ゼッド、来日インタビュー! 大ヒット中の「ザ・ミドル」の制作エピソード語る

DJ、音楽プロデューサーのゼッドが「Echo Tour」日本公演のため来日。TVGrooveは公演前日に単独インタビューを行った。

ゼッドが来日するのは、約1年ぶりで通算10度目となる来日公演「ECHO TOUR」が千葉・神戸にて行われた。

ゼッドはこの2公演を皮切りに「ECHO TOUR ASIA 2018」をスタートさせ、日本の後は中国、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピンをまわることになっている。


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ーー約1年半ぶりの来日ですが、久々の日本はいかかですか?また、ちょうど桜が咲き始めたタイミングでの来日ですが、もう桜はご覧になられましたか?

ゼッド:まだ見られていないんだけど、ぜひ見てみたいな。帰る前には見に行きたいと思っているよ。


ーー昨日は東京ディズニーランドとシーに行かれて、エンジョイされている様子をSNSにアップしていましたがいかがでしたか?

ゼッド:すごく楽しかったよ。ディズニーシーに今まで行ったことがなくて、ディズニーランドには行ったことはあったけどそれでも少し違った経験になったよ。チームのみんなもすごく楽しんでいたし、すごくいい1日だった。リラックスもできたし、食事もおいしかったし、楽しかったよ。買い物もできたしね。

They say you can’t buy happiness..... but how do you explain this? (: @rukes)

Zeddさん(@zedd)がシェアした投稿 - 2018年 3月月20日午後5時26分PDT

ーーとても似合ってます。

ゼッド:ありがとう。




ーーそして今回は現在行っている世界ツアー「Echo Tour」の来日ですが、今回のツアーをどのような内容になっていますか?

ゼッド:とても素晴らしいものになっているよ。たぶん、今までやってきた中で1番楽しいツアーだと思う。今までで1番ダイナミックで、動きのあるショーなんだ。演劇のような場面もあって初めてのことだからとても興味深いんだ。新しい要素を加えて日本で開催できることが嬉しいよ。ツアーを始めたときは新曲「The Middle」をリリースする前だったけど、今回のショーには「The Middle」が入ってくると思うし、とてもワクワクしているよ。

ARIGATO, TOKYO

Zeddさん(@zedd)がシェアした投稿 - 2018年 3月月23日午前6時29分PDT

ーー去年の夏にリリースした「Get Low」ではワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロアーティストとして活動しているリアム・ペインさんとコラボを果たしましたが、リアムさんとのコラボはいかがでしたか?

ゼッド:リアムと一緒に仕事をするのは楽しいよ。初めてリアムに会った時は、あまりコラボすることは考えていなかったんだ。リアムのキャリアや彼のやりたいことを僕が汲み取る感じだったんだ。最初にリアムの曲を聴いたときは、制作の手伝いをするだけだと思っていたんだけど。制作途中で一緒に音楽を演奏していて、リアムが完成前の「Get Low」を気に入って、それでこの曲に関わりたいと思ってくれたんだ。それで「Get Low」でコラボすることになったんだよ。

Shout out to my buddy @liampayne for surprising the crowd and performing Get Low with me during my show. Love u

Zeddさん(@zedd)がシェアした投稿 - 2018年 3月月24日午後8時51分PDT

ーーMVを見させてもらったんですけど、ストリートパフォーマンスをしながらっていう映像がとても楽曲に合っていて楽しい感じがしました。

ゼッド:そうなんだ。すごく楽しかったよ。スピーカーが入っているバックパックを背負って、僕はキーボード、リアムはマイクをもってランダムにロンドン内を移動して撮影をしたんだ。道行く人は「え、もしかして…」って顔をしていて、とても楽しかったよ。



ーーそしてアレッシア・カーラさんがフィーチャリングした「Stay」が今年のグラミー賞のポップパフォーマンスにノミネートされ、アレッシア・カーラさんは見事、主要部門である新人賞を受賞されましたが、これらの朗報を聞いたときはいかがでしたか?

ゼッド:僕は彼女が受賞してすごくうれしかったよ。僕の知る限りでは、今年のグラミー賞はノミネート者全員が才能があって素晴らしい人たちで、半数以上とこれまでに一緒に仕事をしてきて。たくさんの友人たちがノミネートされて、とても嬉しかった。とくにアレッシア・カーラの受賞は嬉しかったよ。彼女とは一緒に曲を出して、何度も共にパフォーマンスをしたからね。受賞のニュースはとても光栄な気持ちになったよ。「Stay」もノミネートのダンスミュージックとしてではなくて、曲が浸透してポップとして認められたし、ジャンルを超えて成長したことが嬉しかったね。



ーー今、日本でも大ヒットしている「Stay」ですが、この曲に込められた思いやメッセージを教えていただけますか?

ゼッド:みんなが曲を聴いて感じたことをそのまま受け取ってほしいと思うんだ。僕が音楽を聴くときもいろいろと思うことがあるから、僕はどう思っているかは重要じゃないとおもうんだ。僕の曲を通して知り合った人たちの話を聞くのが好きなんだ。僕の曲が彼らの人生に影響を与えたとかね。だから彼らが感じたことを台無しにしたくないんだ。聴く人によって意味は変わるんだよ。

【動画】ゼッド&アレッシア・カーラ「ステイ」


1月には待望のニューシングル「The Middle」がリリースされました。こちらもキャッチーでとてもソウルフルで耳に残るインパクトのある楽曲なんですが、新生歌姫マレン・モリスそしてこれまでに何度も共演してきているプロデューサーデュオ、グレイとのコラボはいかがでしたか?

ゼッド:すごく楽しかったよ。「The Middle」歌うのが難しい曲だから、もしかしたら最もチャレンジな曲だったかもしれないね。マレン・モリスは素晴らしい歌声を披露してくれた、彼女を見つけるまでたくさんの歌手にあったよ。ソウルフルでキャッチ―な曲だといったけど、ソウルフルに聴こえるのはマレンのおかげなんだ。譜面上はそれほどソウルフルじゃないんだ、でも感情表現豊かなシンガーがそれを歌ったらソウルフルになるんだ。グレイとは多くの曲を一緒に作ってきたし、いつも作った曲を送り合っているんだ。一緒に仕事をしなくてもお互いを助け合っているんだ。今のエレクトロニックアーティストのなかでも才能豊かな2人で、彼らのと一緒に仕事をするのが大好きなんだ。だからこれからも一緒にたくさん曲を作っていきたいと思ってるよ。

【動画】ゼッド、マレン・モリス、グレイ「ザ・ミドル」



――ヒット曲をどんどん生み出していってるゼッドさんなんですが、オリジナルアルバムとしては2015年の「True Colors」をリリースしてから3年経ちますが、次のアルバムの予定はすでにあるのでしょうか?

ゼッド:今は音楽に集中していて、アルバムのことは考えていないんだ。アルバムを作るにはコンセプトをはっきりさせたいから、「True Colors」のようにね。アルバムを作るためにはコンセプトが必要なんだ。「Stay」「Get Low」「The Middle」とシングルを出し続けて、どうなるか知りたかったんだ。今のところうまくいっているし、今もいくつかのシングルに取り組んでいるよ。でもいつかはアルバムを作るために、ちゃんと時間をとってコンセプト探しをするよ。



――1月にゼッドさんが2017年を振り返る動画をツイッターで公開し、仕事もプライベートも充実したと話す反面、多くの課題もあったと語っていましたが、ゼッドさんは2018年仕事とプライベートで成し遂げたいことを教えていただけますか?

ゼッド:まず最初に日本でのショーが楽しみだよ。世界中で日本はお気に入りの国だし、日本のファンは素晴らしいからね。だからこの2公演は本当に最高のものになると思う。他には今取り掛かっているシングル2曲を仕上げたいな。1つ目は楽曲のシンガーを今探しているところで、もう6人くらい候補をあたってみたんだ。もう少し時間がかかるかな。あとはラスベガスの公演も楽しみにしているよ。やっぱり曲を書くことや、ショーとか今やっていることを続けていきたいな。


ーー今年もゼッドさんの活躍を楽しみにしています

ゼッド:ありがとう(日本語で)


たくさんお答えくださってありがとうございました。最後にTVグルーヴの読者にメッセージをお願いできますか?

ゼッド:TVグルーヴをご覧のみなさん、ゼッドです。まずインタビューを見てくれてありがとう、そしてみんなのサポートに感謝しています。みんなのおかげで僕はここにいられます。来日のたびに温かく迎えてくれてありがとう。今回の公演を楽しんでほしいし、来れなかった人は僕の曲を楽しんでほしい。次の来日で会おう。

(インタビュー、終わり)

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【リリース情報】

最新シングル
ゼッド、マレン・モリス、グレイ「ザ・ミドル」
好評配信中
https://umj.lnk.to/themiddle

日本公式サイト:http://zeddjapan.com