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世界中で話題沸騰中のNetflixオリジナル作品「ストレンジャー・シングス」子役にインタビュー! 「誰かが共感出来るキャラクターを演じられて幸せ」
2016年8月22日
(c)Netflix. All Rights Reserved.
7月より配信が始まったNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が世界中で話題沸騰中だ。同作は、平和な田舎町で突然姿を消した少年ウィルの失踪事件を巡り、残された家族や友人、地元警察が不可解な事件に巻き込まれていく超常現象ミステリー。サスペンスフルで息もつかせぬ緊張感あふれる描写と、80年代の名作映画へのリスペクトが存分に込められたようなドラマチックな展開が組合わさった、見る者の想像を超える作品となっている。海外レビューサイトRotten Tomatoesで批評家より94%の高評価を受けており、視聴者の満足度も96%と、批評家・視聴者共に本作を大絶賛。本作を手掛けるのは、「ウェイワード・パインズ 出口のない街」のマット・ダファーとロス・ダファー兄弟。2人は脚本・監督・製作総指揮を務めている。
実力派女優のウィノナ・ライダーが出演、初の長編ドラマシリーズに参加ということで話題を呼んでいるが、本作に出演する子役たちにも注目が集まっている。失踪したウィルを探す親友3人を演じるのは、フィン・ウルフハード(マイク役)、ケイレブ・マクラフリン(ルーカス役)、そしてガテン・マタラッツォ(ダスティン役)。ウィルと入れ替わるように町に現れ、3人と友情を育む謎の少女「11(イレブン)」を演じたのは、ミリー・ブラウン。画面からひしひしと伝わってきた4人の相性の良さは、インタビュー中も健在だった。テレビ批評家協会のプレスツアーのインタビューにて、ケイレブ、ガテン、ミリーの3名が、オーディションを振り返ってみての感想、役作りのために視聴した80年代の作品や本作の音楽について、和気あいあいと楽しく明かしてくれた。
Q.最初のオーディションのことを覚えていますか?
ミリー: はい、よく覚えています。面白いことに、ちょうどロサンゼルスからイギリスに戻ったタイミングでした。仕事のオファーが少しスローになっていたので、キャスティング・ディレクターのところに行ったら、母に、年を取りすぎ、成熟しすぎていると言われ、とても落ち込んでいたんです。そんなとき、マネージャーが「モントウク(Montauk)」(*同シリーズの仮題)のオーディションの話をくれて、興味を持ったんです。感情を込めて、オーディションに臨み、2カ月後に電話で返事が来ました。
Q.それは長い待ち時間でしたね!
ミリー: 本当に長かったです。それで、スカイプで話をして、ロサンゼルスに飛び、ダファー兄弟に会ったのです。社会的に一筋縄ではいかない、あの双子です(笑)。彼らも私のことを、そんな風に言っていると思いますが(笑)。私たちは兄弟と妹のようなもの。うっとおしいこともありますが、大好きなんです。会った瞬間、息が合い、役をもらうことができました。とても楽しいオーディション・プロセスでしたね。
ケイレブ: 僕はニューヨークでオーディションを受けました。マイク役や、いくつかの違うキャラクターを演じている姿を自撮りしたテープを送ったのです。オーディション自体はマイク役のものではなかったのですが、いろいろな演技を見たいと言われていたので。電話を受けて、ニューヨーク・シティへ行きました。1週間ぐらいの間に3回オーディションを受け、1カ月後に電話が来て、最後の2回のオーディションのためにロサンゼルスへ。スクリーンテストで、主役の一人で、リーダー的存在のマイクと掛け合いをすることになり、そこで、フィンに会いました。マイク役候補はいっぱいいたのですが、ルーカス役候補は僕だけだったんです。その1週間後に電話が来て、役をもらいました。
ガテン:僕は最初、ニューヨークにオーディションに行き、マイク役にトライしたのですが、ダファー兄弟は、「君のことは好きだけど、違うキャラのほうがあっているかも」と言って、ダスティン役を提示してくれました。そこで、ルーカスの台詞を使って、ダスティン役のオーディションを受けることに。混乱しますよ(笑)。その後、電話が来て、ダファー兄弟とのスカイプ・ミーティングのあと、ロサンゼルスへ。そこでは、フィン(マイク役)と掛け合いをしたのですが、とても相性がよかったです。ケイレブとは、同プロジェクトの前にニューヨークで一緒に作品に出たことがありましたが、フィンとの相性もとてもいいことがわかりました。そのオーディションの後、飛行機に乗って、空港から家に帰る車のなかで電話を受けて、「決まったよ」と言われました。「たった数時間前にオーディションしたばかりなのに?」と驚きましたね。
ミリー: そう、本当に最高なんです。普通、オーディションに受かるときは、キャスティング・ディレクターやエージェント、マネージャーが電話をしてくるものなのですが、ダファー兄弟はとても誠実で、個人的に直接電話をくれるんです。私には「君は僕たちのイレブンだ」と言ってくれました。すごく嬉しかったです。二人にはどうだった?
ガテン: そうだね。「役に決まったよ」という代わりに、「一緒にやっていこう」って言ってくれるんだよね。
ケイレブ: 僕は、「君は正式に、ルーカスだよ」って言われた。
ガテン: ケイレブの反応は面白かったんだよね?
ケイレブ: 電話が来たとき、起きたばかりで、(テンション低く)「ああ…よかった…」と。ダファー兄弟に「嬉しくないのか?」と聞かれて、「いや、嬉しいけど、朝5時だし」って(一同笑)。
Q. 80年代か、その時代にかかわらず、好きな映画は?
ガテン: 70年代後半だけど、「ジョーズ」かな。80年代なら「グーニーズ」。
ケイレブ: 僕は「スタンド・バイ・ミー」。
ミリー: みんな、その頃の映画に紐づけられる部分があると思います。ボーイズには「スタンド・バイ・ミー」の友情があって、ホッパー(警察署長)は「ジョーズ」のなかのチーフで、私はE.T.。ダファー兄弟がどんな絵を欲しがっているのかを、視覚的に見て、演技に生かせるのは楽しかったです。作品のなかのキャラクターを、私自身のキャラクターに溶け込ませて、役作りをしました。
ガテン: 多くの監督が、登場キャラクターに合うように俳優を形作るものですが、ダファー兄弟は、俳優に合うように登場キャラクターを形作るという(逆の)ことを、見事にしてくれました。特に僕が演じたダスティンのキャラクター。僕とダスティンの共通点は?相違点は?と、よく考えました。共通点はたくさんあります。相違点は…ダスティンのほうが僕より、少し自信がないかな(笑)。
ケイレブ: 最初にセットに行ったとき、ダファー兄弟は、脚本を1本だけしか書いていなかったのです。なので、僕たちの性格を知ったうえでキャラクターを作り上げてくれて、僕たちはダファー兄弟が想像していた以上に魅力的な味付けをすることができたんです。
ミリー: 脚本は、私たちのキャラに合わせて、あて書きされたようなものでした。私たちが何を欲しがっているのかもわかっていて。まあ、私はフィンにキスしたくなかったのに、させられましたが(笑)。例えば、ガテンは疾患があって、それがキャラクターに生かされて。
ガテン: “Cleidocranial Dysplatia”(鎖骨頭蓋骨異形成症)っていうんです。わずかな人が持っている、とても稀な疾患です。同じ症状を持っている多くの人に、(このインタビューを)聞いてほしい。生まれたときから、鎖骨がないという疾患なんです。同シリーズの最初のエピソードで、いじめっ子たちがダスティンに歯がないことをからかいますが、僕も同じ症状なんです。今のこの歯は、義歯。この疾患があると、歯や肩に影響があります。でも、僕よりももっと重い症状に苦しんでいる人がたくさんいます。僕は、何度か口腔手術を受けたのですが、なかには、脊椎や肩、顔、頭蓋骨の手術をしなければならないほど大変な人も多くいます。僕には痛みはないけど、特に弱っている膝や足首の痛みに苦しんでいる人もいます。多くの人が疾患を持ちながら一生懸命生活しているので、同シリーズの脚本家たちが実際に症状を描いてくれたことで、僕も助けられたし、同じ疾患を持っている視聴者も救われる気持ちになったと思います。そういう人たちからメッセージをもらって、涙が出ました。誰かが共感できるキャラクターを演じられたことを、とても幸せに思います。
ミリー: 誰かのインスピレーションになれるって、本当に幸せなことだと思います。どのキャラクターも、インスピレーションを与えられるんです。ときには選択の余地なくショートヘアにしている人もいると思うけれど、ショートヘアってクールだよ、すごく似合っているよって、伝えられることはとても楽しいこと。
Q. 同シリーズの設定は、皆さんが生まれる前の時代ですが、キャラクターを演じてみて、新鮮に感じたこと、新しい発見などはありましたか?
ミリー: ありましたね。まず、ロケーションが素晴らしかったです。特に廃品置き場(笑)。誰もピンと来ないかもしれませんが、そこにあるすべての車はチックフィレイ(*チキン料理に特化した米レストランチェーン)のオーナーの所有物なんです。とっても古いスクールバスもあって。イギリスにもスクールバスはあるのですが、「やった、乗っちゃおう」というように人気があるものではなくて、「さぁ、歩いていこう」という感じ。(イギリス出身の)私にとっては、時代設定が違うだけでなく、80年代前半のアメリカが舞台ということで、新鮮なことだらけだったのです。そして、小道具が素晴らしかった。音楽も。
ガテン: そう、音楽。音楽付きの映画を見て、素晴らしいと感動したとして、同じ映画を今度は音楽なしで見てみたら、どれほど違いがあるかわかると思います。特にドラマチックなシーンでは、音楽なしだとあまり泣けなかったり。「スター・ウォーズ」でも、音楽なしのライトセーバーの戦闘シーンなんて想像つきません。
ケイレブ: (ためにためて…)そう、音楽(一同笑)。音楽があってこそ、すべてがまとまると思います。音楽なしで見ると、退屈ですよ。「音楽なしでは生きられない」という言い回しがあるけれど、映画にも息を吹き込むものだと思います。特別なシーンで、音楽があると鳥肌が立つほど。ミリーが叫んでいるシーンとか。
ミリー: 私たちは、(同シリーズの)ラフカットを音楽なしで見たんです。とても興味深かったですね。クルーとキャスト、その家族向けの試写会があったとき、ダファー兄弟に上映前のスピーチを頼まれて。一人ではできないと言ったら、ボーイズの一人が一緒にやることになったんです。二人でiPhoneにスピーチ原稿を書きました。「これは音楽なしのラフカットなので、文句があったらダファー兄弟に言ってね」と(笑)。音楽なしバージョンを興味深く見た後に、音楽付きのバージョンでさらに楽しませてもらいましたね。音楽は本当に重要な役割を担っていると思います。
ケイレブ: 僕は最初、どんな音楽になるのかなと、いろいろ想像していました。ドラマチックな作品ではないので、そんなに大げさな曲じゃおかしいし。メロウな曲になるはずだと。
ガテン: 僕も、すでにある80年代の楽曲を使うのか、オリジナル曲になるのか、想像を巡らせていたけれど、オリジナルのサントラが作られました。80年代の楽曲も使われたのですが。
ケイレブ: そう、結果的に、とても80年代を感じさせる音楽になったんです。
(インタビュー終わり。)
【動画】「ストレンジャー・シングス 未知の世界」予告編 第2弾
■Netflixについて
世界最大級のオンラインストリーミングサービス。190以上の国で7500万人のメンバーが利用している。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2500万時間を超える映画やドラマを配信。
メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴可能す。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができる。
・公式サイト : Netflix.com/jp
・公式ツイッター : @NetflixJP
・公式フェイスブック : facebook.com/netflixjp
・公式チャンネル : youtube.com/c/NetflixJP
(c)Netflix. All Rights Reserved.
実力派女優のウィノナ・ライダーが出演、初の長編ドラマシリーズに参加ということで話題を呼んでいるが、本作に出演する子役たちにも注目が集まっている。失踪したウィルを探す親友3人を演じるのは、フィン・ウルフハード(マイク役)、ケイレブ・マクラフリン(ルーカス役)、そしてガテン・マタラッツォ(ダスティン役)。ウィルと入れ替わるように町に現れ、3人と友情を育む謎の少女「11(イレブン)」を演じたのは、ミリー・ブラウン。画面からひしひしと伝わってきた4人の相性の良さは、インタビュー中も健在だった。テレビ批評家協会のプレスツアーのインタビューにて、ケイレブ、ガテン、ミリーの3名が、オーディションを振り返ってみての感想、役作りのために視聴した80年代の作品や本作の音楽について、和気あいあいと楽しく明かしてくれた。
ミリー・ブラウン (c)Netflix. All Rights Reserved.
Q.最初のオーディションのことを覚えていますか?
ミリー: はい、よく覚えています。面白いことに、ちょうどロサンゼルスからイギリスに戻ったタイミングでした。仕事のオファーが少しスローになっていたので、キャスティング・ディレクターのところに行ったら、母に、年を取りすぎ、成熟しすぎていると言われ、とても落ち込んでいたんです。そんなとき、マネージャーが「モントウク(Montauk)」(*同シリーズの仮題)のオーディションの話をくれて、興味を持ったんです。感情を込めて、オーディションに臨み、2カ月後に電話で返事が来ました。
Q.それは長い待ち時間でしたね!
ミリー: 本当に長かったです。それで、スカイプで話をして、ロサンゼルスに飛び、ダファー兄弟に会ったのです。社会的に一筋縄ではいかない、あの双子です(笑)。彼らも私のことを、そんな風に言っていると思いますが(笑)。私たちは兄弟と妹のようなもの。うっとおしいこともありますが、大好きなんです。会った瞬間、息が合い、役をもらうことができました。とても楽しいオーディション・プロセスでしたね。
ケイレブ: 僕はニューヨークでオーディションを受けました。マイク役や、いくつかの違うキャラクターを演じている姿を自撮りしたテープを送ったのです。オーディション自体はマイク役のものではなかったのですが、いろいろな演技を見たいと言われていたので。電話を受けて、ニューヨーク・シティへ行きました。1週間ぐらいの間に3回オーディションを受け、1カ月後に電話が来て、最後の2回のオーディションのためにロサンゼルスへ。スクリーンテストで、主役の一人で、リーダー的存在のマイクと掛け合いをすることになり、そこで、フィンに会いました。マイク役候補はいっぱいいたのですが、ルーカス役候補は僕だけだったんです。その1週間後に電話が来て、役をもらいました。
ガテン:僕は最初、ニューヨークにオーディションに行き、マイク役にトライしたのですが、ダファー兄弟は、「君のことは好きだけど、違うキャラのほうがあっているかも」と言って、ダスティン役を提示してくれました。そこで、ルーカスの台詞を使って、ダスティン役のオーディションを受けることに。混乱しますよ(笑)。その後、電話が来て、ダファー兄弟とのスカイプ・ミーティングのあと、ロサンゼルスへ。そこでは、フィン(マイク役)と掛け合いをしたのですが、とても相性がよかったです。ケイレブとは、同プロジェクトの前にニューヨークで一緒に作品に出たことがありましたが、フィンとの相性もとてもいいことがわかりました。そのオーディションの後、飛行機に乗って、空港から家に帰る車のなかで電話を受けて、「決まったよ」と言われました。「たった数時間前にオーディションしたばかりなのに?」と驚きましたね。
ミリー: そう、本当に最高なんです。普通、オーディションに受かるときは、キャスティング・ディレクターやエージェント、マネージャーが電話をしてくるものなのですが、ダファー兄弟はとても誠実で、個人的に直接電話をくれるんです。私には「君は僕たちのイレブンだ」と言ってくれました。すごく嬉しかったです。二人にはどうだった?
ガテン: そうだね。「役に決まったよ」という代わりに、「一緒にやっていこう」って言ってくれるんだよね。
ケイレブ: 僕は、「君は正式に、ルーカスだよ」って言われた。
ガテン: ケイレブの反応は面白かったんだよね?
ケイレブ: 電話が来たとき、起きたばかりで、(テンション低く)「ああ…よかった…」と。ダファー兄弟に「嬉しくないのか?」と聞かれて、「いや、嬉しいけど、朝5時だし」って(一同笑)。
ガテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクラフリン(c)Netflix. All Rights Reserved.
Q. 80年代か、その時代にかかわらず、好きな映画は?
ガテン: 70年代後半だけど、「ジョーズ」かな。80年代なら「グーニーズ」。
ケイレブ: 僕は「スタンド・バイ・ミー」。
ミリー: みんな、その頃の映画に紐づけられる部分があると思います。ボーイズには「スタンド・バイ・ミー」の友情があって、ホッパー(警察署長)は「ジョーズ」のなかのチーフで、私はE.T.。ダファー兄弟がどんな絵を欲しがっているのかを、視覚的に見て、演技に生かせるのは楽しかったです。作品のなかのキャラクターを、私自身のキャラクターに溶け込ませて、役作りをしました。
ガテン: 多くの監督が、登場キャラクターに合うように俳優を形作るものですが、ダファー兄弟は、俳優に合うように登場キャラクターを形作るという(逆の)ことを、見事にしてくれました。特に僕が演じたダスティンのキャラクター。僕とダスティンの共通点は?相違点は?と、よく考えました。共通点はたくさんあります。相違点は…ダスティンのほうが僕より、少し自信がないかな(笑)。
ケイレブ: 最初にセットに行ったとき、ダファー兄弟は、脚本を1本だけしか書いていなかったのです。なので、僕たちの性格を知ったうえでキャラクターを作り上げてくれて、僕たちはダファー兄弟が想像していた以上に魅力的な味付けをすることができたんです。
ミリー: 脚本は、私たちのキャラに合わせて、あて書きされたようなものでした。私たちが何を欲しがっているのかもわかっていて。まあ、私はフィンにキスしたくなかったのに、させられましたが(笑)。例えば、ガテンは疾患があって、それがキャラクターに生かされて。
ガテン: “Cleidocranial Dysplatia”(鎖骨頭蓋骨異形成症)っていうんです。わずかな人が持っている、とても稀な疾患です。同じ症状を持っている多くの人に、(このインタビューを)聞いてほしい。生まれたときから、鎖骨がないという疾患なんです。同シリーズの最初のエピソードで、いじめっ子たちがダスティンに歯がないことをからかいますが、僕も同じ症状なんです。今のこの歯は、義歯。この疾患があると、歯や肩に影響があります。でも、僕よりももっと重い症状に苦しんでいる人がたくさんいます。僕は、何度か口腔手術を受けたのですが、なかには、脊椎や肩、顔、頭蓋骨の手術をしなければならないほど大変な人も多くいます。僕には痛みはないけど、特に弱っている膝や足首の痛みに苦しんでいる人もいます。多くの人が疾患を持ちながら一生懸命生活しているので、同シリーズの脚本家たちが実際に症状を描いてくれたことで、僕も助けられたし、同じ疾患を持っている視聴者も救われる気持ちになったと思います。そういう人たちからメッセージをもらって、涙が出ました。誰かが共感できるキャラクターを演じられたことを、とても幸せに思います。
ミリー: 誰かのインスピレーションになれるって、本当に幸せなことだと思います。どのキャラクターも、インスピレーションを与えられるんです。ときには選択の余地なくショートヘアにしている人もいると思うけれど、ショートヘアってクールだよ、すごく似合っているよって、伝えられることはとても楽しいこと。
(c)Netflix. All Rights Reserved.
Q. 同シリーズの設定は、皆さんが生まれる前の時代ですが、キャラクターを演じてみて、新鮮に感じたこと、新しい発見などはありましたか?
ミリー: ありましたね。まず、ロケーションが素晴らしかったです。特に廃品置き場(笑)。誰もピンと来ないかもしれませんが、そこにあるすべての車はチックフィレイ(*チキン料理に特化した米レストランチェーン)のオーナーの所有物なんです。とっても古いスクールバスもあって。イギリスにもスクールバスはあるのですが、「やった、乗っちゃおう」というように人気があるものではなくて、「さぁ、歩いていこう」という感じ。(イギリス出身の)私にとっては、時代設定が違うだけでなく、80年代前半のアメリカが舞台ということで、新鮮なことだらけだったのです。そして、小道具が素晴らしかった。音楽も。
(c)Netflix. All Rights Reserved.
ガテン: そう、音楽。音楽付きの映画を見て、素晴らしいと感動したとして、同じ映画を今度は音楽なしで見てみたら、どれほど違いがあるかわかると思います。特にドラマチックなシーンでは、音楽なしだとあまり泣けなかったり。「スター・ウォーズ」でも、音楽なしのライトセーバーの戦闘シーンなんて想像つきません。
ケイレブ: (ためにためて…)そう、音楽(一同笑)。音楽があってこそ、すべてがまとまると思います。音楽なしで見ると、退屈ですよ。「音楽なしでは生きられない」という言い回しがあるけれど、映画にも息を吹き込むものだと思います。特別なシーンで、音楽があると鳥肌が立つほど。ミリーが叫んでいるシーンとか。
ミリー: 私たちは、(同シリーズの)ラフカットを音楽なしで見たんです。とても興味深かったですね。クルーとキャスト、その家族向けの試写会があったとき、ダファー兄弟に上映前のスピーチを頼まれて。一人ではできないと言ったら、ボーイズの一人が一緒にやることになったんです。二人でiPhoneにスピーチ原稿を書きました。「これは音楽なしのラフカットなので、文句があったらダファー兄弟に言ってね」と(笑)。音楽なしバージョンを興味深く見た後に、音楽付きのバージョンでさらに楽しませてもらいましたね。音楽は本当に重要な役割を担っていると思います。
ケイレブ: 僕は最初、どんな音楽になるのかなと、いろいろ想像していました。ドラマチックな作品ではないので、そんなに大げさな曲じゃおかしいし。メロウな曲になるはずだと。
ガテン: 僕も、すでにある80年代の楽曲を使うのか、オリジナル曲になるのか、想像を巡らせていたけれど、オリジナルのサントラが作られました。80年代の楽曲も使われたのですが。
ケイレブ: そう、結果的に、とても80年代を感じさせる音楽になったんです。
(インタビュー終わり。)
【動画】「ストレンジャー・シングス 未知の世界」予告編 第2弾
■Netflixについて
世界最大級のオンラインストリーミングサービス。190以上の国で7500万人のメンバーが利用している。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2500万時間を超える映画やドラマを配信。
メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴可能す。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができる。
・公式サイト : Netflix.com/jp
・公式ツイッター : @NetflixJP
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・公式チャンネル : youtube.com/c/NetflixJP
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