シェマー・ムーア、いまさら気が付いた「クリミナル・マインド」での大間違い! 「S.W.A.T.」来日インタビュー(2/5)

いよいよ6月22日(金)より、海外ドラマ「S.W.A.T.」がスーパー!ドラマTVにおいて日本初上陸。これを記念して主演俳優シェマー・ムーア(48)が来日。TVGrooveのインタビューに応じてくれた。

「S.W.A.T.」は、ロサンゼルスを舞台に、強盗事件、テロリズム、刑務所暴動、麻薬取引、ギャング抗争といった、凶悪事件収拾のために発動するロサンゼルス市警所属の特殊武装戦術部隊の活躍を描いた作品。「クリミナル・マインド」モーガン役でお馴染みのシェマー・ムーアが演じるのは、ある事件の結果はからずして、百戦錬磨のスワット部隊を率いる立場となったダニエル・“ホンドー”・ハレルソンだ。

――スワットはこれまでも、ドラマや映画の題材として何度も採用されてきました。この番組では、凶悪犯との戦いのみならず、地味ともとれる仕事に挑む姿も描かれていますね。本作に出演が決まって以降、新たに知ったことはありましたか?

シェマー:　以前はスワットについて、ニュースで観るくらいのことしか知らなかったよ。「クリミナル・マインド」にも出てきたけれど、おおよそ目立つ扱いではなかったし。
おかしいことなんだけど、「S.W.A.T.」にキャスティングされ、スワット隊員を演じることになってから、間違いにいまさら気が付いたんだよ(笑)。「クリミナル・マインド」で、犯人を捜して現場に真っ先に飛び込むのは、モーガンを含むFBIのチーム、最後にスワットが続いていたんだけれど、実際は逆、FBIが後から続くものなんだ。
「クリミナル・マインド」における“ヒーロー”はぼくらだったから、というのがキモなんだけれど、いまや自分がスワットの一員になるとはね。



スワットがどう動くか、どんな銃火器を使うか、どう考えるか。これまで演じてきたキャラクターとはまったく違うから、興味深い内容を、数えきれないほど学ばなくちゃいけなかった。本物のスワット隊員たちと仕事をすることで、チームとして、個人として、どう考えどう動くかを学ばせてもらったよ。
実は現実世界において、任務中に命を落としたスワット隊員は、たったひとりだけなんだ。この数字は、いかに彼らのスキルやチームワークが優れているかを示していると思う。



テクニックも、装備も振る舞いについてもそう。ぼくらは現実のスワットが動くように動いている。ただ実弾は使わないだけでね。きちんとやれば、視聴者も盛り上がってくれる。
ただ正しく伝えなくちゃいけないという責任も感じる。そして彼らへの敬意を払わなくちゃ。視聴者が望むアクションヒーローの姿を見せるとともに、彼らの人間性を理解してもらいたい。
警察と一般市民の間の緊張感が高まっている背景があるからこそ、信頼を取り戻し、理解を深めてもらいたいという気持ちでやっているよ。

(インタビューその3へ続く)







【放送情報】
「S.W.A.T.」
スーパー!ドラマTVにて、6月22日(金)22:00独占日本初放送スタート!
【二カ国語版】毎週金曜22:00 ほか 【字幕版】毎週金曜24:00 ほか
公式ホームページ:http://www.superdramatv.com/line/s.w.a.t./
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