カンペがでない・・ 第74回ゴールデン・グローブ賞で重大トラブル発生! しかし司会者が見事すぎる対応[動画あり]

現地時間1月8日に米ロサンゼルスで第74回ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催された。人気コメディアンのジミー・ファロンが司会を務めた今回の授賞式は、次から次へとハプニングに見舞われることとなった。

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映画「ラ・ラ・ランド」の冒頭のシーンをパロディにした豪華なオープニングを飾った今回の授賞式だが、ステージに登場した司会ジミー・ファロンは、「早速プロンプターが壊れているよ。アドリブでモノローグをやるよ」と話し、コメディアンのクリス・ロックのモノマネをしたり、会場のゲストに呼びかけたりしてオープニングをこなした。

【第74回 #ゴールデングローブ賞 】
授賞式には付き物のハプニングが早くも発生!プロンプター(カンペを表示する機械)が故障!「最高の始まり方だよ。モノマネでもしようか?笑」とジミーも焦り気味(笑)。 @goldenglobespic.twitter.com/jdC0Qh5KEJ

— 海外ドラマ&セレブ情報TVグルーヴ (@TVGroove) 2017年1月9日

さらにオープニング後、再びステージに戻ってきたジミーは「さっきマライア・キャリーに電話したら、ディック・クラーク・プロダクションズが僕をハメたんだって教えてくれたよ」と言い、会場の笑いを誘った。昨年の大みそかにマライア・キャリーは年越しコンサートに出演したが、技術的トラブルによってリップシンク用のボーカルトラックが流れず、全米の前で口パクが発覚してしまうという大失態を犯したが、マライア側はコンサートの製作会社であるディック・クラーク・プロダクションズがマライアをハメたと主張したという一連の“事件”に因んだジョークだ。


トラブルはこれだけではなかった。ヒュー・グラントがプレゼンターとして登場した際、「今夜、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』でゴールデン・グローブ賞を受賞したヒュー・グラントさんです」とアナウンスされるハプニングも発生した。ヒュー・グラントは同作で<映画の部　コメディ/ミュージカル部門　男優賞>にノミネートされていたが、そのアナウンスの時点では受賞結果は発表されておらず、本来数人しか知らないはずの受賞結果が誤ってフライング発表されたのではないか、とネット上は一時騒然となった。なお、実際に同賞を受賞したのは「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングであり、疑惑のアナウンスは単なるミスだったようだ。

さらに、ハプニングはステージ以外の場所でも起こっていた。「ラ・ラ・ランド」に出演したジョン・レジェンド(John Legend)は他の出演者とともに授賞式に出席したが、テーブルに置かれた名札は「John Ledgend」と書かれていたのだ。彼の妻クリッシー・テイゲンは、スペルの違う名札を手に持って写るジョンの写真をすかさずツイッターに投稿、「負け犬ね(大笑)」とツイートした。

Bahahaha loser pic.twitter.com/bYNgxOFM8z

— christine teigen (@chrissyteigen) 2017年1月9日

ほかにも、<映画の部　助演女優賞>のプレゼンターとして登場したマイケル・キートンは候補者を発表するときに、「Hidden Figures(原題)」を誤って「Hidden Fences」と読んでしまうミスを犯した。というのも、同賞にはヴィオラ・デイヴィスが「Fences(原題)」でノミネートされており、“Figures”と“Fences”を混同してしまったようだ。マイケルが読み間違えをした直後、ツイッター上では「#HiddenFences」がトレンド入りし、笑いの的となってしまった。

■放送情報

「第74回ゴールデン・グローブ賞 授賞式」

【字幕版・HD】2017年1月14日(土)19:00～
【字幕版・HD】1月15日(日)12:00～
【字幕版・HD】2月26日(日)0:00～