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ハリウッドで挑戦し続ける日本人俳優・尾崎英二郎が海外ドラマ「TOUCH/タッチ」を語る! [その2]

2014年1月10日
尾崎英二郎尾崎英二郎
インタビュー前半はコチラ↓↓
ハリウッドで挑戦し続ける日本人俳優・尾崎英二郎が海外ドラマ「TOUCH/タッチ」を語る! [その1]


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Q. 「TOUCH/タッチ」の中で、好きなエピソードはありますか?

A. もちろん第1話、自分が出ているので思い入れがあるというのもありますが(笑)、フランシス・ローレンス監督が担当したエピソードというのもポイントです。映画「アイ・アム・レジェンド」でもそうでしたが、人の孤独さを描くのが上手い監督さんだなと思っています。キーファー・サザーランドが演じるマーティン・ボームも、息子との距離感がわからなくて、一生懸命話しかけるけど息子は無言症だから、お父さんの独り言みたいになっているんですよね。愛があるのにコミュニケーションできない、せつない姿が、非常に上手く描かれています。

あとは、第6話「過去の忘れもの」もオススメですね。同じアジア人の女優さんが出ているというのもありますが、ストーリーが胸を打つ展開なんですよ。個人的に好きなエピソードです。このドラマって、何人かの人間が出てきて、何人かがからみあい、しかも最後にそれが同時に解決するようなストーリーラインになってる。1話完結だけど、すべて繋がってる、そういう構成も面白いと思います。



Q. 「TOUCH/タッチ」では、運命や偶然などをテーマにしていますが、同ドラマに出演して考えが変わるなど、ご自身への影響を感じることはありましたか?

A. あります。元々、偶然てあんまりないと思っていたんですが、このドラマに出て、そして観てみて、やっぱり世界はどこかでつながってるんだなと改めて思うようになりました。昔、大好きな映画の中で見事なアクションを演じていたスタントマンと香港で初めて出会う機会があったんです。それから11年後、今度はメキシコという全く別の場所で、当時自分が撮影していた映画で、なんと僕のシーンのアクションの演出に急遽決まったのが彼でした。そんな信じられない縁もあるんです。出会った香港でもなければ、活動拠点のロサンゼルスでもない場所で再び出会えるなんて、偶然なんかじゃないですよね。

また、まだビザも無い身で訪米して、芸能エージェントと契約すらしていなかった時期に受けたわずか数分間の演技テストがきっかけで、「HEROES/ヒーローズ」出演の奇跡が生まれたということもありました。それが無かったら、「TOUCH/タッチ」への出演も起きていなかったのかもしれません。人との出会いにしろ、映画や言葉との出会いにしろ、それぞれの出会いには意味があって、すべてはどこかで繋がっていると、日々、意識しています。この作品のテーマには共感する部分が大きいです。


Q. 「TOUCH/タッチ」では、日本が多く取り上げられていますが、その点についてどう感じられますか?

A. 「HEROES/ヒーローズ」のティム・クリングさん自身、とても視野が広くて知識が豊富なので、そういう方の作品に、二度も続けて出演できるということ自体うれしかったです。日本のことが大好きなティムさんなので、ドラマ内での日本の描かれ方を見ても、日本に対する理解が深いことが伝わってきますし。第1話に登場する渋谷のスクランブル交差点のシーン、たまたま撮影日が同じだったので見せてもらったのですが、すごくよく出来ていましたよ。「日本」の現在を描こうという設定で、渋谷や女子高生に着目するという点もさすがですよね。面白いな~と色々感心させられました。


Q. 尾崎さんから見たキーファー・サザーランドについて、教えてください。

A. 最初にキーファーの演技がスゴイと思ったのは、「ア・フュー・グッドメン」という映画を観たときでしたね。メインキャラクターではなかったんですが、難しい役を繊細に表現していて、光る演技をしていました。そのあとドラマ「24」が流行って、ああいうドラマに出たいなと思っていました。でも、渡米直後にシリーズが終わってしまって、残念だなと思っていたんです。そんなところに巡ってきたのが「TOUCH/タッチ」でした。FOXチャンネルのキーファー主演ドラマという意味では「TOUCH/タッチ」も同じような存在ですよね。尊敬できる人がいる現場に携わることができて、とても良かったです。

また、「24」で8シリーズにわたり父親を演じていたのに、また父親役に挑戦すると いう点がすごいと思いました。確かに「TOUCH/タッチ」と「24」では違う父親像ですが、普通だったらガラッと異なる役をやりたいなって思うはずなのに、敢えて挑戦して、しっかり演じ分けるというね。当時の評論家たちからも、キーファーの演技やTVドラマへのカムバックについて、高く評価されていました。


Q. これから挑戦したい役柄やドラマなどありますか? 今後の展望について教えてください。

A. 先ほど出た「ア・フュー・グッドメン」もそうですが、法廷劇に興味があります。医者や刑事、政治家など、言葉の壁で一番キツいところに挑戦していきたいです。あとは、今回の「TOUCH/タッチ」の役柄のように、ひとクセある人物を演じてみたいですね。たとえば、どこからどう見ても好青年なのに実は黒幕だった、というような役柄とか。俳優としての幅を広げるために、色々挑戦していきたいと思っています。

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インタビューつづきはコチラ↓↓
【動画】 キーファー・サザーランド主演海外ドラマ「TOUCH/タッチ」の魅力を出演俳優 尾崎英二郎が語る [その3]




■放送情報:

「TOUCH/タッチ」

AXNにて2014年1月1~3日プレミア一挙放送!
[連日夜9時スタート 4話連続]

詳細・加入はコチラ↓↓↓
//axn.co.jp/promotion/sptv201312/


■DVDリリース情報:

「TOUCH/タッチ」

2014年1月8日(水)
DVD-BOX1発売
vol.1-6 レンタル開始

2014年2月5日(水)
DVD-BOX2発売
vol.7-13 レンタル開始

詳細はコチラ↓↓↓
//video.foxjapan.com/tv/touch/


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