チャーリー・プース、来日公演を開催! 「ツアーの中でも最高の観客だよ!」[ライブレポート]

チャーリー・プースが、最新アルバム「Voicenotes」をひっさげて来日。大阪、幕張、東京をまわる初のジャパンツアーを開催した。

2016年のサマー・ソニックに出演して以来、約1年ぶりの来日となるチャーリー・プース。今回は初の単独来日公演ということで、チケットが販売されると即日完売。その後、発表された追加公演もすぐにソールドアウトする人気で、ツアー開始前から大きな話題を呼んでいた。

11月19日(月)に大阪にて1日目の公演をおこなったチャーリーは、その後、東京に移動。そして11月21日(水)、幕張メッセ イベントホールにて2日目の公演を開催した。

午後7時半すぎ、チャーリー・プースがステージに登場すると、待ちわびていたファンから大きな歓声が上がる。チャーリーは「The Way I Am」でステージをスタートさせ、「東京、みんな元気ー?」と呼びかける。観客もそれに大歓声で応え、会場のボルテージは一気に上昇。チャーリーは、伸びのある歌声を披露。そして、観客との駆け引きを楽しんでいる様子だ。



ヒットシングル「HOW LONG」では、ショルダーキーボードを使った演奏で、会場を圧倒。その後も「Empty Cups」「Talk」など、最新アルバム「Voicenotes」からの曲に加え、「One Call Away」、「Suffer」など、おなじみの人気曲も惜しみなく繰り出していく。

また、「今まで1度しか、日本でパフォーマンスをしたことがないのに、すぐにチケットがソールドアウトすると思っていなかったよ。素晴らしいサポートをありがとう」、「今日テイラーもコンサートを開催しているんだけど、みんなこっちに来てくれてありがとう」と、ジョークも交えながらファンに感謝の気持ちを語った。



アコースティックで「Change」を披露すると、チャーリー・プースの美しい歌声が会場に響き渡り、涙を見せるファンの姿も。観客が一斉にスマホのライトを点灯させ、会場が光の海となる幻想的な場面もあった。

以前、チャーリー・プースが日本に滞在した際に制作されたという、セレーナ・ゴメスとの大ヒット曲「We Don’t Talk Anymore」も、スペシャルアレンジ版で披露。ファンも一緒に大合唱し、大盛り上がりをみせた。

MCでは、「まだおいしいラーメンを食べてないんだけど、オススメある?」とファンに尋ねるシーンも見られた。



チャーリー・プースの歌声に大きな反応を見せる観客に、「ツアーの中でも、最高のオーディエンスだ。本当にすごい」と驚いた様子だった。

最後に、「BOY」の演奏に合わせて、「Tokyo I love you」、「Thank you so much Tokyo」と笑顔で歌う、可愛らしい一面も見られた。

ステージを後にし、もう一度もどってくると、代表曲「See You Again」を披露し、ファンもいっしょに歌い感動冷めやらぬまま、コンサートは終了した。