オプラ・ウィンフリー、次期大統領選に出馬? 第75回ゴールデン・グローブ賞でのスピーチが大絶賛されレディー・ガガも「あなたに投票するわ」[動画あり]

女優で人気司会者、ジャーナリストのオプラ・ウィンフリーが、ゴールデン・グローブ賞で行ったスピーチが多くの人に称賛され、次の大統領選挙に出馬するのでは、との憶測が飛び交っている。

日本時間1月8日に行われた第75回ゴールデン・グローブ賞。昨年ハリウッドを大いに揺さぶった性的暴行が問題となって以来初の主要な授賞式であったこともあり、性的暴力をこれ以上容認しない、といった意味の「Time is up!(その時代は終わる)」運動に賛同した多くの著名人たちが黒い服を着て参加した。

オプラ・ウィンフリーもこの日、黒のドレスを着て授賞式に参加。さらに彼女は功労賞であるセシル・B・デミル賞を、黒人女性として初めて受賞するという快挙を成し遂げた。

受賞スピーチでは「今この瞬間、私が初の黒人女性として同賞を受賞する姿を見ている少女たちがいることには、大きな意味があると痛感しています。これは本当に光栄なことです。この会場の皆様、そしてここに至るまでの私の旅路を導き、支え、挑戦を与え、触発し続けてくださった素晴らしい男性たちと女性たちとこの宵、分かち合うことができるのもこの上ない栄誉であり、特権です」と、感動を表現した。

さらに性的暴行に関し「長きに渡り女性たちは、力を持った男性たちに真実を話しても、耳を傾けられることも信じられることもありませんでした。しかしそういう時代はもう終わります(Time is up)!」「これを見ている少女たちには知っておいてもらいたいのです。新しい日々は、もう地平線のすぐそばまで来ているのだと!もう二度と「MeToo」と言わなくてもいい時代へと確実に導くリーダーたるべく、激しく戦い続ける沢山の素晴らしい女性たちによってもたらされるのだということを」と、力強いメッセージを送った。

この素晴らしいスピーチに対し、オプラは2020年に行われるアメリカ大統領選挙に出馬するのでは、といった推測が飛び交っている。

オプラは以前にも米国元大統領、バラク・オバマの支援者としていくつかの州でキャンペーンで応援演説を熱心にするなどしていたため、彼女自身も後に政界進出を考えているのでは、といった噂が何度か噴出したが、オプラはこれらを否定していた。

しかしCNNの報道によると、オプラの親しい友人2名は「オプラは出馬を積極的に考えている」と話しており、さらにオプラの長年の交際相手である実業家のステッドマン・グラハムも「彼女は絶対やるだろうね」と、話しているという。

女優、司会者のみならず、慈善活動にも熱心なオプラ。そんな彼女の出馬の噂に、歌手のレディー・ガガも「オプラが大統領?彼女に投票するわ」とツイッターにて反応している。

【動画】オプラの感動的スピーチ


レディー・ガガのツイート

Oprah for president? She’s got my vote.

— Lady Gaga (@ladygaga) 2018年1月8日