グレース・ヴァンダーウォール、初来日インタビュー! 13歳の天才少女が語る、音楽キャリアスタートのきっかけは「退屈してたから」

13歳の天才シンガーソングライター　グレース・ヴァンダーウォールが初来日。TVGrooveのインタビューに応じた。

グレース・ヴァンダーウォールは昨年、米人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)」第11シーズンに出演し、見事優勝。満を持してリリースしたデビュー作「パーフェクトリー・インパーフェクト」は、全米ビルボード・アルバムチャートにて、初登場9位を記録。12歳以下のポップ・アーティストのデビューアルバムのTOP10入りは、当時11歳だったあのマイケル・ジャクソン(ジャクソン5名義、AL「帰ってほしいの」)以来、46年ぶりの快挙となった。

「AGT」でブレイクしてから、およそ1年余り、早くもグレースの初来日が実現。TVGrooveのインタビューにて、グレースは歌手としての成り立ちや、番組出演までの経緯、そしてプライベートについてなど、さまざまなことについて語ってくれた。





――まずは初来日のご感想からお聞かせください。

グレース:　すごくすごくすごくすごーく日本が大好き!　みんなとても優しくて礼儀正しくて、最高なの!
(「ファンとはもう会いましたか?」と聞かれ)イエス!　何人かはホテルで。だけど空港でかなりの数のファンが待っていてくれたの。

(事前のインタビューでは、日本の「変な食べ物」に興味があると話していましたが、実際に口にできましたか?)

グレース:　(笑)うーん、イエス!　少しね……えぇと、そうよ!　(お寿司ですか?)違うの。私が食べたのは、変てこな……キャンディ?　すごく変で、とにかく……わからない(笑)　でもね、でもね!　日本で食べたもののうち、99%は美味しかったの。あのキャンディは……スナック的というか……?

Noodle time #YouMeJapan pic.twitter.com/UwJmWKBJNk

— Grace VanderWaal (@GraceVanderWaal) 2017年6月16日

――「AGT」出場が約1年前。ここ日本にまで自身のファンが存在することを、どう思いますか?

グレース:　ノー!　これって、本当に、人生最高の出来事だわ。

(ファンの前でのパフォーマンスを控えていますね)

グレース:すごくワクワクしているの、みんなと会えることに大興奮してる!　(骨折した手首の調子を聞かれ、日本語で)ダイジョウブ!(笑)　平気よ。

Next time I come to Japan, I bring lots of gifts! Huge thanks to every single one of my Japanese fans who honored me with gifts #YouMeJapan pic.twitter.com/tAIliaUVw6

— Grace VanderWaal (@GraceVanderWaal) 2017年6月19日

――「アメリカズ・ゴット・タレント」で優勝してデビュー。そもそも出場のきっかけは?

グレース:　ただ公募オーディションに参加しようと思っただけだったの。実際に体験したかっただけで、本戦まで進めるなんて思ってなかった。当日、パパに電話したことを覚えていて、「99%出演できそう!」って伝えたの。パパは「浮かれすぎないで、めちゃくちゃガックリするぞ」って。

【動画】これがすべての始まり! 「アメリカズ・ゴット・タレント」初登場時のパフォーマンス




――この1年で、生活は大きく変わったと思います。大きく変わったこと、何も変わらなかったことは?

グレース:　家族や、私、個人的なことはあまり変わっていないの。学校やスケジュールは、まるっきり変わっちゃった。

(現在はホームスクールで、日本滞在中も勉強されているそうですね。友だちとはまったく違う人生を歩むことになったことを、どう思っていますか?)

グレース:　まったく違うとは思っていない。仕事にもよるし、プロモーションはすごく忙しいけど、学校へ通っていないということを、普通のこととして受け止めているの。

(お友だちはAGT優勝にどんな反応だったか覚えていますか?)

グレース:　覚えているわ。あんまり反応がなくて、「よくやったね」くらいだったの(笑)
(「クールな反応ですね」と驚かれ)私の友だちって、すごく落ち着いているの。私はそこに感謝してるんだけどね。




――11歳のころにウクレレを手にしたことが原点。なぜウクレレだったんでしょう?

グレース:　ブラジルからの友だちが家へ滞在していて、彼女がプレイしていたからよ。

(そして作詞作曲をスタートした理由を、番組では「退屈だったから」と話していましたが、これは事実でしょうか……?)

グレース:　そうなの(笑)　(「曲作りにとって、何が一番の刺激?」と聞かれ)うーん……私自身の経験かな。それが一番、どの曲にも反映されている。最近では、ジェットコースターみたいな私の人生とか。
(「いつかこの来日も曲になるかもしれませんね」と言われ)かもね。ただ私にとって、ハッピーな曲を書くってすごく難しいことなの。おかしいでしょ?(笑)　でもいつか素敵なハッピーソングを書きたいって思ってる。


――デビューアルバム「パーフェクトリー・インパーフェクト」が、日本でもリリースされたばかり。本作はどういう作品ですか?

グレース:　「AGT」で歌った曲をみんなが聞きたいと望んでくれたから、集めてEPにしたの。


――「AGT」でゴールデンブザーを得た「アイ・ドント・ノウ・マイ・ネーム」について。YouTubeでかなりの回数カバーされるなど、多くの人々から共感されていますが、このことをどう感じますか?

グレース:　最初は少しおかしな感じがしたわ。私にとっては、誰かが私のアートワークを山ほど買い込んでくれたみたいな出来事で、すごくうれしいことなの。「あなたって私が好きなの!?　本当に本当に好きなのね!」って気分よ(笑)




(後編へ続く)



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