グラミー賞6部門を受賞したブルーノ・マーズ、ステージで後ろに立っていた謎の女性の正体とは…? 感動的な理由が明らかに[写真あり]

現地時間1月28日、世界最高峰の音楽祭「第60回グラミー賞授賞式」が、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催。ブルーノ・マーズが最多となる6部門を受賞し、大盛り上がりを見せた。E!Newsなどが伝えている。

賞の中でも一番注目される「最優秀アルバム賞」を見事受賞し、チームメンバーたちとステージに立ったブルーノ・マーズ。そんな中、ステージでブルーノのすぐ後ろに立っていた謎の女性に注目が集まった。

あまり見慣れない女性に、俳優のジョナ・ヒルはツイッターで「この女性が『アップタウン・ファンク』を書いたの?」と、ジョークを込めてツイートを投稿(現在は削除されている)。他にもネットでは、この女性はいったい誰なのかと話題になった。

実はこの女性は、世界で最も尊敬されているマスタリング・エンジニアのトム・コインの奥さんのメアリー・ケイ・コインだという。

トム・コインはこれまでに、ビヨンセ、アデル、テイラー・スウィフト、そして日本では、安室奈美恵、宇多田ヒカルなど、多くのアーティストたちのアルバム制作に関わり、今回ブルーノが賞を受賞したアルバム「24K・マジック」でも制作に関わった。しかしトムは昨年、血液のガンでこの世を去った。そのトムに代わり、今回奥さんがステージに立ったようだ。

感動的なエピソードに「そうだったのか」「トムはきっと誇りに思っているだろう」「トムはレジェンドだ」と、トムを称える声が多くあがっている。

So player!!!!! 3 out of 3 for our legendary Tom Coyne! Mary-Kay, Tom’s beloved wife, center stage with Bruno. Tom would be proud!! #grammys #24kmagic #tomcoyne #legends @brunomars @sterlingsound https://t.co/OuN7gKkyyD pic.twitter.com/5NbGmgoFob

— Katy Samwell (@TaperJeanLadyK) 2018年1月29日