「ザ・ディフェンダーズ」チャーリー・コックスにインタビュー! これまでデアデビルを演じてきた感想は?[前編]

NetflixにてMarvelとの共同製作オリジナルドラマ「Marvel ザ・ディフェンダーズ」が、8月18日より全世界同時オンラインストリーミングされる。

同作は、Netflix × Marvelのオリジナルドラマ「Marvel デアデビル」「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」「Marvel ルーク・ケイジ」「Marvel アイアン・フィスト」の主人公たちが一同に会するいわば集大成とも言える作品だ。

究極の感覚を武器に戦う盲目の弁護士“デアデビル”ことマット・マードック、驚異の身体能力を持った美しく孤独な私立探偵“ジェシカ・ジョーンズ”、人体改造により、銃弾をも弾く鋼の肉体を手にした“ルーク・ケイジ”、そして壮絶な修行で獲得した最強の拳“アイアン・フィスト”ことダニー・ランドら4人が集結し、“ディフェンダーズ”を結成。孤独だったヒーローたちがそれぞれの過去や苦悩を抱えながらも、力を合わせNYに蔓延る強大な悪に立ち向かっていく。

TVグルーヴは、「ザ・ディフェンダーズ」の撮影が行われていた2月にニューヨークを訪問。「アイアン・フィスト」に登場するコリーンが運営する道場“チカラ道場”内にて、本作について出演者らを直撃。先日、アイアン・フィストを演じるフィン・ジョーンズのインタビューをお届けしたが、今回はデアデビルを演じるチャーリー・コックスのインタビュー(前編)をお届けする。


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Q. ここまでデアデビルを演じてきて、どんなお気持ちですか?

チャーリー・コックス(以下C):僕は、もうしばらくこの役をやっているからね 。「ザ・ディフェンダーズ」をやるのは、少し「デアデビル」の第3シーズンをやっているように感じるんだ。このキャラクターを演じるのは、とても楽しい。マットを演じて、合計30時間以上のテレビ番組を撮影したんだ。今ではマットのことを、非常によく理解しているつもりだ。マットはとても多くのことを経験してきたわけで、とても長い時期にわたって、これほどエモーショナルなジャーニーを経験してきたキャラクターを演じるのは役者としてとても楽しいよ。

この仕事をやる前、僕は主に映画と舞台をやってきた。数日から数ヶ月という撮影期間を経て、2時間の作品を作るわけだけど、ストーリーを語るにはとても短い時間だ。だから、30時間分のドラマをやるということは、とても実生活に近い感覚なんだ。とても楽しんで演じているよ。


Q. 「ザ・ディフェンダーズ」の撮影について教えてください。「デアデビル」と比べていかがでしたか?

C:そんなに違いはないけれど、(休みが比較的多かったという意味で)役者にとって優しいスケジュールだったことがよかったことだね。他のキャストともすぐに打ち解けて、黙っているのが難しかったぐらいかな(笑)。なぜなら、僕たち4人は友達なんだ。時々、スタッフたちに「みんな、黙ってくれないか?撮影を始めないといけないんだ」と言われたほどさ(笑)。

あとは、アクションシーンが一番大きく違っていたと思う。「デアデビル」ではほとんど一人でこなしていたけれど、今作では、チームで戦う場面が多くあるからね。それだけ撮影も複雑になる。例えばスタントマンを使う際、デアデビル一人だけなら、1人の顔を隠す位置にカメラを置けば済むけれど、複数のスタントマンを使う時は、上手い具合にカメラ位置を調整しなくてはいけないからね。

I don’t need sight to know you’re staring. #DEFEND pic.twitter.com/ImHiFFvcCU

— Daredevil (@Daredevil) 2017年6月22日

Q. 「ザ・ディフェンダーズ」のタイムラインについて教えてください。「デアデビル」シーズン2の最後から、どれだけの時間が経っていますか?また「ザ・ディフェンダーズ」のマットはどういった状況にあるのでしょうか?

C:この番組では、特にタイムラインについては触れていないと思う。はっきりと名言はされていないけれど、僕は4ヶ月から6ヶ月後だと思っている。

「デアデビル」シーズン2を終えて僕自身とても興味深いと思ったのは、主人公であるマットが、ある意味失敗したということだ。マットはエレクトラを失ってしまった。彼はこの戦いに無理矢理、連れてこられた。みんなを守ろうと、フォギーやカレンから距離を置くことにした。だから、マットには気持ちの面でも肉体的な面でも何もサポートがなかったんだ。最終的に失敗して、マットは愛する人を失うことになってしまった。

「ザ・ディフェンダーズ」の最初でマットに会うとき、彼はデアデビルから距離を置いている。弁護士として、無料奉仕することに集中しているんだ。体中に青あざや切り傷があるわけじゃない。エレクトラを失ったという事実に向き合っているんだよ。

僕らが分かったことは、マットもまた嘘りの生活をしていることだと思う。デアデビルとして偽りの生活をしていたのと同じように、マットはデアデビルでない時も偽りの生活をしている。なぜなら、それは本来の彼とは違うからだ。だからマットの物語の一部は、デアデビルとしての自分も、自分自身を構成する重要な要素だということを受け入れることなんだと思っている。

(後編へ続く)

Netflix「Marvel ザ・ディフェンダーズ」 8月18日(金)より全世界同時オンラインストリーミング。

【動画】「Marvel ザ・ディフェンダーズ」予告編


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