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「ハドソン川の奇跡」トム・ハンクス&アーロン・エッカート来日記者会見! クリント・イーストウッド監督との撮影秘話を語る
2016年9月16日
アーロン・エッカート(左)、トム・ハンクス
(C)TVGroove.com
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9月16日(金)、映画「ハドソン川の奇跡」の記者会見がザ・リッツ・カールトン東京にて開催され、本作のプロモーションのために来日中のトム・ハンクス(60)とアーロン・エッカート(48)が登壇した。
映画「ハドソン川の奇跡」は、2009年にニューヨークのハドソン川で実際に起こった航空機事故をテーマにした作品だ。主人公のチェスリー・“サリー”・サレンバーガーは、ニューヨークの上空で自らが機長を務める航空機の全エンジンが突如停止するという前代未聞のトラブルに直面するが、ハドソン川に航空機を不時着させることに見事成功。乗客150名と乗務員5名の命を救った国民的英雄として称賛される。しかし、その裏側では機長サリーの当時の判断をめぐり、国家運輸安全委員会による徹底的な調査が行われており、サリーの心は次第に追い詰められていく……。
今、全世界で熱い注目を集める「ハドソン川の奇跡」が9月24日から日本で公開されることに合わせて、サリー機長役のトム・ハンクスと、ジェフ・スカイルズ副機長役のアーロン・エッカート記者会見に登壇、注目作の魅力や撮影の裏話を思う存分語ってくれた。
大きな拍手に包まれて登場したトム・ハンクスは、「皆さんにお会いできて嬉しいです」とコメント、アーロン・エッカートは「東京に来られて本当に嬉しく思います。皆さんが私たちのことを歓迎してくれて、素晴らしい時間を過ごしています」とコメントした。
本作は、「ミリオンダラー・ベイビー」や「アメリカン・スナイパー」など数々の作品で知られる名監督クリント・イーストウッドと、「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ/一期一会」でアカデミー賞を受賞した名俳優トム・ハンクスが初めてタッグを組んだ作品としても話題を呼んだ。
このことに関連して、イーストウッドと初めて一緒に映画を制作した感想を聞かれたハンクスは、「クリントが俳優として素晴らしいキャリアを築いたことは言うまでもありませんが、彼は監督としても目覚ましい活躍をし、20世紀の名作も数多く手がけてきました。彼は機嫌の良いときでもこんな感じの目つきをしているので(筆者註:ハンクスがイーストウッドの顔真似をする)畏れ多かったのですが、今回一緒に働いてみて、出演する俳優に期待をかけると共に、彼らのことを人一倍大事に思っている人なのだなと感じました」と話した。
また、エッカートは同じ質問に対し、「クリントは私にとって映画界のヒーローのような存在なのです。本作の撮影初日には雨が降っていて、数百人に囲まれながら行われたのですが、クリントはレインコートに野球帽という格好で、雨宿りのために屋内に入ろうとすることもせず、周りのスタッフと一緒に真摯に映画作りに臨んでいた光景がとても印象に残っています」と、憧れのイーストウッドと撮影した思い出を振り返った。
実際の航空機事故がテーマの本作では、航空機の不時着を成功させた張本人であるサリーも映画制作に全面的に協力したという。「サリーは一緒に撮影に参加してくれたし、実際に救助に携わった人々から当時の様子に関する貴重な情報を聞くことができ、映画を作る上で大いに参考になったよ」とエッカートは語る。
ハンクスは本作で演じたサリー役のほかにも、「キャプテン・フィリップス」や「ウォルト・ディズニーの約束」などの作品で実在の人物を演じてきた。ハンクスは実話を題材とする作品に出演することについて、「実際の出来事がどう解釈されているかということに関心がある私にとって、世間で“神話”として語られている以上の真実を知ることができるということに、実話を基にした作品に出る面白さがあると思います」と話した。
本作でアカデミー賞へのノミネートが確実視されているハンクスだが、映画「アポロ13」(1995年公開)では爆発事故に、映画「キャスト・アウェイ」(2000年公開)では墜落事故に巻き込まれるなど、過去の出演作でも何かと「旅」にまつわるトラブルに直面する役を演じてきた。そのこともあって「トム・ハンクスとは旅をしない方がいい」というジョークがあることについて聞かれると、「僕も、東京で飛行機でやって来て、荷物がなくなってしまう程度で済む映画を作りたいんだけど、何しろ資金が集まらないんだよ(笑)」と言い、ハンクスのユーモアに会場は笑いに包まれた。
そんな“悪名”高いハンクスと一緒に来日したエッカートも、「トムと一緒に飛行機で東京に来たけど、大事故に遭遇しなくて一安心だよ。大惨事に巻き込まれるかもしれないって覚悟していたからね(笑)」とコメントし、会場は一気に和やかな雰囲気に包まれた。エッカートは、ハンクスやイーストウッドとの共演について、「トムやクリントは最高の俳優と監督だから、彼らの仕事ぶりを間近で見て学ぶことができたことは本当に良い経験でした」と語り、エッカートにとっても本作はとりわけ印象深いものであることをうかがわせた。
記者会見の最後にエッカートは「『ハドソン川の奇跡』を応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。またお会いしましょう!」と、ハンクスは「皆さんのおかげでとても活き活きした記者会見になって楽しかったです。ありがとう!」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
トム・ハンクスとアーロン・エッカートが熱演を見せる映画「ハドソン川の奇跡」は、9月24日から全国ロードショー。
■ ストーリー
2009年1月15日、極寒のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如起こった航空機事故。全エンジン完全停止。制御不能。機長は高速で墜落する70トンの機体を必死に制御し、目の前のハドソン川に着水させ”乗員乗客155名全員無事”という奇跡の生還を果たした。着水後も浸水する機内から乗客の避難を指揮した機長は国民的英雄として称賛される。だが、その奇跡の裏側では彼の判断をめぐり国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われていた…。
■ 公開情報
「ハドソン川の奇跡」
9月24日全国ロードショー
監督:クリント・イーストウッド(「アメリカン・スナイパー」「硫黄島からの手紙」)
キャスト:トム・ハンクス(「ダ・ヴィンチ・コード」「フォレスト・ガンプ/一期一会」)、アーロン・エッカート(「ダークナイト」)、ローラ・リニー他
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
オフィシャルサイト://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/
©2016 Warner Bros. All Rights Reserved
映画「ハドソン川の奇跡」は、2009年にニューヨークのハドソン川で実際に起こった航空機事故をテーマにした作品だ。主人公のチェスリー・“サリー”・サレンバーガーは、ニューヨークの上空で自らが機長を務める航空機の全エンジンが突如停止するという前代未聞のトラブルに直面するが、ハドソン川に航空機を不時着させることに見事成功。乗客150名と乗務員5名の命を救った国民的英雄として称賛される。しかし、その裏側では機長サリーの当時の判断をめぐり、国家運輸安全委員会による徹底的な調査が行われており、サリーの心は次第に追い詰められていく……。
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今、全世界で熱い注目を集める「ハドソン川の奇跡」が9月24日から日本で公開されることに合わせて、サリー機長役のトム・ハンクスと、ジェフ・スカイルズ副機長役のアーロン・エッカート記者会見に登壇、注目作の魅力や撮影の裏話を思う存分語ってくれた。
大きな拍手に包まれて登場したトム・ハンクスは、「皆さんにお会いできて嬉しいです」とコメント、アーロン・エッカートは「東京に来られて本当に嬉しく思います。皆さんが私たちのことを歓迎してくれて、素晴らしい時間を過ごしています」とコメントした。
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本作は、「ミリオンダラー・ベイビー」や「アメリカン・スナイパー」など数々の作品で知られる名監督クリント・イーストウッドと、「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ/一期一会」でアカデミー賞を受賞した名俳優トム・ハンクスが初めてタッグを組んだ作品としても話題を呼んだ。
このことに関連して、イーストウッドと初めて一緒に映画を制作した感想を聞かれたハンクスは、「クリントが俳優として素晴らしいキャリアを築いたことは言うまでもありませんが、彼は監督としても目覚ましい活躍をし、20世紀の名作も数多く手がけてきました。彼は機嫌の良いときでもこんな感じの目つきをしているので(筆者註:ハンクスがイーストウッドの顔真似をする)畏れ多かったのですが、今回一緒に働いてみて、出演する俳優に期待をかけると共に、彼らのことを人一倍大事に思っている人なのだなと感じました」と話した。
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また、エッカートは同じ質問に対し、「クリントは私にとって映画界のヒーローのような存在なのです。本作の撮影初日には雨が降っていて、数百人に囲まれながら行われたのですが、クリントはレインコートに野球帽という格好で、雨宿りのために屋内に入ろうとすることもせず、周りのスタッフと一緒に真摯に映画作りに臨んでいた光景がとても印象に残っています」と、憧れのイーストウッドと撮影した思い出を振り返った。
実際の航空機事故がテーマの本作では、航空機の不時着を成功させた張本人であるサリーも映画制作に全面的に協力したという。「サリーは一緒に撮影に参加してくれたし、実際に救助に携わった人々から当時の様子に関する貴重な情報を聞くことができ、映画を作る上で大いに参考になったよ」とエッカートは語る。
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ハンクスは本作で演じたサリー役のほかにも、「キャプテン・フィリップス」や「ウォルト・ディズニーの約束」などの作品で実在の人物を演じてきた。ハンクスは実話を題材とする作品に出演することについて、「実際の出来事がどう解釈されているかということに関心がある私にとって、世間で“神話”として語られている以上の真実を知ることができるということに、実話を基にした作品に出る面白さがあると思います」と話した。
本作でアカデミー賞へのノミネートが確実視されているハンクスだが、映画「アポロ13」(1995年公開)では爆発事故に、映画「キャスト・アウェイ」(2000年公開)では墜落事故に巻き込まれるなど、過去の出演作でも何かと「旅」にまつわるトラブルに直面する役を演じてきた。そのこともあって「トム・ハンクスとは旅をしない方がいい」というジョークがあることについて聞かれると、「僕も、東京で飛行機でやって来て、荷物がなくなってしまう程度で済む映画を作りたいんだけど、何しろ資金が集まらないんだよ(笑)」と言い、ハンクスのユーモアに会場は笑いに包まれた。
事故が起きた航空機に登場していた日本人(中央2名)
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そんな“悪名”高いハンクスと一緒に来日したエッカートも、「トムと一緒に飛行機で東京に来たけど、大事故に遭遇しなくて一安心だよ。大惨事に巻き込まれるかもしれないって覚悟していたからね(笑)」とコメントし、会場は一気に和やかな雰囲気に包まれた。エッカートは、ハンクスやイーストウッドとの共演について、「トムやクリントは最高の俳優と監督だから、彼らの仕事ぶりを間近で見て学ぶことができたことは本当に良い経験でした」と語り、エッカートにとっても本作はとりわけ印象深いものであることをうかがわせた。
記者会見の最後にエッカートは「『ハドソン川の奇跡』を応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。またお会いしましょう!」と、ハンクスは「皆さんのおかげでとても活き活きした記者会見になって楽しかったです。ありがとう!」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
トム・ハンクスとアーロン・エッカートが熱演を見せる映画「ハドソン川の奇跡」は、9月24日から全国ロードショー。
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■ ストーリー
2009年1月15日、極寒のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如起こった航空機事故。全エンジン完全停止。制御不能。機長は高速で墜落する70トンの機体を必死に制御し、目の前のハドソン川に着水させ”乗員乗客155名全員無事”という奇跡の生還を果たした。着水後も浸水する機内から乗客の避難を指揮した機長は国民的英雄として称賛される。だが、その奇跡の裏側では彼の判断をめぐり国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われていた…。
■ 公開情報
「ハドソン川の奇跡」
9月24日全国ロードショー
監督:クリント・イーストウッド(「アメリカン・スナイパー」「硫黄島からの手紙」)
キャスト:トム・ハンクス(「ダ・ヴィンチ・コード」「フォレスト・ガンプ/一期一会」)、アーロン・エッカート(「ダークナイト」)、ローラ・リニー他
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
オフィシャルサイト://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/
©2016 Warner Bros. All Rights Reserved
トム・ハンクス&アーロン・エッカート、「ハドソン川の奇跡」を引っさげ来日! 集まった150名のファンに丁寧なファンサービス(2016年9月14日)
9月24日に公開される映画「ハドソン川の奇跡」のプロモーションのため、オスカー俳優トム・ハンクス(60)とアーロン・エッカート(48)が来日を果たした。
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ハンクスとエッカート...
「ハドソン川の奇跡」トム・ハンクス&アーロン・エッカート来日! ファンの大歓声に満面の笑み[動画](2016年9月14日)
最新作「ハドソン川の奇跡」を引っさげ、オスカー俳優トム・ハンクスとアーロン・エッカートが来日を果たした。
「ハドソン川の奇跡」は、2009年にニューヨークのハドソン川で起こった”奇跡”と賞賛さ...
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