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「ヘイ・ヴァイオレット」、サマソニ舞台裏インタビュー! 兄貴分「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」との関係は、親子の関係!?

2017年8月28日
「ヘイ・ヴァイオレット」「ヘイ・ヴァイオレット」
(c)TVGroove.com
8月19日・20日に、東京(千葉)と大阪で開催されたSUMMER SONIC 2017に、「ヘイ・ヴァイオレット」が出演。19日、ZOZOマリンスタジアム「MARINE STAGE」におけるライブ直後の「ヘイ・ヴァイオレット」が、TVGrooveのインタビューに応じてくれた。

「ヘイ・ヴァイオレット」は、レナ・ラヴリス(Vo)、ミランダ・ミラー(Gt, Key, Vo)、ケイシー・モレタ(Gt&Vo)、ニア・ラヴリス(Dr&Vo)、イーアン・シップ(Ba)から成る5人組バンド。前身にあたるガールズバンド「Cherri Bomb」は、2008年に結成。メンバーの変遷を経て、2015年、バンド名の変更と同時にキャピトル・レコード傘下に豪バンド「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」が設立したHI OR HEY RECORDSの第一弾アーティストとして契約。翌2016年にイーアンが加入し、現体制となった。

2015年より、兄貴分である「5SOS」のツアーで世界各地を回っている「ヘイ・ヴァイオレット」が、サマソニのため初来日。インタビューでは、バンドや音楽性について、そして今年6月にリリースしたばかりのアルバム「From the Outside」についてなど、幅広い話を伺った。

(c)TVGroove.com



――初めての来日はいかがですか?

ミランダ: アメージング! 日本食をたくさん食べているわ。私たち、アメリカでもよく食べているから笑えるんだけど(笑)。それから原宿へ行って、みんなでお財布を空っぽにしてきたの!(笑) 明治神宮へも行ったわ。


――日本での初めてのショーを終えたばかりです。感想は?

レナ: 最高だったわ。何人かが、全部の曲を一緒に歌ってくれているのが見えたの。すごく素敵なことよ。だって私たちにとって、今回が初めての来日だから、誰も「ヘイ・ヴァイオレット」のことは知らないと思っていたのよ。バンド名のサインボードもいくつか見えたし、すごくキュートだった。日本での初めてのショーとして、大成功だったと言えるわね!

(客席から観ていました。ホットなショーでしたね)

全員: (笑)

レナ: そう、すごくホットだったの!(笑)

(日本の夏はいかがでしょうか?)

ケイシー: そうだね……とにかく暑いよ。でもアメリカの夏と比べれば、悪くはないかな(笑)

©SUMMER SONIC All Copyrights Reserved.



――7月にリリースしたアルバム「From the Outside」は、どんな作品なのかお聞かせください。

ニア: 「外側から」という意味のタイトルだけに、いろいろな音楽的スペクトラムを含んでいるの。私たちのルーツである、パンクロック路線はキープしつつ、よりグルーヴィーになってる。よりセクシーでもあるかな。

レナ: 私たちにとって、自分たちが本当にやりたいことに取り組めた作品なの。前作(※)では、ポップスって? アルバムの作り方って?と混乱状態だった。でも(今作では)コツをつかめたと思う。アルバム作りは、とても楽しい体験になったわ。

※ … 2012年に前身である「Cherri Bomb」名義でリリースした「This Is the End of Control」

(左から)イーアン、ニア、レナ(左から)イーアン、ニア、レナ
(c)TVGroove.com



――「ヘイ・ヴァイオレット」の音楽は、ポップパンク、ポップロックと表現されることが多いですよね。自分たちでは、どんな音楽を作りたいと考えているんでしょうか?

ミランダ: 私たち5人の関係でクールな部分って、お互いが持つ音楽のテイストが、まったく違うってことよ。私たちは、ひとつのアルバムに、いろいろなジャンルの音楽を詰め込めたら楽しいよねって思っているの。だからまさに、そんな感じ(笑)

(左から)ミランダ、ケイシー(左から)ミランダ、ケイシー
(c)TVGroove.com



――2015年から「ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー」と一緒に世界中をツアーしていますね。彼らとは、どんな関係を築いているんでしょうか?

レナ: すごく仲がいいの! 友だちみたい。

ケイシー: いい兄貴分だよ。

レナ: 特にアシュトン(・アーウィン、ドラム担当)は、私たちをよく気にかけてくれて、とても優しいのよ。お互いのことを、ミュージシャンとしてリスペクトしているって点が、何より最高だと思っているの。デモを見せ合ったりして、クリエイティブな面で影響を与えあっているわ。

(“ボス”って感じではないんですね)

全員: ノー!(爆笑)

レナ: まったく違うわ!(笑) ときどき、私たちの方が親で、子どもたち(5SOS)の子守をしている気分になるの(笑)。彼らは、エネルギーが有り余っていて、超おかしいのよ!(笑)

(c)TVGroove.com



――「ヘイ・ヴァイオレット」というバンド名の由来は?

ミランダ: 正直言うと、500個くらいの候補リストがあって、「ヘイ・ヴァイオレット」が一番気に入ったってことなの。響きがいいよねって。

(「ヴァイオレットはどこ!?」とふしぎに思っていました。笑)

ケイシー: だよね(笑)

ミランダ: そうなの(笑)。みんな、誰がヴァイオレットなの?って聞くわ(笑)。


――先週、「ティーン・チョイス・アワード」に出席されましたね。

レナ: 一部門にノミネートされていたの。授賞式には出席できなかったんだけど、他のミュージシャンを観たり、賞に参加できたりしたことを、とてもうれしく思っているわ。私たちは「Teen Fest」に参加したの。賞と並行して行われる、ティーンのためのフェスみたいなイベントよ。パフォーマンスのパートもあって、一部はテレビ中継もされたわ。イベント自体が初めての試みだったから、そこに参加できたことって幸せだと思っているの。だって歴史の一部になれたってことでしょ?(笑)






(c)TVGroove.com


【リリース情報】
From the Outside
「From the Outside」
発売中

【プロフィール】
2008年に前身バンドを結成し、2015年2月18日にHEY VIOLETというバンド名に改名し、3月24日に、キャピトル・レコード傘下にファイヴ・セカンズ・オブ・サマーが設立したHI OR HEY RECORDSの第1弾アーティストとして契約したことを発表。
ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの「Rock Out With Your Socks Out」世界ツアーの、ニュージーランドとオーストラリア公演を除く全公演に、オープニング・アクトとして出演。

公式サイト: //www.universal-music.co.jp/hey-violet/
 
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