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スカーレット・ヨハンソン来日! 実写版「攻殻機動隊」の主演は「精神的にも肉体的にも辛かった」
2017年3月16日
ビートたけし(左)、スカーレット・ヨハンソン
(C)TVGroove.com
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日本が誇るSF作品の金字塔「攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL」のハリウッド実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」のプロモーションのため、主演のスカーレット・ヨハンソンほか、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督が来日。同作に荒巻役で出演したビートたけしも加わり、3月16日(木)、都内某所で行われた記者会見に登壇した。
「攻殻機動隊」は、士郎正宗が1989年に発表したSF漫画作品。1995年には「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」としてアニメ映画化され、現在までシリーズ5作が劇場公開されている。また、2002年、2004年、2006年には、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」としてテレビアニメシリーズ化されるなど、28年経った今も、日本をはじめ世界中の人々から熱い支持を得ている。
物語は、人間とテクノロジーの境界線がますます曖昧になった近未来が舞台。脳以外は全身義体である世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。
巨匠スティーブン・スピルバーグが、2009年に実写映画化権を獲得して以降、世界中のファンから熱い視線が注がれていた実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」。日本の漫画が原作ということもあり、この日行われた会見には、総勢200ものメディアが集結。本作への注目度の高さを示す形となった。
約3ヶ月ぶりの来日となったスカーレットは、幾何学模様のジャンプスーツ姿でステージに登場。日本のメディア陣に対し「みなさん、こんにちは!」と陽気にあいさつすると、「また日本に来られて嬉しいわ。今作を紹介できて光栄だし、本作を初めてお披露目する都市が東京ということに、とにかく興奮しているの!」と、本作を引っさげ再来日できた喜びを明かした。
一方、スカーレット演じる少佐の上司・荒巻を演じているビートたけしは、本作が22年ぶり(※)のハリウッド作品。自身監督の作品が海外でも高く評価されているビートだが、「ゴースト・イン・ザ・シェル」の撮影中はハリウッド作品のスケールの大きさに驚いたという。
※…1995年公開の映画「JM」に出演。
「自分が監督をやるときは、(1シーンにつき)カメラは最高で3台ぐらいしか使わないけれど、『ゴースト・イン・ザ・シェル』では5、6台もカメラがあった。ただ歩くシーンでも、監督が『Good!』って言うから、『良かったんだ』と思っていたら『もう一回!』って。そのあとも『ナイス!…ワンモア』『エクセレント!…ワンモア』といった具合にね。『ああ、これはお金がかかるわ』と思いました」
自信たっぷりの面持ちで本作を携え来日したキャスト陣だが、会見では「(資料用として)初めて映画を見たときに、詩的で哲学的な世界観ということもあって、少佐役をちゃんと演じられるのかしら? と正直ひるんでいたの(スカーレット)」「最初に脚本を読んだときは、書いてある内容が暗号のように思えた(ジュリエット)」と当時の不安を吐露する場面も。しかしながら、本作のメガホンを取ったサンダース監督との話し合いなどのおかげで、「攻殻機動隊」が持つ独特な世界観を深く理解することができたそうだ。
「原作はとても偉大な作品だし、とても責任を感じましたが、素晴らしい経験となりました。今回は演じる上で精神的にも肉体的にも非常に苦労しましたが、今回演じたキャラクターと共に、人としても役者としても成長することができました(スカーレット)」
そんなサンダース監督は、美術学生時代に「攻殻機動隊」(押井監督の映画版)と出会ってからというもの、「実写化するなら自分がやりたいと強く思っていた」そう。漫画・アニメ作品の実写化は中々成功しづらいのが現状だが、サンダース監督は、実写化するのであれば「一人のクリエイターとして恥のないものを作らなければならない」とも思っていたという。
「今回は様々な面においてチャレンジがありました。例えば、バトーの義眼だったり、荒巻の髪型だったり、少佐のボディスーツなどは一歩間違えれば滑稽になってしまいます。また、日本映画を意識したカットを取り入れてみたり、黒澤明監督の『酔いどれ天使』とリドリー・スコットの『ブレードランナー』を合わせたような世界観をつくりあげるというチャレンジもしました。ポップコーン映画ではなく、観た後にディスカッションできるような、それぞれに考えてもらえるような映画にしたかったんです」
キャスト・スタッフ陣が、並々ならぬ情熱を注ぎ、見事完成にこぎつけた映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、4月7日より全国ロードショー。
【動画】映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」本予告
■作品情報
「ゴースト・イン・ザ・シェル(原題:GHOST IN THE SHELL)」
4月7日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
監督 : ルパート・サンダース
出演 : スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン and ジュリエット・ビノシュ
原作 : 士郎正宗「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」
配給 : 東和ピクチャーズ
(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
公式サイト: //ghostshell.jp/
公式ツイッター: https://twitter.com/ghostshell_JP
公式フェイスブック: https://www.facebook.com/GhostInTheShellMovieOfficial/
「攻殻機動隊」は、士郎正宗が1989年に発表したSF漫画作品。1995年には「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」としてアニメ映画化され、現在までシリーズ5作が劇場公開されている。また、2002年、2004年、2006年には、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」としてテレビアニメシリーズ化されるなど、28年経った今も、日本をはじめ世界中の人々から熱い支持を得ている。
本日3/16が誕生日のルパート・サンダース監督
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物語は、人間とテクノロジーの境界線がますます曖昧になった近未来が舞台。脳以外は全身義体である世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。
巨匠スティーブン・スピルバーグが、2009年に実写映画化権を獲得して以降、世界中のファンから熱い視線が注がれていた実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」。日本の漫画が原作ということもあり、この日行われた会見には、総勢200ものメディアが集結。本作への注目度の高さを示す形となった。
「昨夜食べた神戸牛が最高だった!」とご満悦のピルー・アスベック
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約3ヶ月ぶりの来日となったスカーレットは、幾何学模様のジャンプスーツ姿でステージに登場。日本のメディア陣に対し「みなさん、こんにちは!」と陽気にあいさつすると、「また日本に来られて嬉しいわ。今作を紹介できて光栄だし、本作を初めてお披露目する都市が東京ということに、とにかく興奮しているの!」と、本作を引っさげ再来日できた喜びを明かした。
一方、スカーレット演じる少佐の上司・荒巻を演じているビートたけしは、本作が22年ぶり(※)のハリウッド作品。自身監督の作品が海外でも高く評価されているビートだが、「ゴースト・イン・ザ・シェル」の撮影中はハリウッド作品のスケールの大きさに驚いたという。
※…1995年公開の映画「JM」に出演。
談笑中のビートとスカーレット
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「自分が監督をやるときは、(1シーンにつき)カメラは最高で3台ぐらいしか使わないけれど、『ゴースト・イン・ザ・シェル』では5、6台もカメラがあった。ただ歩くシーンでも、監督が『Good!』って言うから、『良かったんだ』と思っていたら『もう一回!』って。そのあとも『ナイス!…ワンモア』『エクセレント!…ワンモア』といった具合にね。『ああ、これはお金がかかるわ』と思いました」
自信たっぷりの面持ちで本作を携え来日したキャスト陣だが、会見では「(資料用として)初めて映画を見たときに、詩的で哲学的な世界観ということもあって、少佐役をちゃんと演じられるのかしら? と正直ひるんでいたの(スカーレット)」「最初に脚本を読んだときは、書いてある内容が暗号のように思えた(ジュリエット)」と当時の不安を吐露する場面も。しかしながら、本作のメガホンを取ったサンダース監督との話し合いなどのおかげで、「攻殻機動隊」が持つ独特な世界観を深く理解することができたそうだ。
3D映像関係の仕事をしている息子に本作の出演を後押しされたジュリエット・ビノシュ
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「原作はとても偉大な作品だし、とても責任を感じましたが、素晴らしい経験となりました。今回は演じる上で精神的にも肉体的にも非常に苦労しましたが、今回演じたキャラクターと共に、人としても役者としても成長することができました(スカーレット)」
そんなサンダース監督は、美術学生時代に「攻殻機動隊」(押井監督の映画版)と出会ってからというもの、「実写化するなら自分がやりたいと強く思っていた」そう。漫画・アニメ作品の実写化は中々成功しづらいのが現状だが、サンダース監督は、実写化するのであれば「一人のクリエイターとして恥のないものを作らなければならない」とも思っていたという。
「今回は様々な面においてチャレンジがありました。例えば、バトーの義眼だったり、荒巻の髪型だったり、少佐のボディスーツなどは一歩間違えれば滑稽になってしまいます。また、日本映画を意識したカットを取り入れてみたり、黒澤明監督の『酔いどれ天使』とリドリー・スコットの『ブレードランナー』を合わせたような世界観をつくりあげるというチャレンジもしました。ポップコーン映画ではなく、観た後にディスカッションできるような、それぞれに考えてもらえるような映画にしたかったんです」
キャスト・スタッフ陣が、並々ならぬ情熱を注ぎ、見事完成にこぎつけた映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、4月7日より全国ロードショー。
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【動画】映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」本予告
■作品情報
「ゴースト・イン・ザ・シェル(原題:GHOST IN THE SHELL)」
4月7日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
監督 : ルパート・サンダース
出演 : スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン and ジュリエット・ビノシュ
原作 : 士郎正宗「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」
配給 : 東和ピクチャーズ
(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
公式サイト: //ghostshell.jp/
公式ツイッター: https://twitter.com/ghostshell_JP
公式フェイスブック: https://www.facebook.com/GhostInTheShellMovieOfficial/
ハリウッド実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」の日本語吹き替えキャストに、押井守監督版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の声優陣が決定(2017年3月10日)
かねてより「私のお気に入りの作品」だと公言するスティーブン・スピルバーグが2009年に実写映画化権を獲得、以来、ドリームワークスで製作、パラマウント・ピクチャーズでの配給が決まり、そのハリウッドでの実...
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ハリウッド版「攻殻機動隊」、日本人役にスカーレット・ヨハンソンを起用したことは「正しい判断!」 プロデューサーが批判に反論(2016年7月4日)
日本のアニメ「攻殻機動隊」のハリウッド実写版を手がけるプロデューサーが、日本人の主人公に女優のスカーレット・ヨハンソンを起用した決定の正当性を主張した。
同作の製作陣は昨年、「アベンジャーズ」などで...
スカーレット・ヨハンソンが緊急来日! ビートたけし らと“攻殻機動隊”本格始動を全世界に宣言[予告編あり](2016年11月14日)
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スカーレット・ヨハンソン、離婚が泥沼へ? 夫は「娘のため」を強調し、申請の取り下げを要求(2017年3月9日)
夫ロマン・ドリアックとの離婚を申請した、女優スカーレット・ヨハンソン(32)。しかしすんなり別れられそうにはないようだ。
スカーレットは、フランス人ジャーナリストであるロマンと、2014年10月に結...
スカーレット・ヨハンソン、米史上最高の興行収入をあげた俳優リストで女優トップに(2016年7月1日)
マーベルの「アベンジャーズ」などに出演しているスカーレット・ヨハンソン(31)が、史上最高の興行収益をあげた女優リストでトップになったことが分かった。
米興収情報サイト「Box Office Moj...
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