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“ネクスト・ジョニデ”アーミー・ハマー初来日インタビュー[その2]「ジョニー・デップは唯一無二のユニークな俳優だね」

2013年5月17日
“ネクスト・ジョニデ”アーミー・ハマー初来日インタビュー[その1]からの続き


Q. キャリアを始めた当初はTVドラマの出演が多かったですが、映画界に進出してからは大物プロデューサー、大物俳優との共演が多くなっていますね。キャリアを積む過程で自身を取り巻く“変化”みたいなものはありましたか?

A.
その過程で自分が得意なものは何か、逆に不得意なものは何かということを学んだね。あと、演劇学校で学んだ技術、演技を現場で実際に生かすにはどうしたら良いか? とかも学んだよ。一番学んだことは、僕はテレビ業界は好きじゃないってことだね。自分には向かないって気づいたから、今後は映画一本でやっていこうと思ったんだ。


Q. なぜ、自分には向かないと思ったのですか?

A.
テレビは全てがフォーミュラ化してるから。撮り方も決まっているし、やることも決まっているから、毎日が同じことの繰り返しなんだよ。(ドラマの場合)1エピソードを9日間で撮影して、カットにしても「アップで撮ろう」とか「次はひいて撮ろう」とかばかりで、すごい退屈してしまうし、何にも刺激にならないって思ったんだ。

僕はとにかく若いころから演技の道を志して、演技や俳優そのものにすごい敬意を抱いているから、どうしても、そういうのには値しないんじゃないかって気になったんだよね。あとはやっぱり個人的な好みもあって、舞台が好きって人もいれば、テレビの方が映画より好きって人もいる。ただ僕はやっぱり映画の方が好きなんだよね。


Q. これまで共演してきた俳優、女優で最も印象に残った人物は誰ですか?

A.
やっぱりジョニー・デップだね。彼は本当、唯一無二のユニークな俳優だと思う。お金とか名声とか、スターにまつわるようなことを全く気にしていないんだ。それよりも、自分が大好きな音楽や、俳優としての仕事、家族、そしてもちろんファンが何よりも大切って考えている俳優で、実際接してみるとスターとは考えられないような、ものすごく普通の人なんだ。そういうところもすばらしいと思うね。

Q. 本作で注目してほしいシーンは?

A.
全編がハイライトシーンだよ。馬が登場するシーンは特に面白いね。10か月もかけて撮影したフィルムは、300万フィート(約1万メートル)もの長さになったんだ。


Q. ジョニー・デップ演じる“トント”との関係性は?

A.
何もかも正反対で、はじめは衝突ばかりする2人だけど、ともに冒険を続けていく中で、協力して巨悪に立ち向かい、段々と本当の相棒になっていくよ。


Q. 将来共演してみたい俳優、女優は? 挑戦してみたい役柄やジャンルはありますか?

A.
特にこういった役柄、ジャンルというこだわりはなくて、何でも挑戦しようと思っているよ。クリストフ・ヴァルツと共演できるならしてみたい。彼はすばらしい役者だからね。


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【動画】最後に世界を救うのは正義か? 復讐か―? 「ローン・レンジャー」予告編



■ 映画情報

「ローン・レンジャー」

少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョン(アーミー・ハマー)を甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。

8月2日(金)より全国にて公開

製作 : ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー
監督 : ゴア・ヴァービンスキー
出演 : ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター

配給 : ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

公式サイト : //www.disney.co.jp/loneranger/

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