【NETFLIX来日プレゼン】「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」“あの”クレイジー・アイズに、演じるウゾは共感!? 「恐ろしい」撮影現場の様子を、“新入り”ルビーが暴露

NETFLIXで配信されるオリジナル作品のプレゼンテーションのため、キャストやエグゼクティブが緊急来日。ご存じNETFLIXを代表する人気番組『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』より、スーザン・“クレイジー・アイズ”・ウォーレン役のウゾ・アドゥバ、そしてステラ・カーリンを演じるルビー・ローズが、特別プレゼンテーションイベントで、作品の魅力や撮影の裏側を語った。

『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』は、幸せな生活をしていたヒロイン・パイパーが、過去の罪が露見したことで、突然、刑務所暮らしを送る羽目になってしまうというストーリー。塀の中には、超個性的な囚人だらけ。ウゾは中でもエキセントリックなキャラクター“クレイジー・アイズ”、ルビーはシーズン3から登場するタトゥーだらけのワイルドな美女ステラを演じている。



昨年9月、NETFLIXが日本でサービスをスタートさせたときにも、同社のオリジナル作品を代表して日本へやって来ていたウゾ。1年未満での再来日にご機嫌な様子で、自身にとっては三度目の日本を満喫しているとのこと。残念ながら、今回の滞在は「とても短いの」と明かしつつも、「今夜はルビーとディナーに行くのよ!」と満面の笑顔。ただし、ふたりの趣向には少々“ずれ”があるようで、明治神宮について語るウゾに対し、「私は猫カフェやロボットレストランに行きたい」とルビー。それでもぶつかるわけではなく、「私たちはまったく異なるリストを用意したんだけど、お互い興味津々なの」と、やりたいことは倍になってしまったのだとか。


番組について話が及ぶと、ウゾは『オレンジ』が絶大な人気を集めた理由を、キャラクターの多様性にあると分析。年齢、人種、体型から、セクシャリティまで、様々な背景を持つ登場人物が描かれており、視聴者はそのうち誰かに共感できるはずだと話した。

「みなさん驚かれるかもしれませんが、最初は自分とはかけ離れていると思っていたキャラクターの中に、自分と似ているところがみつけられる。何より(本作は)リアルな人間のリアルな物語、すごく誠実で正直な物語だから」

明るく笑いながら、日本語で「アリガトウ」と答えるなど楽しげな姿と、番組でウゾが演じる“あの”強烈なクレイジー・アイズはかけ離れているようにも思えるが、それでも彼女は「役に共感できるところはあるのか」とう問いを、「ハイ!」と朗らかに肯定。

「スーザンがかつて持っていた深い愛に共感するの。私も誰かを深く愛したことがあるし、それを失った経験もある。だからといって彼女のように何かしたってわけじゃないけど(笑) 愛を犠牲にすることの代価をよく理解しているし、そういう面に共感するわ」





一方、シーズン3から番組に加わったルビーは、撮影に参加した当初を、刑務所に新入りとしてやってきた「(主人公)パイパーみたいな感じだったわね」と回想。「現場は恐ろしい場所よ。ハンガー・ゲームみたいで、みんな自分のことしか考えてないの」と、ウゾ爆笑のジョークをとばしつつも、実際は「温かくハグしてもらって、OITNBの一員になれたことをうれしく思えたわ。家族みたいなの」と、平和的に作品へ加わったそう。そもそもルビーは、出演が決まる以前から番組のファンであったことを明かし、「撮影現場の絆は本物だって最初からわかっていたし、自分がその一員になれることにワクワクした」「この機会に感謝しているし、60人の親友ができたこともありがたく思うわ」と、感謝の気持ちを述べた。

さらにこの日のイベントには、番組ファンを代表して歌手のBENIが登場。主題歌「You’ve Got Time」をウゾ&ルビーの前で披露。「次は女性の強さをテーマにした曲を書きたい」と番組をPRした。

Fan girl moment!! Representing #OITNB in Tokyo with these beauties So lovely inside and out! @netflixjp のイベントで歌ってきたー! 大好きなドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の2人と共演できて大興奮ww #落ち着いて見えるけど #普通に大ファン #ふー

BENIさん(@benibooo)が投稿した写真 - 2016 6月 27 3:48午前 PDT