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「アサシン クリード」マイケル・ファスベンダーが、公式初来日! 「邪魔でスミマセン」と自虐連発の斎藤工に、大爆笑で「初デートはいい感じ」

2017年2月16日
マイケル・ファスベンダーと斎藤工マイケル・ファスベンダーと斎藤工
(c)TVGroove.com
自身主演作「アサシン クリード」PRのため、俳優マイケル・ファスベンダー(39)が、初の公式来日。2月15日、都内にて行われたスペシャルイベントに登壇した。

実はプライベートで昨年10月にも来日していたファスベンダーだが、公式プロモーションでの来日は今回がはじめて。この日、ついにファンの前に登場したファスベンダーは、まず「コンバンハ、トーキョー」と日本語でご挨拶。来日の感想を、「日本食はイタリア料理と並んで大好きなもの。日本のデザインや建物、日本人のお互いへの敬意や規律を重んじるところ、フレンドリーな姿勢が好き」と語り、「前回の帰国直後から、日本に戻ってきたくて仕方なかったよ」と再来日の喜びを明かした。

(c)TVGroove.com



同名のゲームシリーズを原作とした本作は、遺伝子操作によって、アサシンとして活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた男が、歴史に隠された真実に挑むミステリー・アクション。ファスベンダーは、現代の死刑囚カラム・リンチと、彼の祖先である伝説のアサシンの二役を演じ、さらにプロデューサーとしても作品に関わっている。彼は本作に惹かれた理由を、「DNAの記憶、祖先の記憶や知識が遺伝子に含まれているというアイディア」にあると説明。ゲームに登場する派手なアクションの映像化も魅力的だったと話した。

本作には彼以外にも、ともにオスカー獲得歴を持つ、ジェレミー・アイアンズ(アラン・リッキン役)、マリオン・コティヤール(ソフィア・リッキン役)という、名だたる名優が出演している。彼らの印象についてファスベンダーは、「ジェレミーは伝説的な俳優。彼の世代の代表的な存在で、声、言葉の使い方が絶妙」、「マリオンとは『マクベス』(2015)以来、二度目の共演。すでにチームワークは出来ていたから、映画の質が高められたと思う」と話した。

(c)TVGroove.com



さらにこの日のイベントには、本作でファスベンダーの吹替を担当した、斎藤工(35)も登壇。自身もファスベンダーの大ファンというだけあり、斎藤は終始恐縮した印象で、「(客席から)“コイツ邪魔だな”という思いをひしひしと感じる。私が一番そう思います」「ぼくのアテンドを担当した会場スタッフも、(ファスベンダー側ではなくて)外れくじだと内心思っていたはず。申し訳ない気持ちでいっぱい」と、まさかの自虐を連発。「邪魔をせず、今日はお吸い物のような気持ちで寄り添いたい」という謙虚すぎる姿勢に、ファスベンダーは大爆笑。「アイ・アム・スープ」という斎藤の言葉に、「スープ大好き」「いい例え話だったから、どこかでぼくも使いたい」と答えていた。

斎藤の自虐がツボだった様子のファスベンダー斎藤の自虐がツボだった様子のファスベンダー
(c)TVGroove.com


お互いの印象を尋ねられると、斎藤は「魅力が何層にも重なった、ミルフィーユのような方」と、またまた食べ物に例えて回答。対するファスベンダーは斎藤との出会いに、「いい感じ。まるで初デートみたい。このあと一緒に食事なんてどう」と笑顔。余談だが、斎藤いわく両名の身長と体重は完全に一致しており、音楽の趣味も共通しているそうで、初対面ながら気の合ったところを見せていた。

なお、本作でファスベンダーは、パルクールと呼ばれる、街中の柵・壁などの障害を、走る、跳ぶ、登って越えるエクストリームスポーツの一種にも挑戦、アクションシーンに挑んでいる。パルクールは映画のもととなったゲームにも登場するもので、ファスベンダー自身、本作の魅力として「パルクールを映像化したらおもしろい」と思っていたことを挙げていた。改めて斎藤からこの件について尋ねられると、「トレーニングをはじめたのは38歳からで、少し遅いスタートだった」と裏話。しかし本人いわく、田舎育ちであり、「走るのが得意だったし、自然とも親しんでいた」ため、苦ではなかったそう。多くのシーンで自らアクションに挑戦したそうだが、「一部のシーンでは、ダミアン・ウォルターズというプロの手も借りた。もし彼を知らないのなら、検索してみて」とのこと。

澄んだ青い瞳が印象的
斎藤も「吸引力がすごい」と触れていた澄んだ青い瞳が印象的
斎藤も「吸引力がすごい」と触れていた
(c)TVGroove.com


イベントのラストには、劇中で重要な役割を果たすアイテム「エデンの果実」が、ファスベンダーから斎藤へ贈られた。このエデンの果実がどんなアイテムかを聞かれるも、ファスベンダーは「何のことやらさっぱり」とすっとぼけ、「フットボールかな?」と、客席に蹴りこもうとする場面も。結局、最後には斎藤へ「果実」をパス。「グッドキャッチ」とご満悦なファスベンダーに対し、斎藤も「空前絶後の喜びです!」と笑いを誘った。この「エデンの果実」がいったいどんな働きをするのかは、ぜひ本作をご覧になって確かめてもらいたい。

「エデンの果実」を放り投げて、ご満悦のファスベンダー
見事にキャッチして笑顔の斎藤工「エデンの果実」を放り投げて、ご満悦のファスベンダー
見事にキャッチして笑顔の斎藤工
(c)TVGroove.com


すっかり友好を結んだ印象のふたり。共演の可能性について、ファスベンダーは「兄弟役なんてどう? 『アサシン クリード』次作に出るかい? 警察官役でもいいし、(可能性は)無限大にあるよ」といくつか提案。一方の斎藤は、「リップサービスもあると思う」と非常に冷静。しかし「具体的にどう実現させるかを考えたい」と野心を見せ、「監督、製作者の立場から、オファーだけはしていきますよ!」と宣言した。

すっかり意気投合!?すっかり意気投合!?
(c)TVGroove.com



「完成まで6年かかった」という本作を、ファスベンダーは「愛の結晶」と表現。「ぜひとも楽しんでもらえれば」とファンに作品をアピールした。映画「アサシン クリード」は、3月3日(金)より全国で公開される。


■作品情報

タイトル:「アサシン クリード」

あらすじ:記憶をなくした死刑囚、カラム・リンチは、遺伝子操作(アニムス)によってDNAに眠る記憶を呼び覚まされ、祖先の記憶を追体験させられることになる。カラムは自分の祖先が、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団に属する、驚異的な身体能力を持つ伝説のアサシンであったことを知る。また彼の祖先は、禁じられた秘宝“エデンの果実”のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。現在と過去を行き来して、歴史の裏に隠された多くの謎と格闘しながら、祖先の持つアサシンとしての能力を手にしていくカラム。“エデンの果実”の秘密を求める彼は、自分の遺伝子の中に隠された、人類の未来を変える<禁断の秘密>を知ることになる・・・。

監督:ジャスティン・カーゼル

出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ

公開日:2017年3月3日(金)  3D/2D全国ロードショー!
 
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