豪ポップ・ロックバンド「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(5SOS)」サマソニ初登場! 雨のなか元気いっぱいのステージにファン歓喜

日本最大級の音楽フェス「SUMMER SONIC 2017」が、8月19日(土)&20日(日)に開催された。2000年の初開催から18年目を迎えた今年も、国内外から多くの豪華アーティストが出演。日本のアツい夏をさらに盛り上げてくれた。

東京会場では19日、マリン・ステージにオーストラリア出身のポップ・ロック・バンド「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(5SOS)」が登場。昨年2月には、武道館で来日公演を行ったが、同会場でコンサートを行う洋楽バンドとして最年少記録を更新。サマソニへの出演は今年が初めてだが、若さあふれるパワフルな演奏に加え、キャッチーなメロディで日本のファンを大いに魅了してくれた。

前回の来日から1年以上が経っているということもあり、大勢の5SOSファンが集結。開演が近づくにつれ、アリーナからは黄色い歓声が沸き起こっていた。ついにメンバーがステージに登場すると、割れんばかりの大歓声がマリン・ステージを包み込んだ。

メンバーが1曲目に選んだのは、「Girls Talk Boys」。昨年の大ヒット映画「ゴーストバスターズ」のサウンドトラック収録曲だが、この時点で観客は大興奮。サウンドに合わせてジャンプしたり、腕を宙に掲げてリズムを取るなど、全力でメンバーとのこの一瞬を楽しもうとしていた。続けて、「Good Girls」「Don’t Stop」などヒット曲を連続でプレイし、メンバーも久しぶりの日本でのステージを満喫しているようだった。



ステージ上でのトークは最小限に抑えながらも、「(日本に)戻って来られて嬉しいよ!サマソニでのプレイは初めてなんだ」と、ルークが優しく観客に語りかける場面も。ファンはそれに対し、大きな歓声で応えていた。

元気いっぱいのパフォーマンスから一転、「Amnesia」では美しいメロディがアリーナを包み込む。一緒に歌詞を口ずさむファンもいれば、目に涙を浮かべながら、その切ないメロディに聴き入っていた者もいた。

途中から雨が降ってきたものの、会場の熱気は下がるどころか上がるばかり。ファンたちは、雨など気にならないかのように、髪の毛を濡らしながら熱い視線をメンバーに注ぎ続けていたのが印象的だった。

アシュトンが「トーキョー!コチラ側のみんな、ハロー!アチラ側のみんな、ハロー!ジャンプしてと言ったら、ジャンプしてね!」と観客にお願い。その後続けて「What I Like About You 」「She’s Kinda Hot」と立て続けに人気ナンバーを披露。メンバーらも雨ということを忘れるぐらいエネルギッシュなパフォーマンスを披露し、会場の熱気は最高潮に。



この日最後の曲である「She Looks So Perfect」のイントロがかかると、この日一番の歓声が沸き起こった。ファンは手拍子をしながら、メンバーとの残りの時間を精一杯楽しんでいた。

ファンに向けて「今日はありがとう」「アイ・ラヴ・ユー」と感謝したメンバーたち。5SOSの魅力が詰まった元気いっぱいのステージに、ファンも大いに満足したことだろう。

Thank you Tokyo!!! See you tomorrow Osaka! pic.twitter.com/roKwTqSsRV

— 5 Seconds Of Summer (@5SOS) 2017年8月19日

See you soon Osaka! pic.twitter.com/onBWL9zVM8

— 5 Seconds Of Summer (@5SOS) 2017年8月20日