ニック・ジョナス、ファン待望の初来日ステージで「ジョナス・ブラザーズ」時代から最新曲まで一挙披露! 「一生忘れない思い出をありがとう」[ライブレポート・写真あり]

ニック・ジョナス(25)が、「POPSPRING 2018」のステージに出演。日本における初パフォーマンスを行った。

ディズニーチャンネルに出演して当時から数えれば、かなり長いキャリアを持つニック・ジョナスだが、意外にも日本国内でのパフォーマンスは今回が初めて。3月24日、幕張メッセでのステージにて、ファンが長年待ち焦がれてきた夢の舞台が実現した。

記念すべき1曲目を飾ったのは、トーヴ・ローとのコラボ楽曲「Close」。この日はもちろん、ソロでの歌唱となったが、いきなりのヒット曲で観客の心をしっかりとつかんだ。さらにかけていたサングラスを外すと、もはや悲鳴のような歓声が。しかし本人はあくまでクール。曲を披露する合間にもほぼ口は開かず、「楽しんでる?」程度の声がけしか行わなかった。

ポーカーフェイスのニック・ジョナスだが、ファンを思う心は熱い。すでに解散してしまったバンド「ジョナス・ブラザーズ」時代から、日本のファンが来日を待ち続けてきたことをきちんと把握していた。

「以前は兄たちとバンドを組んでいたんだ。悲しいことに、当時は日本でプレイする機会がなかった。だから今日やっていいかな?」とパフォーマンスしたのは、ジョナス・ブラザーズの楽曲「Lovebug」。加えてニック・ジョナス&ザ・アドミニストレーション名義で2010年にリリースしたアルバム「フー・アイ・アム」から、表題曲を含む数曲を披露。最新曲の「Find You」まで、キャリア全体をカバーしたセットリストと、持ち味である澄んだ高音、ギターの演奏と多彩なステージングで初来日を飾った。

さらに「POPSPRINGはポップフェスだからね。ポップファンとして、自分が好きな曲を歌うよ」とニックが披露したのは、バックストリート・ボーイズの大ヒットソング「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」のカバー。レアなパフォーマンスを、ファンの合唱が支えていた。

口数は少ない中で、「他の出演者のアクトにインスパイアされた。このフェスに出演できて光栄だよ」と語っていたニック・ジョナス。最後に「日本で初めてのパフォーマンスを素敵な思い出にしてくれてありがとう。一生忘れないよ」とファンへ語りかけ、自身最大のヒット曲「Jealous」で1時間あまりのライブを締めくくった。

Performing in Tokyo for the first time ever last night was incredible! @popspringfest in Osaka tonight

Nick Jonasさん(@nickjonas)がシェアした投稿 - 3月 24, 2018 at 6:15午後 PDT

Arigatō Japan

Nick Jonasさん(@nickjonas)がシェアした投稿 - 3月 25, 2018 at 4:40午後 PDT

There was something really special about these Japan shows. Thank you Kobe

Nick Jonasさん(@nickjonas)がシェアした投稿 - 3月 26, 2018 at 10:44午前 PDT