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「ブリジット・ジョーンズの日記」レニー・ゼルウィガー来日インタビュー! 崖っぷち女子ブリジットを11年ぶりに演じた感想は?

2016年10月27日
レニー・ゼルウィガーレニー・ゼルウィガー
人気ロマンティック・コメディ映画「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの最新作「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」のプロモーションのため、タイトルロールを演じているオスカー女優レニー・ゼルウィガーが、来日を果たした。

お酒はかなり飲み、タバコは止められず、体重はいつもオーバー気味。補正のデカパンツは欠かさず、ドジっぷりもハンパなく、自分に甘くて立ち直りがやたらと早い…。恋に夢中だが、キャリアも大事! という崖っぷちアラサー女子の奮闘ぶりを描き、世界中の女性たちの心を掴んだ「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ。

前作では、麻薬密売容疑で投獄されたブリジットのために尽力してくれたマーク(コリン・ファース)と結ばれたが、なんと今作ではその後、マークと破局していたことが明らかに。アラフォーとなったブリジットは、今まで以上に仕事に邁進するのだが、そんな彼女の前に、IT企業のイケメン社長のジャック(パトリック・デンプシー)と、再びマークが現れて…。さらになんと驚愕の事実も発覚し、事態は思わぬ三角関係へと突入する――。

TVGrooveは、あのとびっきりチャーミングな等身大ヒロイン・ブリジットを再演したレニーにインタビューを実施。およそ11年ぶりにブリジットを演じてみての感想、コリンとの再共演や、新キャストであるパトリックとの共演、本作にかける思いなどを語ってもらった。

★ジャパンプレミアの様子は下記記事をチェック★
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★パトリック・デンプシーの来日インタビューはこちら★
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Q. 前作から11年ぶりの新作です。主人公であるブリジットは、30代から40代になりましたが、今作に出演するにあたって、前作から変えたこと、変えていないことはありますか?

レニー: 重要な質問ですね。今回そこが一番興味があったところです。進化している自分を見せなくてはいけないし、それでいて変わっていないところも見せなくてはいけない。(今作の)ブリジットは仕事がすごく上手くいっていて、前回よりも“ウブ”ではありません。でも、未だにとってもロマンチストで、非常に楽観主義です。彼女の魅力はそこだと思っています。ブリジットはまだ、色々と悩んでいますし、人生の各段階で、社会の中で“自分がこうあるべきだ”という理想に対し、常に努力しています。それはシリーズに一貫して言えることで、私が好きな彼女の一面でもあります。



Q. 1、2作目では体重を増量して撮影に臨みましたが、今作ではどのような役作りをしましたか?

レニー: (今作では)TVプロデューサーを演じるということで、「Good Morning Britain」(※UKで放送中の番組)というTV番組の見学に行って、プロデューサーやディレクターの方にお会いしました。劇中では、アーロンという人が「Hard news」(※番組)のディレクターを務めているのですが、実は彼は「Good Morning Britain」のディレクターなんです。映画の中で彼は「Hard news」の指揮をとっていましたが、彼は、いつものように番組を監督・演出していたんです。すごくいい演技をしていましたよ。




ソファに座って自身のプロジェクトを話しました。私はカメラの前に出ている人間ですが、すごく学ぶことが多かったですね。カメラの向こう側を知ることができておもしろかったです。そして、生の番組というのは、すごく大変だということを知りました。もうやりたくないです(笑)。時間が足りなかったり、余ってしまったり…。そういったことを経験させてもらいました。常に何か災難が起きそうなんですよ。とても勉強になりました。

あとはライフスタイルを変えていきましたね。格好も変えて、だいぶスマートにもなりました。そういうところはどうやって変化してきたのかな、と考えながら作り上げました。


Q. 3作目を撮影するにあたり、マーク・ダーシー演じるコリン・ファースさんとは事前に話合いなどはされましたか? また、久々のコリンさんとの共演はいかがでしたか?

レニー: コリンは家族のような存在なんです。古くからの友達でもあります。これまでたくさんの恥ずかしい思い出を一緒に経験して、一緒に成長してきました。15年の間に、2人共成長しました。彼はすごく大事な人で、いい人です。すごく楽しい人で、いつも笑わせてもらっています。すごく滑稽なことをやらされるんですよ(笑)。今では気心通じ合う関係です。

(打ち合わせでは)2人の関係がどう成熟していったかについて話しました。すごく慣れ親しんだ関係なので、わざわざ劇中で見せる必要がないこともありましたが、歴史を感じさせるような関係を見せたいね、という話し合いをしました。そのほかには、彼の家族や子供の話、コリンがいかに忙しくしていたかなども話しましたね。



Q. 新キャストとして本作から参加したパトリック・デンプシーさんについて教えてください。

レニー: 彼との共演はとても楽しかったです。一緒に崖から飛び降りるような感覚でしたね。パトリックはこれだけ出来上がった作品に参加することを怖がっていたのですが、みんなも恐怖を抱いているということを知ったんです。全員、観客をガッカリさせるようなことはしたくないし、失望もさせたくない、みんなが愛している作品やキャラクターを壊したくなかったので、一緒に深呼吸をして飛び込もう! という気持ちでした。

彼はとても楽しい方です。いつも気持ちを軽くさせてくれるんです。なんでもトライするタイプで、(プロモーションで)彼と一緒に世界を周り、ラジオやテレビに出演したのが楽しかったですね。彼は“ショウマン”なんですよ。テレビに出ると、ジャグリングをしたり、風船で動物を作ったりするんです。パフォーマーとしてすごく落ち着いていて、彼と一緒にいるとゲームをしているみたいに楽しいんです。会話も楽しいですし。

――私たちも怖かった、と仰られましたが、今作は楽しさよりも怖さの方が強かったのでしょうか?

レニー: ワクワク感の中に恐怖もありましたね。私はこのブリジットというキャラクターがとても好きなので、もう一度彼女を演じるにあたって、絶対にしくじりたくはないと思っていました。自分が全く成長していない、今までと同じようなキャラクターを演じてしまっては失敗ですし、作らなくても良かったのじゃないか、と言われてしまうような作品にもしたくなかったんです。色々な面で恐怖はありましたね。


Q. 人気シリーズに長く携わることで、女優という仕事に対する考えは変わりましたか?

レニー: そういう風には考えていませんが、6・7年前と比べれば、人生に対する視点が変わってきているので、仕事に対するアプローチも変わってきているかもしれませんね。私の父はスイス人なのですが、父のような仕事への勤勉さ倫理観は持ち合わせていると思います。ただ、今の方が仕事をより楽しめるようになりましたね。



Q. 恋にも仕事にも全力投球なブリジットの姿は世界中の女性の共感を得ましたが、レニーさん自身は、憧れの女性像はありますか?

レニー: とても長い“憧れの人リスト”があります。今もリストは増え続けています。名前を出すよりも性質を話しますね。(私が憧れるのは)誰かに奉仕したり、社会に奉仕したり、勇気のある人ですね。私ももっと勇気をもって、やりたいこと、試してみたいことにチャレンジしていきたいと思っています。そういうチャレンジ精神が好きですね。恐れていても、人に何を言われても自分の考えで進んでいく人、みんなが警告しても、それを跳ね除けていける人に憧れますね。


Q. ドジでチャーミングなところが魅力のブリジットですが、レニーさん的に今作で一番お茶目だったなと思うシーンはありますか?

レニー: 好きなシーンはいっぱいあるんですが、マーク・ダーシーに再会するシーンですね。彼とはタイミングが常に悪いんです(笑)。ブリジットの言うことも全て間違っていますし。これは彼女の永遠のテーマですよね。いつも間違ったことを言っちゃうんです。彼にいい印象を植え付けようとして、全部失敗してしまう。そして「あのときこう言えばよかった」とあとになって気づくんです。それは私たちにも言えることですよね。

ほかには、プレゼンテーション後のシーンですね。ジャックが来たと思ったら、マークまで来てしまって、ブリジットは「どうしよう!」とうろたえてしまう(笑)。そしてマークに絶対読めない名前の人と会話をさせようとするんです。あのシーンもとってもブリジットらしいですよね。状況を良くしようとして、失敗しちゃうという。

もちろん、泥のシーンも好きですよ。ブリジットは本当にオープンな人で、“ああいうこと”もやっちゃうところが好きです。彼女はすごく自虐的で、ユーモアがあって、自由。自分の未来についてあまり考えていなかったり、すごくひどい状況なのに上手く行ったり。そういうところが好きです。


Q. レニーさん自身は、マークとジャック、どちらが好きですか?

レニー: 選べないわ(笑)! 2人ともラブリーだし、ハンサムだし、紳士的だし、優しいし、子供の父親になろうと必死になるところが素敵ですよね。マークは感情を出さず、保守的でとてもイギリス的な人、ジャックは感情を表に出すタイプで、積極的で大胆。かつザ・アメリカン。自分の好みの人を選べばいいと思いますが、どういう気持ちで一緒にいられるかを考えないと。好みのタイプを全て紙に書き記してもいいとは思いますが、ハートは違う方に反応するかもしれない。愛って、分からないものですよね。



(インタビューおわり)

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【動画】「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」日本版予告


■作品情報



「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」
10月29日(土)全国にて公開

≪ストーリー≫
アラフォーになったブリジットは、なぜか未だ独身。彼女が愛した男はといえば、なんとダニエル(ヒュー・グラント)は事故で亡くなり、マーク(コリン・ファース)は別の女性と結婚し、さらには離婚調停中。しかし今やテレビ局の敏腕プロデューサーとなったブリジットにハンサムでリッチ、性格もナイスなIT企業の社長、ジャック(パトリック・デンプシー)とのドラマチックな出会い(モテ期!)が訪れる。いつもの天然っぷりから彼と急接近する一方で、マークとも再会を果たすブリジット。またしても2人の男性に揺れ動くことに…。2人のイケメン男性どちらを選ぶのか?今度こそ結婚?

出演: レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、エマ・トンプソン、ダン・メイザー

監督: シャロン・マグアイア
脚本:ヘレン・フィールディング、エマ・トンプソン、ダン・メイザー
原作: ヘレン・フィールディング  

配給: 東宝東和
製作国: イギリス
製作年: 2015年

公式サイト: //bridget-jones.jp/    
公式フェイスブック: https://www.facebook.com/BridgetJonesMovie/
公式ツイッター: @BridgetJ_Movie

© Universal Pictures
 
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