「ルーム」ブリー・ラーソン&ジェイコブ・トレンブレイが来日! 日本のファンとオスカー受賞の喜びを分かち合う

映画「ルーム」でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソン(26)が、同作のプロモーションで息子を演じたジェイコブ・トレンブレイ(9)と共に来日。3月21日(月・祝)に都内劇場で行われたプレミアに出席した。

長きにわたり監禁され続け、部屋の中だけで生活してきた母と息子がやがて、部屋から脱出することを決意し、外の世界へと踏み出していくさまを衝撃と感動をもって描き出す。



セクシーなドレス姿のブリー、真っ赤なスーツのジェイコブは劇場中央の扉から登場! サインや握手、撮影を求めるファンの要望に気軽に応じ、丁寧にファンサービスを行いながら壇上へ。マイクを受け取ると日本語で2人そろって「コンニチハ!　アリガトウ!」とあいさつし歓声を浴びた。

ブリーはアカデミー賞主演女優賞受賞を祝福されると「アリガトウ」と満面の笑み。「受賞した瞬間は実感がわかなくて、いまもホントなのかな? という思いはあります。授賞式の後、すぐに『キングコング』の撮影のためにベトナムに飛んで、日本にはベトナムから来たので、受賞後に初めてみなさんと触れ合いました。うれしいです」と喜びを語った。



日本には昨夜到着したというブリーは、「夜遅く到着し、荷物を置いてすぐにスーパーに行きました。日本のお菓子をチェックして、お酒とポテトチップスを買ったの(笑)」と明かし、日本食についても「全部試してみたいわ! ラーメン? 寿司? ゴマ味のアイスもいいわね」と興奮した面持ちで語っていた。

ジェイコブは「ここに立って、ドキドキしてます。僕はずっと日本に来てみたかったんです。4歳の時からね!」と“親日家”であることをしっかりとアピール! 「ぼくが住んでるバンクーバーにもおいしいお寿司はあるけど、やっぱり日本の寿司を試さなきゃね!」と語り、早くもガッチリと日本のファンのハートをわしづかみ!?



この日は、ゲストとして昨年出産し、母となった菅野美穂も登場。映画について「言葉にできない衝撃があり、見終わって世界が広がるような爽快感がありました」と感動を口にする。生のジェイコブを前に「なんてカワイイの! 連れて帰っちゃうぞ!」と相好を崩したが、これにジェイコブが「それは映画の繰り返しになっちゃうからマズイよ! あそこまでヒドくはないだろうけど…」と返し、会場は笑いに包まれた。


【動画】映画「ルーム」予告編



■ストーリー

「部屋」から脱出した母と息子、その先の驚愕の運命とは─?

閉じこめられた[部屋]で暮らす、ママとジャック。体操をして、TVを見て、ケーキを焼いて、楽しい時間が過ぎていく。しかし、この部屋が、ふたりの世界の全てだった。ジャックが5歳になった時、母は[部屋]しか知らない息子に本当の世界を見せるために脱出を図る。二人が飛び込んだ世界はあまりにも大きすぎた…。


■公開情報

映画「ルーム」4月8日(金) TOHO シネマズ 新宿、TOHO シネマズ シャンテ他全国順次公開

監督:レニー・アブラハムソン 「フランク」(14)
出演:ブリー・ラーソン 「ショート・ターム」(13)、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョーン・アレン「きみに読む物語」(04)
提供:カルチュア・パブリッシャーズ、ギャガ
配給:ギャガ
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