大注目アーティスト、ジョーダン・フィッシャー「POPSPRING」出演! 高音ボイス&軽快なダンスで初来日にしてファンを魅了[ライブレポート]

アメリカ出身の大注目アーティスト、ジョーダン・フィッシャーが、日本最大のポップ・ミュージック・フェス「POPSPRING2017」に出演するため来日。3月25日に東京、26日に神戸と、それぞれの舞台で自身の才能を充分に披露した。

ジョーダン・フィッシャーは現在22歳。デビュー以来ディズニー・チャンネルの人気番組に出演したり、2016年にはデビューEP「ジョーダン・フィッシャー」をリリースするなど、めざましい活躍を続けている。歌やダンスはもちろん、楽器も6つ以上こなし、俳優としても人気を博すなど、マルチに才能を発揮する大注目アーティストだ。

そんなジョーダンは今回が初来日。25日の幕張ステージは、機材トラブルで約30分ほど遅れてのスタートとなった。しかしジョーダンがついにステージ上に姿を見せると、ファンは遅れなど全く気にしない様子で割れんばかりの歓声で歓迎した。



登場するなり、EP「ジョーダン・フィッシャー」の収録曲である「Counterfeit」をしっとりと歌い上げたジョーダン。曲の後半には、男性アーティストとは思えないほどの高音ファルセットを披露すると会場からは歓声と拍手の嵐が巻き起こる。既存ファンはもちろん、この日初めてジョーダンの事を知った観客をも魅了した。



続けて「この曲を知っていたら一緒に歌ってね」の一言と共に「All About Us」を披露。シングルカットされているこの曲をジョーダンと一緒に口ずさむファンも多く見受けられた。その後も「Lookin’ Like That」「All I Wanna Do」など、EPからの楽曲を中心に聴かせてくれたジョーダン。時には曲に合わせダンスステップを見せたり、観客に向かって笑顔いっぱいで手を振るなど、サービス精神旺盛な部分も見せてくれた。



後半には、ジョーダン自身も「大のお気に入り」という曲「All I Wanna Do」をプレイ。曲中ジョーダンが「みんなのライトを見せて」と言うと、大勢のファンがスマホのライトを点灯しジョーダンに向かってゆっくりと振る。モニターの大画面に写るその光景は圧巻であり、ジョーダンも「美しい!」と大感動した様子だった。

夏にはフルアルバムも発売予定。また日本で彼のパフォーマンスを見られる日に期待だ。