LAマリブにある野外撮影スタジオ「パラマウント・ランチ」 100年近く映画やドラマの撮影で使われている伝説の場所をご紹介

アメリカ・ロサンゼルスにある、100年近くも映画やドラマの撮影で使われている野外スタジオ「パラマウント・ランチ」をご紹介。

ロサンゼルスのセレブが多く住む街マリブ。マリブというとビーチのイメージが強いが、実は山々も壮大。ここは「マリブ・キャニオン」という名前で、砂漠の渓谷のような道がひたすら続いている。砂漠地帯で、高低差のあるダイナミックな景観だ。この一体にも世界のセレブの邸宅が集まっている。実はジャスティン・ビーバーやカーダシアン家が住んでいるカラバサスからも意外と近い。



山の奥へ奥へと進んでいくと、なんと砂漠のど真ん中に、1920年代に西部劇映画の撮影のために作られた野外スタジオ「パラマウント・ランチ」に到着する。20世紀フォックスやパラマウントは、かつてこのキャニオンの中に、撮影地を所有していて、たくさんの映画やテレビの撮影を行っていた。



カウボーイタウン風の街並みがセットとして作られ、とても雰囲気のある場所。映画「風と共に去りぬ」「大草原の小さな家」「チャーリーズ・エンジェル」など様々な有名な作品がここで撮影された。そして100年近く経った今でもセットとして使われている。最近も、あるゾンビ映画の撮影で使われていたとか。ちなみにここは誰でも無料で訪れることができる、穴場な観光スポットだ。


歴史を感じる巨大な大木。


この小さな教会は、最近作られたものだそう。


これは列車の駅として使われるセット。


建物の前で記念撮影。西部劇映画の中に入り込んだ気分。


映画好きの人は、ぜひ一度は訪れてみたい場所だ。