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アンソニー・ギリンガム役トム・カレン インタビュー
2016年5月5日
アンソニー・ギリンガム役トム・カレン (c)WENN.com
※「ダウントン・アビー」シーズン5までのネタバレとなる情報が含まれます。
「ダウントン・アビー」アンソニー・ギリンガム役トム・カレン インタビュー
大人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」シーズン5が、スターチャンネルにて、2016年5月8日(日)夜11:00より、独占日本初放送。さらにファイナルとなるシーズン6も続いて放送される。
待望の最新シーズンの放送を前にファンの期待は膨らむ一方だが、今回の日本での放送を記念して、「ダウントン・アビー」のキャストや制作者がシーズン5の見どころを語るインタビューを公開する。英国でシーズン5が放送される直前に収録されたインタビューとあって、キャストらは興奮冷めやらぬ様子でシーズン5について語っている。これを読めば、シーズン5の視聴がさらに楽しくなること間違いなし!
今回は、アンソニー・ギリンガム役のトム・カレンのインタビューを紹介する。(2014年8月15日、シーズン5プレスジャンケットにて収録)
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Q. 「ダウントン・アビー」シーズン5の撮影で一番楽しかったことは?
ドラマで準レギュラーの役をもらったのは初めてだったから、真剣に取り組んでギリンガムというキャラクターを発展させようと努力してきたんだ。ギリンガムがメアリー(演:ミシェル・ドッカリー)とのシチュエーションを強引に引っ張っていこうとするところはよかったね。
彼は自分の内なる強さを見つけたんだ。演技する僕にとって、これはすばらしかったし、いい形でシーズン5のスタートが切れたと思うよ。
まだシーズン全部のエピソードを見ていないけど、どのように展開するのか、すごく楽しみだね。いくつかエキサイティングなことが起こるってことは知っているからね。新たに三角関係ができるし - だれが絡むかということは言えないけど ー 複雑になってくるよ。演じていて本当に楽しいよ。
Q. 友達や家族は今後の展開を聞いてきたりしますか?
それはないね。彼らは番組を見ていないんだ。でも街ではよく聞かれるよ。でも何も教えちゃいけないから、すごく困るよ(笑)。いや、教えてあげたりもするよ。ウソウソ、絶対に教えない。クビになっちゃうから。
Q.1924年当時の礼儀作法で面白いと思ったものはありますか?
当時、男女の間にはとても厳格な礼儀作法があったんだ。現代の人だったらとても堪えられないと思うよ。もし自分がギリンガムと同じ立場だったら、とっくに逃げ出しているよ。2人の男性の間で心が揺れている女性に2年も付き合わされるのはたまらないよ。約束したと思ったら反故にされたり、絶対自分だったら我慢できない。
でもギリンガムとメアリーは恋愛感情以外の様々な理由によって結婚しないといけないシステムにとらわれていたんだね。そしてギリンガムはメアリーとなら、何でも相談できて、誰よりも一緒にいて楽しい女性だと感じていたんだね。ギリンガムにとって、メアリーは辛抱を重ね、様々な批判も受け止めてでも、追い求めたい女性だったんだ。
今は、フェイスブックなんかで簡単に意思疎通ができるようになって、プロフィール写真一枚だけ見せて人とコミュニケーションできるようになったね。そういう世の中だからこそ、「ダウントン・アビー」みたいに、純粋に相手と会話をして一緒にいることを楽しむ、っていう付き合い方がむしろ素敵に見えるんじゃないかな。
Q.今、ダウントンの一員になった気がしますか?
まったくそれはないよ。少なくとも現時点ではね。出演者の多くはシーズン1から一緒にいて、本当の絆でつながっているわけね。僕は部外者のように感じているよ。別に彼らがフレンドリーじゃないってわけじゃないよ。でも僕がもしこの役をあと9年続けたとしても、やっぱり部外者みたいに感じるんじゃないかな。僕の役は屋敷の外にいるから、そもそも部外者的な存在なんです。
それに彼らは人生が一変するような体験を一緒にしてきているんだ。「ダウントン・アビー」がはじまった当時、今ほど成功するとは思われてなかった。でも急に人気が出て、彼らの生活は一変したんだよね。だから、彼らの絆は特別。僕は一生、同じような絆でつながることはできないんだよ。でも僕は自分が部外者のような存在であることが好きなんだ。俳優という職業がそもそもそんなものだからね。
Q.あなたは、ギリンガムと雰囲気がだいぶ違いますが、街でギリンガムを演じている俳優だと気づかれず歩けますか?
歩けるね。たしかにギリンガムと僕は全く似てないよ。正反対だ。僕はウェールズの公営住宅団地の出身だし、上流階級のかけらもない。今は、“上流階級の学校”に行かないといけなかったから少しはその世界のことも理解できるけど、ライチョウ狩なんて絶対にしないからね。でも今シーズンの撮影で狩りのシーンで実際に射撃ができたのはちょっと楽しかったよ。
(インタビューおわり)
■ダウントン・アビー シーズン5
5月8日(日)よる11:00より
スターチャンネルにて独占日本初放送!
「ダウントン・アビー」アンソニー・ギリンガム役トム・カレン インタビュー
大人気海外ドラマ「ダウントン・アビー」シーズン5が、スターチャンネルにて、2016年5月8日(日)夜11:00より、独占日本初放送。さらにファイナルとなるシーズン6も続いて放送される。
待望の最新シーズンの放送を前にファンの期待は膨らむ一方だが、今回の日本での放送を記念して、「ダウントン・アビー」のキャストや制作者がシーズン5の見どころを語るインタビューを公開する。英国でシーズン5が放送される直前に収録されたインタビューとあって、キャストらは興奮冷めやらぬ様子でシーズン5について語っている。これを読めば、シーズン5の視聴がさらに楽しくなること間違いなし!
今回は、アンソニー・ギリンガム役のトム・カレンのインタビューを紹介する。(2014年8月15日、シーズン5プレスジャンケットにて収録)
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Q. 「ダウントン・アビー」シーズン5の撮影で一番楽しかったことは?
ドラマで準レギュラーの役をもらったのは初めてだったから、真剣に取り組んでギリンガムというキャラクターを発展させようと努力してきたんだ。ギリンガムがメアリー(演:ミシェル・ドッカリー)とのシチュエーションを強引に引っ張っていこうとするところはよかったね。
彼は自分の内なる強さを見つけたんだ。演技する僕にとって、これはすばらしかったし、いい形でシーズン5のスタートが切れたと思うよ。
まだシーズン全部のエピソードを見ていないけど、どのように展開するのか、すごく楽しみだね。いくつかエキサイティングなことが起こるってことは知っているからね。新たに三角関係ができるし - だれが絡むかということは言えないけど ー 複雑になってくるよ。演じていて本当に楽しいよ。
Q. 友達や家族は今後の展開を聞いてきたりしますか?
それはないね。彼らは番組を見ていないんだ。でも街ではよく聞かれるよ。でも何も教えちゃいけないから、すごく困るよ(笑)。いや、教えてあげたりもするよ。ウソウソ、絶対に教えない。クビになっちゃうから。
Q.1924年当時の礼儀作法で面白いと思ったものはありますか?
当時、男女の間にはとても厳格な礼儀作法があったんだ。現代の人だったらとても堪えられないと思うよ。もし自分がギリンガムと同じ立場だったら、とっくに逃げ出しているよ。2人の男性の間で心が揺れている女性に2年も付き合わされるのはたまらないよ。約束したと思ったら反故にされたり、絶対自分だったら我慢できない。
でもギリンガムとメアリーは恋愛感情以外の様々な理由によって結婚しないといけないシステムにとらわれていたんだね。そしてギリンガムはメアリーとなら、何でも相談できて、誰よりも一緒にいて楽しい女性だと感じていたんだね。ギリンガムにとって、メアリーは辛抱を重ね、様々な批判も受け止めてでも、追い求めたい女性だったんだ。
今は、フェイスブックなんかで簡単に意思疎通ができるようになって、プロフィール写真一枚だけ見せて人とコミュニケーションできるようになったね。そういう世の中だからこそ、「ダウントン・アビー」みたいに、純粋に相手と会話をして一緒にいることを楽しむ、っていう付き合い方がむしろ素敵に見えるんじゃないかな。
Q.今、ダウントンの一員になった気がしますか?
まったくそれはないよ。少なくとも現時点ではね。出演者の多くはシーズン1から一緒にいて、本当の絆でつながっているわけね。僕は部外者のように感じているよ。別に彼らがフレンドリーじゃないってわけじゃないよ。でも僕がもしこの役をあと9年続けたとしても、やっぱり部外者みたいに感じるんじゃないかな。僕の役は屋敷の外にいるから、そもそも部外者的な存在なんです。
それに彼らは人生が一変するような体験を一緒にしてきているんだ。「ダウントン・アビー」がはじまった当時、今ほど成功するとは思われてなかった。でも急に人気が出て、彼らの生活は一変したんだよね。だから、彼らの絆は特別。僕は一生、同じような絆でつながることはできないんだよ。でも僕は自分が部外者のような存在であることが好きなんだ。俳優という職業がそもそもそんなものだからね。
Q.あなたは、ギリンガムと雰囲気がだいぶ違いますが、街でギリンガムを演じている俳優だと気づかれず歩けますか?
歩けるね。たしかにギリンガムと僕は全く似てないよ。正反対だ。僕はウェールズの公営住宅団地の出身だし、上流階級のかけらもない。今は、“上流階級の学校”に行かないといけなかったから少しはその世界のことも理解できるけど、ライチョウ狩なんて絶対にしないからね。でも今シーズンの撮影で狩りのシーンで実際に射撃ができたのはちょっと楽しかったよ。
(インタビューおわり)
■ダウントン・アビー シーズン5
5月8日(日)よる11:00より
スターチャンネルにて独占日本初放送!
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