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人気海外ドラマ「フォーリング スカイズ」ダイ役ピーター・シンコダ来日インタビュー[その1]「誰かができるんだったら自分もできる」

2013年1月21日
ピーター・シンコダピーター・シンコダ
巨匠スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務める、新サバイバルSFアクションシリーズ「フォーリング スカイズ <ファースト・シーズン>」。同作で、主人公トム・メイソンを演じるノア・ワイリーの親友であり、寡黙で有能な隊員・ダイ役として出演する、ピーター・シンコダが来日。

今回が4回目の来日となるピーターは、日本生まれの日本人である母と、カナダ生まれの日本人である父を持つ、日系カナダ人。加ケベック州モントリオールで生まれ、幼少期は同市で過ごす。その後トロント、オンタリオ、バンクーバーと移り住み、現在はロサンゼルスを拠点に俳優として活躍している。

元々はワーナーブラザーズの編集部にいたというピーター。彼が俳優業に就くまでの道のりから、現在の状況、そして将来についてなどをフレンドリーに語ってくれた。

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Q. 好きな日本料理はなんですか?

A.
納豆はどうしても好きになれないけど、すきやきと日本のカレーは大好き。インドカレーやタイカレーは特に好きじゃないんだけど、日本のカレーなら10日間、三食カレーでもいいってぐらい好きなんだ。どっちも母親に教えてもらって、自分でも作れるよ。もしかしたら母親よりも上手いかも(笑)。


Q. 好きな日本人俳優は誰ですか?

A.
真田広之が大好き。僕の母親も彼が大好きだよ(笑)。もちろん渡辺謙や浅野忠信も好きだけどね。


Q. スポーツが得意だそうですが?

A.
そうだね、昔はどのスポーツも得意だったかな。アメフトとホッケーは相当長く続けたよ。でも、バスケは全然ダメ。ドリブルとかが出来ないんだ。ハリウッドで人と仲良くなるにはバスケットコートへ行けっていうぐらい皆バスケをするんだ。だから、ジョージ・クルーニーやウィル・スミスがバスケをするところを、いつもコートの隅に座って見てるだけってのは、本当に残念だね。


誰かができるんだったら自分もできる


Q. スポーツが得意だったのに、プロのスポーツ選手ではなく俳優になろうと思ったきっかけは?

A.
俳優業は、自分が追ってきたもののすべてなんだ。どこかで誰かに発見されたというものではなくて、周りの反対を押し切って、長い距離を旅してこの業界に入ったんだ。きっかけというか、小さい頃からテレビや映画を観るのが本当に大好きでね。友達と映画館へ行っては、1人残って何回も同じ映画を観たり、最終的にはスピンオフの本まで買ったりしたね。

そこで、映画やドラマに出てる日系アメリカ人を見て、自分だってこれぐらい出来るハズだって思ったんだ。だって、現実的に考えて、誰かがその役を演じてるわけでしょう? 誰かがやれるんだったら自分がやればいい。そう思ったのが7歳ぐらの時の話かな。記憶にある限り、俳優になりたくないと思ったことなんて一時もなかったよ。


Q. 役者になる前に編集のお仕事をされていたようですが?

A.
そうだよ。最初はエージェントも何もない状態でロサンゼルスに向かったからね、まずはどうにかして業界に近いところで仕事をしようと思ったんだ。最初はレコード会社やワーナー・ブラザーズのフィルム生産工場で派遣社員として働いてたんだけれども、その後ワーナー・ブラザーズの映画制作アシスタントとして仕事をするようになったんだ。

初めは書類なんかを運ぶ雑用係をしていたけど、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で講座を受けながら、色んな編集部を回ってインターンという名のタダ働きをしていたよ。クレジットに名前は出なかったけど、「マトリックス」や「ユー・ガット・メール」の編集にも加わっていたんだよ。この仕事のおかげで映画がどうやって制作されるか、その仕組みがよくわかったよ。


Q. 「フォーリング・スカイズ」のダイ役をどうやって獲得したんですか?

A.
オーディションのことを知ったのは、最初のオーディションがあってからすでに1か月も経った後だったんだよね。撮影があと一週間ほどでカナダで始まるという時、当時僕もカナダにいたから、マネージャーが急いで配役担当責任者に電話してくれたんだ。

最初はトロントとアメリカの配役担当責任者はどっちもオーディションを受けさせてくれなかったんだけど、ドリームワークス社の配役担当最高責任者に電話したら、即オーディションを受けさせてくれたんだ。電話した2時間後にはオーディションの映像を撮影してメールに添付して送らなきゃいけなかったんだけど、彼らはそれを見た瞬間とても気に入ってくれて。その数日後スピルバーグ監督も直接見てくれて、即決だったよ。スクリーンテストもナシだったんだ。


Q. 「フォーリング・スカイズ」の見どころは?

A.
家族愛をはじめアクションやSFなど色んな要素が入ったドラマで、見はじめたら止まらないぐらい面白い番組だよ。なんと言ってもスティーヴン・スピルバーグだしね(笑)。


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