まったく思ってなかったよ」

2016年3月2日
ジェイムス・ベイ / (c)TVGroove.comジェイムス・ベイ / (c)TVGroove.com
イギリス出身のシンガーソングライター ジェイムス・ベイ(25)が、自身初となる国内公演のため、日本へ。TVGrooveのインタビューに応じてくれた。

ジェイムス・ベイは、英ヒッチン生まれのシンガーソングライター。2015年に発売したデビューアルバム「カオス&ザ・カーム」が、全英チャートでいきなりトップを獲得。英版グラミー賞ともいわれるBRITアワードでも、批評家賞をゲット。続く2016年も、同じアワードで最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト賞を受賞し、グラミー賞にも新人賞をはじめ、三部門へのノミネートを果たした。

デビューから1年あまりの快挙だが、さかのぼれば、2014年には数々のフェスへ出演、さらに2013年にはロックの大御所ローリング・ストーンズのライブで前座を務めるなど、シンガーとしてのジェイムスのキャリアはかなり豊富だ。今回、満を持して、初来日を果たした彼に、TVGrooveは直撃。期待の新星として多忙な彼に、直前に行われたアワード授賞式での出来事や、デビュー作についてなど、さまざまな質問に答えてもらった。

(c)TVGroove.com(c)TVGroove.com



――まずは2年連続でのBRITアワード受賞おめでとうございます

「素晴らしい気分だよ。去年は今年より楽な気分だった。批評家賞をもらったんだけど、これは新人へ与えられる賞なんだ。だから気楽に授賞式へ出かけて、ただ音楽を楽しみながら、周囲と交流したよ。でも今年はもっとずっと緊張したよ。4部門にノミネートされていたから。幸運にもひとつ受賞できたけどね。でもずっと楽しかったんだ。パフォーマンスももちろん。2年連続で受賞できて光栄だよ」


――授賞式ではご自身の楽曲に加え、ジャスティン・ビーバーと共演、またグラミー賞授賞式でもトリー・ケリーと共演されていましたね。他のアーティストとのコラボレーションはいかがですか?

「最高だったよ。あの手の大きなステージは、会場にいる人だけじゃなくて、世界中の何百万人もの人に見られるからね。幸運にも、その瞬間はステージに集中していられた。同じ空間に最高のミュージシャンがたくさんいたけど、自分もその中の一員だって気分になれて、気が楽になったよ。アデルや『フー・ファイターズ』のデイヴ・グロールがパフォーマンスを見ているって事実を乗り越えれば、居心地よくさえも感じたんだ。それに、TVカメラのこと(=世界中の人に見られているってこと)についてあまり考えすぎないようにすれば平気だったよ」

【動画】グラミー賞授賞式でのパフォーマンス映像(2分頃より)


【動画】ジェイムス・ベイ「ホールド・バック・ザ・リヴァー」MV ※ブリット・アワードにて


【動画】ジャスティン・ビーバー「ラヴ・ユアセルフ(ft. ジェムス・ベイ)」 ※ブリット・アワードにて



――今回がはじめての来日となりますが、感想はいかがですか?

「まだ日本に来てからまだ24時間くらいしか経っていないけど、楽しんでいるよ。昨日の朝にやってきたんだけど、時差ボケがひどかったから数時間だけ仮眠をとった。夜には東京の街へ出て、見て回ったんだ。魅力的で、魔法みたいな街だね。すごくクールだよ。映画で観たまま、本当にファンタスティックだよ。実際の東京へ来られて、アメージングな気分だ」

「(新橋の写真を投稿していましたねという質問に)そう、たくさんのバーがあったよ。まだ中には入っていないんだ。時差ボケがひどくて……でも今日、明日、明後日は入ってみたいな。8、9人しか収まらない狭い場所に小さなドア、そういう店に行きたいな」

Touchdown in Tokyo

James Bayさん(@jamesbaymusic)が投稿した写真 -





――ファンとはもう会えましたか?

「ほんの数人にね。空港やホテルの周りで会えたよ。ショーではもっと会えるんじゃないかな。ワンダフルだよ。みんな、素敵なひとたちだった」


――東京と大阪で公演が行われますが、意気込みをお聞かせください

「すごくエキサイティングな気分だよ。日本のライブミュージックにとって、2つの都市は重要な場所なんだよね。そう聞いているよ。正直に言って、日本に来られるなんて思ってもいなかった。だけどほんの数時間、見て回るだけじゃなく、日本でライブまでできるなんて思ってもみなかったことだから、最高にワンダフルことだと思うようになった。これがスタートになればいいなって思うんだ。また戻ってこられるように」





――デビューアルバム「カオス&ザ・カーム」はどんな作品ですか?

「この作品は、ぼくにとってのデビュー作品。10年以上、音楽をやってきたけど、そのほとんどはライブ活動だったから、レコーディングしてはじめてプロとしてリリースした作品だ。ぼくにとってはお気に入り。レコーディングも楽しかったし、ライブで演奏していても楽しめるんだ。日本で演奏もできるしね」


――いきなり全英チャートで初登場1位を獲得したときの感想は?

「すごくいい気分だったよ。アルバムを世界中でリリースできたこともありがたいけど、地元UKでのNo.1デビューはやっぱり特別だ」


(c)TVGroove.com(c)TVGroove.com



――大ヒットシングル「ホールド・バック・ザ・リヴァー」は、歌詞もメロディもとても切ない楽曲です。ご自身の経験に基づいて生まれたものなのでしょうか?

「そうだね。ぼくの実体験を元にしていて、自分自身についての一番ビタースウィートな経験だよ。何もかもがいつもうまくいくわけじゃなくて、ぼくもみんなもそう。この曲は、一度、物事をスローダウンして、立ち止まってみようって曲なんだよ」


――シンガー以外にも、アップルミュージックやバーバリーのキャンペーンに起用されるなど、多岐にわたって活躍されていますが、音楽以外の面でも評価されていることをどう感じていますか?

「音楽以外でも、結局、ぼくはミュージシャンだから、自分の音楽を売り込もうとしているんだ。それがぼくのやり方。音楽に関係がない仕事でも、楽しんでやっているんだ。全部、音楽に通じることだからね。だから楽しめるよ」

Bouncing around in @burberry threads made for quite a MAD afternoon! Thanks for having me Burbz, always a treat xx

James Bayさん(@jamesbaymusic)が投稿した写真 -




Another one from the @burberry shoot by Mario Testino. You can check out the film now at YouTube.com/Burberry.

James Bayさん(@jamesbaymusic)が投稿した写真 -




――「カオス&ザ・カーム」が発売されてから、ちょうど1年ほど経ちましたが、この1年でどんな変化がありましたか?

「ぼくの曲の歌詞を覚えてくれるひとが、すごくできた。全部の曲をね。アルバム発売から、4、5週間経ったころに、イギリス、アメリカでツアーをして、ヨーロッパやオーストラリアでもショーをした。(シングルとして先行発売されていた)『レット・イット・ゴー』や『ホールド・バック・ザ・リヴァー』はラジオでかかっていたから、みんな歌ってくれた。他の楽曲はアルバムに入っているだけ。でもみんな知っていてくれて、最初から楽しんでくれたんだ。アルバムが出てからは、何もかもが急成長したよ。世界中の知らない場所へ行ってショーをしても、観客が自分の曲を知っているんだ」


――これからの1年はどんなものにしていきたいと思いますか?

「少しだけ計画があるよ。メインはふたつ。ひとつは音楽を続けること。出来るだけたくさんの人と会って、出来るだけたくさんショーがしたい。日本へもまた戻ってきたい。大きな会場で、よりたくさんの観客を呼んで。そして年末には、新曲を作りたいんだ。アイディアはあるんだけど、取りかかる時間がなくて。だから年末に、それらをまとめて新曲を作りたい」


――読者へメッセージをお願いします

「TVGrooveをご覧のみなさん、ジェイムス・ベイです。今回がぼくにとっての初来日です。日本へ招いてくれてありがとう。すぐにみんなと会えることを願っています」





(インタビュー、終わり)


■商品情報

ジェイムス・ベイ「カオス&ザ・カーム」

カオス&ザ・カーム
カオス&ザ・カーム
posted with amazlet at 16.02.24
ジェイムス・ベイ
ユニバーサル ミュージック (2016-02-05)


発売中!

価格 : 2,500円+税
品番 : UICU-1272


■来日情報

JAMES BAY JAPAN TOUR 2016

2016年3月2日(水) 梅田クラブアトロ (SOLD OUT)
2016年3月3日(木) 六本木 EX シアター


■バイオグラフィー

25歳、イギリス出身のシンガーソングライター。ギターに熱中し始めたのは11歳頃。16歳の頃には、バンドではなくソロ・アーティストとして、自作曲をパブで歌い始めた。「僕の歌で酔っ払いを黙らせることができるかどうか試したかった」そんな思いもあった。 画家としての才能も発揮していたベイは、長い間、美術を学びたいという思いも持っていたが、最終的には美術ではなく音楽の道を選んだ。その後、ロンドンでのライヴの動画がネットに公開されたのをきっかけに、米リパブリック・レコードと契約。数々のメディアが、“見るべきアーティスト”にこぞって上げ、ブリット・アワードで批評家賞を受賞するなど大注目の中、キングス・オブ・レオンの長年の共編者かつトム・ウェイツのエンジニアだったジャクワイア・キングをプロデューサーに迎えたデビュー・アルバム「カオス&ザ・カーム」を発売して、全英チャート初登場1位を獲得した。第58回グラミー賞で最優秀新人賞など3部門にノミネートされた。


■リンク

・日本公式サイト : www.universal-music.co.jp/james-bay
・JAMES BAY x CA4LA HATフェア 特設サイト : www.ca4la.com/special/jamesbay
・iTunes「カオス&ザ・カーム」 : po.st/2KGjPG
 
魂を揺さぶるアーティスト=ジェイムス・ベイが初来日! アルバム発売イベントでいきなりソウルフルな歌声を披露しファンうっとり(2016年3月1日)
先日行われた第58回グラミー賞授賞式にて、最優秀新人賞を含む3部門にノミネートさ...
グラミー賞新人賞最有力候補ジェイムス・ベイのインタビュー映像が到着! 初来日で楽しみにしていることとは・・? 日本デビューアルバム本日発売(2016年2月5日)
第58回グラミー賞の最優秀新人賞を含む3部門にノミネーションされ、中でも新人賞最...
まもなく来日のジェイムス・ベイ、英国版グラミー賞「ブリット・アワード」受賞! ジャスティン・ビーバーとのコラボも披露[動画](2016年2月26日)
イギリス出身のシンガーソングライター、ジェイムス・ベイが、日本時間2月25日(木...
ジェイムス・ベイ、グラミー賞パフォーマンスが大絶賛! ついに来週から初来日公演開催(2016年2月24日)
日本時間2月16日(火)、初登場となったグラミー賞の大舞台で持ち前のギターと歌で...
第58回グラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされたジェイムス・ベイ! 25才、モデル並みのイケメンは一体誰?(2015年12月9日)
グラミー賞で主要4部門の中でも最も新鮮な顔ぶれが揃うのが新人賞。なかでも音楽ファ...
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ