エディ・レッドメイン、「リリーのすべて」ジャパンプレミアに登場! 妊娠中の妻と日本を満喫も、築地市場には入れず!?

昨年、アカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインが3月9日、東京・TOHOシネマズ日劇で行われた主演作「リリーのすべて」(3月18日公開)のジャパンプレミアに登場。ファンの黄色い声援を浴びながら、レッドカーペットに登場し、現在第1子を妊娠中の妻、ハンナ・バグショーとの夫婦ツーショットをお披露目した。

今から80年以上も前に、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。命の危険を冒してでも、自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が愛のドラマを織りなす。ジャパンプレミアには、メガホンをとったオスカー監督のトム・フーパー(「レ・ミゼラブル」「英国王のスピーチ」)が同席した。



エディの来日は2度目だが、前回はメディア取材を受けたのみで、ファンとの交流を行うのは初めて。「コンニチハ、エディです!アリガトウ」と日本語で挨拶し、「皆さんの応援をダイレクトに感じることができて、うれしい」と喜びのコメント。「築地に行ったけど、朝早すぎて、僕ら観光客は入れてもらえなかったんだ。でも、明治神宮や渋谷に行ったよ。小雨が降っていて、霧が立ち込める様子はとても幻想的だったよ」と“朝の東京”を楽しんだと明かした。

「トムからオファーをもらったのは、『レ・ミゼラブル』の撮影中だった。茶封筒に入ったシナリオを読んだ瞬間、ぜひ演じたいと思った」とふり返るエディは、「“彼女”ほど魅力的なキャラクターは滅多に出会えない。順撮りできないストレスはあったけど、心の旅路をいかに表現するか心を配ったよ」。一方、フーパー監督は「エディのことは、デビュー当時から知っていて、必ずイギリスを代表する俳優になると信じていた。今回、ついに主演として迎えることができて、夢が実現した」と語った。



先日発表された第88回アカデミー賞では、妻を演じたスウェーデン出身の女優、アリシア・ヴィキャンデルが見事、助演女優賞を受賞。「オーディションの段階から、彼女はずば抜けていたからね。受賞の瞬間は、まるで自分のことのようにうれしかった」(エディ)、「人生で一番うれしい瞬間だったかもしれない。バックステージで、思いきり抱きしめたよ。授賞式の後には、スウェーデンの首相から祝福のメッセージが届いていたよ」(フーパー監督)とオスカー女優をたたえた。




■公開情報

映画「リリーのすべて」
2016年3月18日(金)全国公開

<ストーリー>
1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、
肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。
そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、
アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。
それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、
心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。
一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそが
アイナーの本質なのだと理解するようになる。

移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。
やがてその前にひとりの婦人科医が現れる――。

監督:トム・フーパー
脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ　他

原題:The Danish Girl
提供:ユニバーサル映画
製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和
レイティング:R15+

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