海外ドラマ「リベンジ」真田広之、凱旋帰国インタビュー [その1]「2度目の海外ドラマ出演は、わりとリラックスして入れました」

映画「ラストサムライ」や海外ドラマ「LOST」への出演等、世界的に活躍している人気俳優の真田広之が、新作ドラマ「リベンジ」のPRで、拠点にしているアメリカより凱旋帰国。TVGrooveでは、帰国中の真田広之にインタビューを行った。

「リベンジ」は、アメリカで昨年9月に放送を開始したばかりの最新ドラマシリーズ。日本でもBSチャンネル Dlifeにて放送中だ。本作第9話から“謎の日本人投資家” としてゲスト出演している真田。今回のインタビューでは、撮影秘話や、日本人として海外ドラマに出演する醍醐味などについて答えてくれた。

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Q. 「リベンジ」で2度目の海外ドラマ出演となりますが、前回の「LOST」との違いはありましたか?

真田 「前回の『LOST』は、僕自身はじめての海外ドラマ出演だったということと、ドラマ終盤のシーズン6から撮影に初参加するという、ダブルのプレッシャーがありました。それに比べて今回は、アメリカの撮影スタイルやテンポも2度目ですし、シーズン1からの参加ということで、わりとリラックスして入れました」

Q. 「リベンジ」にはどのようないきさつで出演することになったのですか?

真田 「放送が始まった直後くらいに、お話をいただきました。その時には、すでに番組の一視聴者として番組を見ていましたし、映像的なクオリティーの高さや、物語、キャラクターの面白さはわかっていたので、ぜひお話を聞いてみようと思い、クリエイターの方にお会いしに行きました」

Q. 日本人役として参加するにあたり、番組への関わり方で気をつけたことはありますか?

真田 「はい。僕が演じるキャラクターの説明などを受けた際、日本人キャラとしておかしな点はないか質問したり、日本で放送するにあたってタブーとされているようなことは全部リストアップして、しっかりと確認をとりました。現場でも、おかしな点があれば、脚本家やクリエイターに直接説明しにいって、台本を書き直してもらったりしました」

Q. キャラクターについての説明はどの程度まで聞いていましたか?

真田 「復讐を決意した後、指南役として主人公エミリーを助けていくキャラだとは聞いていました。ただ、話が進んでいくうちに、え?自分はこんなところにも絡んでいたキャラだったのか、という発見は毎回のようにありました。」

Q. 今回、ご自身で日本語版吹き替えをされていますが、自分の役を吹き替えるというのは、いかがでしたか?

真田 「ニュアンス的には現場を知っていますから、すごくやりやすかったです。ただ、他の声優さんたちとのバランスを考え、現場での雰囲気とはちょっと違ったアレンジを加えなければいけないこともあり、なかなか苦労しましたね。あと、気持ちが入れば入るほど現場にいた時の心境になってしまうので、日本語で吹き替えないといけないのに、気がついたら、つい英語でしゃべってしまっていた、なんてこともありました(笑) ただやはり、自分の声は自分で吹き替えたいので、これからも挑戦し続けていきたいと考えています。」


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■ 「リベンジ」 放送情報:

◇ Dlife | ディーライフ 毎週土曜　21時～ (吹替版)、毎週金曜　23時～ (字幕版)


■ 「リベンジ」 作品情報:

人気ドラマ「リベンジ」は、アメリカで昨年9月に放送を開始したばかりの最新ドラマシリーズ。主人公エミリー・ソーン(エミリー・ヴァンキャンプ)が、家族を崩壊させた者たちをジリジリと追い詰めていく、まさに現代女性版の「巌窟王 モンテ・クリスト伯」とも言える究極の復讐劇。

初回放送は全米でなんと1,020万人が視聴し、エミリーが1人1人に復讐を果たしていく、という濃密なストーリー展開が話題となり、ドラマの継続が難しいアメリカのテレビ業界において、放送開始1カ月を待たずして22話までの制作続行が決定した話題作。


【エミリー・ヴァンキャンプさん】
ヘアメイク:
KEN(AVGVST)
大和田 明子(AVGVST)

【真田広之さん】
ヘアメイク:
高村義彦(SOLO.FULLAHEAD.INC)


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