元オアシスのリアム・ギャラガー、アリアナ・グランデ慈善コンサートにサプライズ出演[動画あり]

現地時間6月4日(日)に英マンチェスターにて開催された、アリアナ・グランデのチャリティーコンサート「One Love Manchester」。快晴に恵まれた会場は、約5万人の観客で満員となり、アリアナ・グランデとともに立ち上がったアーティストたちが会場を盛り上げた。

ゲストの一人として登場したロビー・ウィリアムスは、ジャスティン・ビーバーの「パーパス・ワールド・ツアー」のフーディーを着用して登場。98年のヒット曲「Strong」の歌詞の一部をマンチェスターに捧げる内容に差し替え、観客と一体となって「Manchester We’re Strong」と大合唱した。また、テイク・ザットを脱退後、自身初のヒット曲となった「エンジェルス(Angels)」(97)をアリアナのファンのために歌い上げた。

【動画】ロビー・ウィリアムス - Angels (One Love Manchester)


ファレル・ウィリアムスは、ボーカルとして参加したダフト・パンクの楽曲「ゲット・ラッキー(Get Lucky)」(2013)をクールに披露。続けて、舞台袖で踊っていたマイリー・サイラスを迎えて、ファレルの大ヒットナンバー「HAPPY」(2013)をデュエット、ダンスチューンで会場を湧かせた。

【動画】ファレル・ウィリアムス&マイリー・サイラス - Happy (One Love Manchester)


サプライズゲストで登場して驚かせたのは、マンチェスター出身で元「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガー。リアムはコールドプレイとともに、94年に発表したオアシスの楽曲「リヴ・フォーエヴァー(Live Forever)」を犠牲者のために歌った。

【動画】Liam Gallagher and Coldplay - Live Forever (One Love Manchester)


また、コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンは、オアシスの全英シングルチャート1位獲得曲「ドント・ルック・バック・イン・アンガー(Don’t Look Back In Anger)」を事件に負けずに「力強く歌い続けたアリアナに捧げる」とのコメントとともに披露した。

【動画】クリス・マーティン - "Don’t Look Back In Anger" - " Fix You"


「Don’t Look Back In Anger」は、爆発テロ事件後に行われた追悼集会で、黙祷の後、参加していた女性が口ずさんでいたところから自然発生的に大合唱となり話題になった楽曲。事件後、「マンチェスターの魂の象徴」として歌われてきた。

Goosebumps! The amazing moment Manchester crowd joins in with woman singing Oasis - Don’t Look Back in Anger after minutes silence pic.twitter.com/Cw4mOq8yde

— Josh Halliday (@JoshHalliday) 2017年5月25日