女優業もこなすポップ界の超新星ヘイリー・スタインフェルドに来日インタビュー! テイラー・スウィフトとの交流やジョー・ジョナスとのコラボについて語る

ポップ界の超新星ヘイリー・スタインフェルドが、国内最大級のポップ・ミュージック・フェス「POPSPRING」に出演するため来日。親友テイラー・スウィフトとの交流や、ジョー・ジョナス率いるバンド「DNCE」とのコラボ、デビューEP「ヘイズ」について語ってもらった。

近年、歌手として注目を集めるヘイリーだが、幼き頃から女優としても活躍。2010年に公開された映画「トゥルー・グリット」では、若干14歳にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、その実力はお墨付きだ。そんな彼女が歌手デビューを果たしたのは、昨年のこと。デビューEP「ヘイズ」からの初シングル「Love Myself」は全米チャートで30位に食い込むなど、着実に人気を増やしている。

この日(4/2)、「POPSPRING」でのライブを終えたヘイリーは、超セクシーだったステージ衣装とは一転、アディダスのパーカーにスニーカーというラフな出で立ちでプレスルームに参上。我々取材班が「その格好、いいですね!」と話すと、「ありがとう!」という言葉と共に、とびっきりの笑顔を見せてくれた。その後もヘイリーは常時笑顔を浮かべながら、我々からの質問に答えてくれた。

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Q. 日本での初パフォーマンスを終えたばかりですが、初ライブはいかがでしたか?

「今日のショウは今までで最も長いショウの一つね。日本の観客と素晴らしい時間を過ごしたわ。私の名前が書かれたサインボードをあんなにたくさん見たことなんてなかったもの!(日本のファンは)とてもすばらしいし、すごいサポートしてくれる。私がサイドステージに行くたびに、私に聞こえるように声援をくれるの」

――ライブではジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」をカバーしました。同曲を選曲した理由を教えてください。

「ジャスティン・ビーバーの『Love Yourself』は、ここ最近のお気に入りの1つなの。(ライブで歌ったのは)好きな曲でもあるし、みんなと一緒に歌いたかったのよ。それは私にとって重要なことだったの。だって、私の音楽は彼らにとっては新しいものでしょ。彼らと一緒に一曲でも歌える機会がほしかった。だから、この曲を選んだの」

【動画】ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」を歌うヘイリー



Q. ヘイリーさんといえば、テイラー・スウィフトさんと仲が良いことで有名ですが、テイラーさんから言われた言葉で一番心に残っている言葉はありますか?

「テイラーと友人でいる上ですばらしいことは、彼女が毎日することを見られるってことね。テイラーが毎日経験することをね。それって何を教えられるよりも価値があるの。テイラーは知恵や経験をたくさんシェアしてくれる。彼女はすばらしい模範で、彼女と一緒に居られること、彼女がすることを見られるのはすばらしいことよ」

hailee steinfeldさん(@haileesteinfeld)が投稿した写真 - 2014 1月 13 7:37午後 PST

――テイラーさんと一緒に過ごすときはどのようなことをしているのですか?

「私たち、会えることがめったにないの。だから、会えた時は何時間も喋るわ。ときどき、クッキーやカップケーキを焼くの。料理したり、ご飯を食べに行ったり、ショッピングに行ったり、海に行ったり…。(皆がやるような)普通のことをやっているわ」


Q. 先日、ジョー・ジョナス率いるバンド「DNCE」とのコラボ曲「Rock Bottom」をリリースしましたが、コラボすることになった経緯は?

「私がジョーと同じ作曲家やプロデューサーとEPを作っていたとき、彼も同じスタジオに居たの。お互いのセッションが始まる前にいつも顔を合わせていたわ。あるとき、彼が『Rock Bottom』を聞いてくれたんだけど、すごい気に入ってくれて、バースをつけてくれたの。それまで不十分な歌だとは思ってなかったんだけど、ジョーが加わったことで完成したの。初めて曲を聴いたときのイメージそのものだったわ。ジョーが大好き。『DNCE』も大好き。だから、彼らとのコラボレーションはとっても楽しかったわ!」

hailee steinfeldさん(@haileesteinfeld)が投稿した写真 - 2016 2月 29 7:52午前 PST

――この曲はヘイリーさんの過去の恋愛を基にしたとお伺いしたのですが…。

「この曲は2人のすばらしい作曲家ジャスティン・トランターとジュリア・マイケルズが書いてくれたの。彼らは私の経験を見事に表現してくれたわ。私には表現できないことをすばらしい曲にしてくれるの。私にはそれが『Rock Bottom』だった。『Rock Bottom』はこれまで経験してきたことを表現しているわ。私がこの曲に強く惹きつけられるのは、『Rock Bottom』が私の経験をあらわしているから。この曲は私だけでなく、他の人も共感できると思う。それってすばらしいことよね」

【動画】「Rock Bottom ft. DNCE」MV



Q. 「ピッチ・パーフェクト2」で女優業だけでなく、アーティストとしての片鱗を世界中に知らしめましたが、撮影中の思い出などあれば教えてください。

「『ピッチ・パーフェクト2』ですばらしかったのは、映画の中で歌えたことよ。歌はずっとやりたいと思っていたし、演技はずっと愛してきたことだから。でも、私にそれがちゃんとできるって知らせないといけないでしょ。『ピッチ・パーフェクト2』の話がきたとき、前作が大好きだったから『もちろん(仲間に)入れてよ!』って感じだったわ。とにかく、俳優として映画の中で踊れて歌えて演技ができるということを披露できた。映画の撮影は仕事という感じではなくて、楽しいことばかりだったわ」




Q. デビューEPのタイトルを「ヘイズ」にした理由は?

「EPのタイトルを「ヘイズ」にしたのには、いくつか理由があるの。“ヘイズ”っていうのは、ファンが私を呼ぶときのニックネームなの。彼らはSNS上で私を“ヘイズ”って呼ぶのよ。たくさんのファンが、自分のアカウント名に“ヘイズ”って入れ出したの。(だから)EPのタイトルをもし、 “ヘイズ”にすれば、彼ら自身が名付けたみたいに感じられるし、私のプレゼントみたいにも感じられると思ったの」

――同EPはどのような作品になっているのでしょうか。

「アルバムの話をすると、勇気や力を与えてくれる仕上がりになっていると思うわ。4曲しかないけど、それぞれすごく違うことを歌っている。すごいソフトだけど、力を与えてくれる曲もあれば、人との関係について歌った曲もある。『Hell Nos and Headphones』は、私の実際の経験に基づいた曲なんだけど、この曲はもっとヴァイヴが効いてて、ゆっくりした曲になっているわ。4曲だけだけど、色々なことが描かれているの」

【音源】「Hell Nos And Headphones」



Q. 今後は女優業、歌手業どちらに精を出していきたいですか?

「どちらもやろうと思っているわ。両方ずっとやりたい。ただ今は、デビュー・アルバムの制作中なの。だから現時点ではそれに注力しているわ。アルバムを仕上げて、リリースして、早くツアーをしたいわね」




Q. TVグルーヴの読者にメッセージをお願いします。

「ハイ! TVグルーヴのみんな。ヘイリー・スタインフェルドです。みんなのことをとっても愛してるわ。日本に戻ってこられてとってもうれしいし、もっと音楽を作って、皆に会うためにまた戻ってきたいわ。愛とサポートをありがとう」

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■リリース情報

デビューEP「ヘイズ/HAIZ」(輸入盤)



発売中!

[収録曲]
1.Love Myself　… 1stシングル
2.You’re Such A
3.Rock Bottom feat. DNCE
4.Hell Nos and Headphones

※iTunesはこちら:
https://itunes.apple.com/jp/album/haiz-ep/id1085610425?app=itunes

【動画】「Love Myself」MV


日本公式サイト: //www.universal-music.co.jp/hailee-steinfeld

日本公式ツイッター: @_haileejp