「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」ティム・バートン監督が2年ぶりに来日!近い未来、日本で映画撮影!?[動画]

「シザーハンズ」、「チャーリーとチョコレート工場」、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」など、常に世界中を魅了し、ハリウッドで最もイマジネーション豊かなヒットメーカーと呼ばれるティム・バートン監督の待望の新作「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」が、2月3日(金)公開となる。

同作のプロモーションのため、ティム・バートン監督が来日。1月30日、都内でジャパンプレミアが開催された。

冬とは思えないほど真っ青な空に春のような温かい気温だったこの日だったが、イベントの開始寸前には冬風が強く吹き上げ、曇り空と一変。まるで気候までがバートン監督の世界観を演出しているようだった。

今回、会場となったTOHOシネマズ 六本木ヒルズは、ティム・バートン監督らしい世界観へ大変身。バートン監督の“キミョかわいい”ファンタジーワールドを表現され、レッドカーペットではならぬ“グリーンカーペット”が敷かれた。会場にはマスコミ関係者だけではなく、ファンもたくさん駆け付け、大盛況のイベントとなった。

【動画】「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」ティム・バートン監督が2年ぶりに来日



盛大な拍手が迎えられたバートン監督は、日本に戻ってこれたことが嬉しかったと何度も口にし、終始笑顔。

本作については、「自分自身が変わり者、奇妙と扱われることが多かったので自分自身にもつながる物語である上、同じような気持ちになっている人たちにとても共感できる映画になっているからこそ周りと馴染めないと思っている人たちには見てもらいたい。またファンタジーとリアルは別なものではない。リアルなこともファンタジーも常日頃起きていることだ」と語った。

さらに、本作の宣伝隊長に就任したお笑い芸人のピースの二人もゲストとして登壇し、バートン監督とコミカルな会話で会場を盛り上げた。

ハリウッドデビューを目指し、もうすぐ渡米する綾部祐二さんがティム・バートン監督の映画に出演したいと直談判したり、映画の中に登場するエマの特殊能力を身につけた又吉直樹さんが空中遊泳を披露するほどユーモアたっぷりの演出でイベントを盛り上げた。



バートン監督は、本作の中で東京で撮影したいシーンがあったが、予算の関係で実現できず将来的には、日本で映画を撮ることが夢だと話してくれた。

また多くのバートンファンは、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のようなクレイ・アニメーションの復活なんかも期待していることに対し、
「本作にも少しその要素を取り入れた部分があるし、僕自身クレイ・アニメーションが大好きな手段だからまたやりたいね」と笑顔を見せた。

さらに、バートン監督は自分自身の作品に出演する俳優たちは、どこか感覚が似ていたり、繋がりを感じる者が多いことで自分が意図していることをうまく汲み取ってもらえて、ラッキーだと語り、出演者たちの演技にも満足している様子だった。

映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」は、2月3日(金)より全国ロードショー。

【動画】映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」予告



■作品情報

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」
2月3日(金)全国ロードショー

監督:ティム・バートン

出演:エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、サミュエル・L.ジャクソン、エラ・パーネル、ジュディ・デンチ、テレンス・スタンプ

配給:20世紀フォックス映画

公式サイト://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/