オースティン・マホーン、「POPSPRING 2017」に登場! 大ヒット中の「Dirty Work」披露し会場を盛り上げる[ライブレポート]

米人気歌手のオースティン・マホーンが、3月25日、26日に幕張と神戸で開催された音楽フェス「POPSPRING 2017」に出演。今、日本で大ヒット中の「Dirty Work」含む全10曲を披露し、会場のファンを大いにわかせた。

オースティンは昨年の「POPSPRING 2016」以来2度目の出演。ステージにて「What About Love」のイントロと共に「トーキョー!」と叫ぶオースティンの声が響くと、観客からは割れんばかりの黄色い声が。来日する度に大人っぽさが増すオースティンだが、今回はセクシーな女性ダンサーをバックに引き連れ踊るなど、また一つ成長した姿を見せてくれた。



黒シャツと黒パンツに白のジャケットというシンプルなファッションでステージにあがったオースティンだが、4曲目の「All I Need」のパフォーマンス時にはジャケットも脱ぎ捨て、さらに飾らない姿に。メロディアスなバラードを等身大のオースティンが歌い上げ、観客はじっと聞き入った。



後半オースティンは白シャツに着替え、「みんなのためにギターを持ってきたよ。弾いてもいいかな」とアコースティックギターを持って再登場。生ピアノのバック演奏と共に「Shadow」や「Wait Around」など、エモーショナルな弾き語りを披露しMahomies(オースティンのファン)をぐいぐいと引き込む。

そしてついにMahomies、いや、この日この場にいた全員が待っていたと言っても過言ではない「Dirty Work」のイントロが流れると会場のボルテージは最高潮に。同曲はお笑い芸人「ブルゾンちえみ」が自身のネタに使用したことにより注目を浴び、日本国内のチャートをにぎわしている。バックには同曲のMVが流れ、ファン達も手をあげて踊るなど「生Dirty Work」を思い切り楽しんだ。



ラストにはラッパーのピットブルとコラボしたアップテンポな楽曲「Mmm Yeah」でさらに観客を沸かせ、「アイシテマス!」の一言とともに、興奮冷めやらぬ中ステージを去ったオースティン。来日の度に成熟していく彼は、次回どんなパフォーマンスを見せてくれるのか今から待ちきれない。